外貨両替より、クレジットカードの海外キャッシングの方がお得だが…

クレジットカードでもやはり手数料は発生する

外貨を得る手段は、

  • 外貨両替(空港・銀行など)
  • 国際キャッシュカード

などがありますが、この2つの方法より、「クレジットカードのキャッシング」の方が得です。ただし実は、クレジットカードでもある程度手数料は取られるということは知っておきましょう。

どのくらい取られるかというと、

  • ニュースで報道される「レート」(ドル円など)に、
  • VISA・Masterなどのブランドが、1%~2%程度、上乗せする
  • そこにさらに「三井住友カード」などのカード会社が、
  • 「1.6%」ほど上乗せする
  • つまり「大体3%」ほど、本来のレートより、高くなっている

ということ。もう少し解説します。

「為替相場」と「両替相場」

外貨両替には「2つの相場」があります。

  • 為替相場…世界で決まっているもの
  • 両替相場…VISAなどのブランドや、三井住友カードなどの「カード会社」が決めるもの

です。両替相場という言葉はありませんが、わかりやすく作った言葉です。

で、一番安いのは当然「為替相場」です。これは、毎朝ニュースで報道されているやつですね。「今日のドル円相場は…」というものです。たとえば、

  • 「1ドル100円」だったら、
  • 「1ドル欲しい」と思ったら、
  • 「100円出せばいい」

ということです。これが手数料などが一切かかっていない、純粋なレートなんですね。で、たとえばVISAで海外でキャッシングする場合、

  • ここにVISAが「1%」程度の手数料(上乗せレート)を加える
  • 100円の1%なので、1円高くなる
  • 「100円」で買えたドルが、
  • 「101円」出さないと買えなくなった

ということです。もちろん、これだったらただの小銭ですが、

  • 「100万ドル」を買おうとしたら、
  • 純粋なレートだったら「1億円」で買えたのに、
  • VISAのレートを使ったら「1億100万円」必要になった

ということです。つまり「100万円損した」ということです。

VISAのレートが高いわけではない

上のように書くと、まるでVISAが暴利を貪っているようですが、もちろん違います。

  • 決済という複雑な業務を代行している以上、
  • システムのメンテナンス費など、ありとあらゆるコストがかかっている
  • だから、その維持費は当然、「上乗せレート」で取る必要がある

ということです。もちろん、維持費だけでなく、

  • 企業である以上、投資家の投資が必要
  • 投資家は「利益が出ている企業」に投資する
  • だから、事業を続けるためには「利益を出す」必要がある
  • だから、その分も上乗せしないといけない

ということです。要は「VISAはVISAで、大変」なのです。資本主義というのは、「呼吸をするように、全員利益を求めないといけない」わけですね。それが嫌なら、共産主義はもう失敗したので、頑張って体を鍛えて、無人島か森の中で生活するのがいいでしょう。

ということで、

  • 外貨を得るためのコストが一番安いのは、
  • VISA・Master・JCBなどのクレジットカードだが、
  • それでも「合計3%」程度の「上乗せレート」は取られている

ということは知っておきましょう。

10万円引き出すと、いくら取られる?

「取られる」というとネガティブですが、わかりやすく書きました。で、仮に「3%」だとしたら、

  • 10万円の1%が「1000円」なので、
  • 「3000円」の手数料が取られている

ということ。「わお」と思った人も多いでしょう。海外生活でも月15万円は使うので、大体毎月5000円「手数料で消えている」ということです。

繰り返しますが、一番安いJCB・Master・VISAなどのキャッシングでも、これだけかかるのです。

  • Master・VISAなどが定めているレート…+1%~2%程度
  • さらに「ライフカード」などのカード会社が定めるレート…+1.6%程度

ということですね。合計2.6%~3.6%程度、ニュースで流れる「今日の為替相場」にプラスされるわけです。

外貨を使う時点で、金銭的には必ず損する

これはお金の鉄則ですが、外貨を使えば、金銭的には必ず損するのです。理由はカンタンで、「外貨は、買い物」だからです。つまり、

  • 「ドル」という商品を、
  • 「日本円」というお金で買う

ということなんですね。当然ですが、買い物はすればするほど損をします。だから、外貨両替もすればするほど、損をするのです。

「いや、FXは儲かるじゃん」という人もいるでしょうが、あれは儲かりません。儲かっているのは、

  • 業者
  • 運が良かった人
  • 投資の天才

の3通りだけであり、ほとんどの人が悲惨な状態になっているのは、知っての通りです。彼らは「ブランド物以上に、買ってはいけないもの」を買ってしまったのです。つまり「大量の外貨」という買い物をして、ショッピング破産したのです。

というように「外貨を使う」ということは、「それで何か買い物をしなかったとしても」、両替した時点で、海外でキャッシングした時点で、それ自体が、もう買い物なのです。だから、お金のロスが大きいのは当然なんですね。

「両替総コスト」という表現に注意

ここまでの説明を読んだ上で、クレジットカードの情報サイト(当サイトもですが)によく書かれているパターンを見ると「両替総コスト、○○円」というものがあります。たとえば、「10万円の両替総コスト、140円」というようなものですね。

そんなわけがないのです。あったらとっくに、全員殺到しています。

繰り返しますが、クレジットカードで海外キャッシングをする時は、

  • ①…VISA・Master・JCBなどが決めるレート
  • ②…カード会社それぞれが決めるレート

が「ダブルで」加算されます。で、上の「総コスト」と言ってるのは、②の「カード会社」の方が、それだけですよ…ということです。たとえばMASTERのレートが仮に「1%」だとすると、

  • ①…10万円の1%なので、まず「1000円」の手数料が発生
  • ②…それに「総コスト」と書かれていた「140円」が追加

ということ。なので「本当の総コスト」は、「1140円」なんですね。確かに普通だったらこれが「2000円~3000円」なので、これらのクレジットカードはかなり安いです。情報サイトも嘘を書いているわけではありません。

ただ「総コスト」という表現は、少々注意が必要です。先に書いた通り「外貨を手にすること自体が、もう買い物」なのだから、そんなに安くなるわけがないのです。

「何のために、海外に行くのか」

ちなみに、上の「10万円で1140円」ですが、個人的には高いと思います。これは日本にいたら、使わなくていいお金だからです。なので「どうしてこういう負担をしてまで、海外に行くのか」ということを、考えるべきなんですね。

  • 物価の安い国で、総合的に節約になる
  • 自分の場合、海外の方が稼げる

というのがまず、金銭的な理由。「節約」か「稼げる」かの2通りですね。次に、「節約にもならないし、稼げもしない」けど、

  • お金以外の喜びを求めていく
  • 海外の大学を出ることで、将来的にリターンが見込める

などの場合はいいでしょう。ただ、この場合は、

  • お金以外の喜び→お金は失う(手数料分)ことは覚悟する
  • 海外の大学→海外大卒の肩書が、どれだけ役立つかは未知数

ということは、意識しておいた方がいいでしょう。

クレカの細かい知識より、重要なこと

上のような話は精神論だと思われがちですが、そうではありません。実はこれらが一番具体的かつ効果的な視点です。というのは、

  • クレジットカードの還元率の比較は、
  • 「絶対に必要なもの以外、何も買わない」のがベスト

という結論になるし、

  • 外貨両替の手数料の比較は、
  • 「どうしても海外に行くべき」理由がなければ、行かないのがベスト

という結論になるからです。それぞれ説明すると、

  • 高還元率といっても、所詮は平均1.5%程度
  • 100万円買い物して、ようやく1万5000円
  • 「100万円の買い物」の中で、少し節約したら、
  • 軽く「5万円」くらいは浮くはず

ということです。もちろん、この100万円が「絶対に必要な出費」だったら、1万5000円得したことになります。なので、それならいいのです。

しかし、そうでなければ「ポイント・マイルのために、無駄な支出をする」という、よくある「本末転倒」な行動になります(あと2000円で送料無料!などと言われて、特に必要でもないものを、追加で買ってしまう…とかですね)。

生活費を、1枚のカードに集中させたとしたら?

高還元率のクレジットカードをうまく活用できる方法があるとしたら、

  • 食費
  • 住居費
  • 最低限の服代
  • 税金などの支払い

を、すべて一枚のクレジットカードに集中させる…ということでしょう。これだったら、200万円近くは必ず支出するので、年間3万円程度得する…ということになります。

クレジットカードの使えるスーパーなら、食費は全部クレジットカードに集められますし、家賃についても、最近はクレジットカードで払える不動産屋さんも増えています(もっとも、手数料が取られることがあり、それだと軽く還元率を超えてしまうのでNGですけどね)。

服代ももちろんOKで、税金類の支払いも、少々複雑ではありますが、nanacoへのチャージを経由すれば、いくつかのクレジットカードなら、これもポイント・マイルに還元できます。

その労力を、起業や投資に向けた方が効率的?

少々突飛に思われるかも知れませんが、冷静にお金のことだけ考えると、

  • 高還元率のクレジットカードにすべての支出を集中させる…
  • …という努力をして「年間3万円」浮かせるより、
  • 起業して、一気に年収1000万円を超える

という選択肢の方が、実は合理的という発想もあります。というのは、

  • すべての支出を、一枚のカードに集約するのは、それなりの労力がかかる
  • 実は人間の生活には、こういう「無駄な労力」が膨大にあり、
  • これらを全部カットするだけで、
  • 多くの人は、自分が思っているより、遥かに上の力を出せる

という現実があるからです。比叡山の千日回峰行などの、人体の常識を超えた修行を達成する行者たちは、家族も含め「他のものを、すべてカット」しているからできるのです。魚の体が「泳ぐためだけ」にあるように「行のためだけ」の体になっているんですね。行の時は。

なので、あくまで一つの見方ですが、むしろ「そういう人生」に自分を持っていく方が、遥かに合理的なのではないか?という考え方もあるわけです。「起業して成功する、ただそのためだけの体」に自分を持っていくわけですね(もちろん、数年でいいです。一生やる必要はありません)

そして、そういう「集中」をする上で、「支払いを一枚のクレジットカードにうんぬん…」というような「日常の雑務」は、基本的にノイズになるのです。つまり、

  • 普通の人が「年収1000万円」を稼いだり、起業するのが難しいのは、
  • 実は能力の問題ではなく、
  • こういうノイズの海に、自分から飛び込んでしまっているから

ということも言えるわけです。あくまで一つの考え方ですが、

  • 私達が「合理的」とか「効率的」と思ってする、
  • すべての細かい計算(学歴主義含む)は、
  • 実はそれほど「合理的」ではないのかもしれない

ということです。あるアメリカ人の起業家が

大きいことをするのも、小さいことをするのも、実は労力は同じだ。

と言っていましたが、「どうすれば、金銭的に得するか」という計算も、実は「大きなものを狙う」の一点につきるのかも知れません。これは、「女性にモテる方法」を、まじめに研究している男性を、女性の側から見ればわかるでしょう。

  • どうでもいい演出を気にしたり、
  • 細かい髪の毛の乱れなんか気にするより、
  • 金持ちになるとか、天才的な技術を身につけるとか、
  • 若さを保つために体を鍛えるとか、
  • 話しているだけで、伝えなくても伝わるような人格を磨くとか、
  • そういう根本的な努力をしろよ

…と、まともな女性なら思うでしょう。(そう思わない女性は、多分まともではないです)。この「女性」を「お金」に置き換えれば、結局「お金の貯まる人生」とか「損しない人生」というのは、

  • 還元率がどうとか、両替手数料がどうとか、
  • 細かいことをあれこれ気にするよりも、

  • 起業して、一心不乱に働いて大金を稼いだり、
  • あるいは、世俗の欲望を絶って、ひたすら節約したり

…という「生き方」レベルの改造が、結局鍵になるのだと思います。「還元率」などの知識を得ることでも「多少は」得する人生を歩めるかも知れませんが、所詮「タバコ代」にもならない程度でしょう。

もちろん、それが悪いということではなく、要は「ライフハック」という「趣味」の世界であり、「本当にお金がほしいなら、もっと大きいことを考えた方がいい」といえると思います。(私自身がまだお金持ちではないので「思います」という表現になってしまいますが、お金持ちの人々を見ている限り、それで間違いないと思います)

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