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JGC修行とは?最安の費用で上級会員になる2つのおすすめ方法!

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フライト

JGC会員を目指すためには、厳しい条件をクリアする必要があります。俗に、「修行」と表現されるほど、その道のりも簡単ではありません。それでも、効率的に上級会員を目指せる方法もあります。

本記事では、「50,000FOP獲得」と「50回以上の搭乗」のそれぞれでJGC会員を目指す具体的な方法についてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

JGC修行とは?

JALグローバルクラブ会員になるのは修行と呼ばれる険しい道のり

JALグローバルクラブ(JGC)会員になる基準は厳しいことで知られています。もちろん、上級会員への道のりということなので、その資格を得るための条件も厳しく設定されていることは仕方がありません。

細かいサービスステータスなどは別の記事でまとめてありますので、詳細はそちらをチェックしていただくとして、ここではJGC会員資格獲得のための具体的な方法についてご紹介していきます。

まず、JGC会員資格を得るための条件は以下の2通りです。

  1. 1月~12月の間で50,000FLY ON POINT(うちJALグループ便25,000FLY ON POINT)以上
  2. もしくは50回以上の搭乗(うちJALグループ便25回以上の搭乗)かつ15,000FLY ON POINT以上

このようになっています。「1月~12月」とあるように、1年間の間に50,000FOP貯めるか、もしくは50回以上の搭乗+15,000FOP以上というどちらかの条件を満たす必要があります。

1年間という限られた期間内にハードルの高い条件を満たさなければならないため、「JAL修行」とか「JGC修行」、「FOP修行」などと言われているのです。

海外出張や国内旅行での取得が王道だが無理して取得するから修行と呼ばれる

飛行機イラスト

「でもただポイントを獲得するだけでそんなに大変なの?」と思われる人もいるかもしれませんが、上記の条件はよほど頻繁にフライトを利用しなければ達成することのできない条件です。

そもそもFOPは、マイルなどのように買い物をしたり共通ポイントから移行すれば簡単に貯まるというポイントではなく、フライトを利用しなければ貯まらないポイントですので、出張や旅行などで相当数のフライトをこなさないとなりません。

しかも、「たまに出張」・「たまに旅行」という程度では条件を達成するのはまず無理です。上級会員としての資格基準を達成させるためには、想像以上のフライトをこなさなければなりません。

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JGC修行を行う前に知るべき知識

まずはFLY ONポイントを理解しよう

以上のように、JGC会員資格を得るためには、50,000FOP貯めることをまず考えてみましょう。「50回搭乗」でも、結局は15,000FOP貯める必要がありますので、JGC会員の修行を理解するためには、まずFOPとは何か?を知っておく必要があります。

重要なのは、FOPはマイルとは別に付与されるポイントだという点です。マイルであればフライト以外でもショッピングなどで貯めることができますが、FOPはフライトでしか獲得できないポイントです。つまり、JAL便もしくはJALグループ便への搭乗が大前提なのです。

FLY ON POINTの計算方法

  • FOP=フライトマイル×FOP換算率+搭乗ボーナスFOP

FOPは、フライトごとに付与されるマイルにFOPの換算率を掛けた数字にボーナスFOPが加わります。それらの合計がFOPとして付与されます。ちなみにFOP換算率は以下のように決められています。

  • 国内線→2倍
  • 国際線アジア/オセアニア→1.5倍
  • 国際線その他→1倍

フライト距離が短ければ短いほどフライトマイルも少ないため、FOPの換算率は高めに設定されています。国内線は2倍ではあっても、それでも国内で近い距離をちまちまと搭乗するより、一度に遠い海外へ一気にフライトしてしまった方がFOPを稼ぐことができます。

このあたりはケースバイケースということになります。「一気にFOPを稼ぐ」という点では、例え換算率が1~1.5倍であっても、海外へ行った方が稼ぎやすいです。

ただし、FOPの計算方法などは暗記したりする必要はありません。JALの公式ページにもちゃんとFOPを自動計算してくれるフォームがありますので、そちらを参考にすれば問題ありません。

FLY ON POINTはJALだけでなくワンワールド系航空会社のフライトでも貯まる

FOPは、JALの加盟するワンワールド所属の航空会社でも貯めることができます。

ワンワールド加盟航空会社 アメリカン航空、ブリティッシュエアウェイズ、キャセイパシフィック航空、フィンランド航空、イベリア航空、JAL、LATAM航空、マレーシア航空、カンタス航空、カタール航空、ロイヤルヨルダン航空、S7航空、スリランカ航空

これら航空会社の中でも、JALを除いて人気なのがマレーシア航空です。日本からも行きやすく程よい距離を稼げる上にFOP換算率が1.5倍ですので、FOP修行で利用する人も少なくありません。

そして最後に「搭乗ボーナスFOP」。これは、搭乗運賃に対して最大400FOPが付与されるボーナスです。今まではプレゼントキャンペーンとして付与されてきましたが、現在ではキャンペーンではなく常時付与されるようになっているので、キャンペーン期間を気にしなければならないデメリットが解消されました。

対象運賃 搭乗ボーナスFOP
大人普通運賃、小児普通運賃、往復割引、JALビジネスきっぷ、eビジネス6、株主割引、身体障がい者割引、介護帰省割引、特便割引1、特便割引2、特便割引3、特便割引7、特便割引21、離島割引、特別往復割引など 400FOP
特別乗継割引、小児特別乗継割引、身体障がい者特別乗継割引、乗継割引7 200FOP
先得割引タイプA、先得割引タイプB、スーパー先得、ウルトラ先得、当日シルバー割引、おともdeマイル割引、乗継割引28、スカイメイト、特典航空券、個人包括旅行運賃、包括旅行運賃、修学旅行運賃 0FOP

以上のように、先得やパッケージツアーなどでは搭乗ボーナスFOPの付与がありません。

常時キャンペーンをチェックすれば効率よくFLY ONポイントを貯められる

JALでは、頻繁にFOPのプレゼントキャンペーンを行っていますので、そうしたキャンペーンを狙えば効率的にFOPを加算させることができます。例えば、JALカード会員限定で「期間中搭乗で初回搭乗時に5,000FOPプレゼント」といったようなキャンペーンであれば、一気にFOPを稼げます。

また、りそな銀行の「りそなJALスマート口座」を開設して、その年の12月31日までにJAL便に搭乗すれば1,000FOPをプレゼントしてくれる特典もあります。こうした特典やキャンペーンを逃さずチェックすることで、効率よくFOPを稼げます。

「乗らなきゃ貯まらない」のがFLY ONポイント!搭乗実績こそが要

しかし、いくらキャンペーンや特典を利用したとしても、それだけで50,000FOPを貯められるわけではありません。さらにFOPを上積みしていくためには、やはり搭乗実績こそがカギを握ります。乗らないで貯まるなら「修行」とは呼べませんので、そこはフライトあってこそのFOP。「乗らなきゃ貯まらない」のです。

FOP単価

計算機

FOP修行では、「FOP単価」という数値が効率性を計る上で役立ちます。単純に、フライトの運賃をFOPで割ればFOP単価が出ます。弾き出されたFOP単価は数値が低ければ低いほど良く、10未満であればかなり効率的なフライトとなります。

しかし、FOP単価だけを意識しすぎるのも危険です。FOP単価が10未満で効率的に見えても、一度に貯まるFOPが少なければ目標に届かない可能性もあるからです。

例えば、羽田から那覇までのフライトでは、ファーストクラスを利用するよりクラスJを利用した方がFOP単価は優れていますが、貯まるFOPは積算率の高いファーストクラスの方が多くなります。

FOP単価は、あくまでも効率的な指針を計るだけにとどめておく方がいいでしょう。こだわりすぎてしまわないこともまた大切で、FOPを貯める戦略のひとつとして参考にするのがおすすめです。

「50,000FOP」のJGC修行を最安の費用で完了するおすすめ路線!

「オカシンタッチ(OKA-SIN路線)」がイチバン効率良くポイントを稼げる

俗にいう「FOP修行」を効果的に行うには、距離数を稼ぎつつ経済的にFOPを貯めていく必要があります。ただし、日帰りや2日間程度だと海外までのフライトはちょっと厳しいので、国内路線で距離を稼ぐ必要があります。

とは言うものの、「一度に多くのFOPを稼ぐ」ということであれば、海外を絡めて考えた方がいいでしょう。そこでおすすめなのが、「オカシンタッチ(OKA-SIN路線)」と呼ばれる路線を利用した方法です。

オカシンタッチとは?沖縄-東京-シンガポールで合計6便を3日間で乗る修行方法!

「オカシンタッチって何?」と思われる人の方が大半かと思います。世界の空港においては、それぞれの地名を3文字で表記しています。沖縄の場合は「OKA」で、シンガポールは「SIN」となっています。

これを足して「OKA-SIN=オカシン」です。そしてなぜ「タッチ」なのかというと、目的地についたらタッチしてすぐに戻ってくるようなイメージから名付けられています。

完全な造語ではありますが、この方法がJGC修行の諸先輩方の編み出した最も効率的なFOP獲得方法なのです。

  1. 全国各地の空港→沖縄
  2. 沖縄→東京
  3. 東京→シンガポール
  4. シンガポール→東京
  5. 東京→沖縄
  6. 沖縄→全国各地の空港

上記の6便を3日間でこなすのがオカシンタッチです。もちろん、十分に時間があるならもっとゆっくりするのも構いませんが、一般の人ならそれほど多くの時間的余裕もないでしょう。

そのために編み出されたのが、「最小の日数で効率よくFOPが貯まるオカシンタッチ」なのです。

オカシンタッチを3日間でこなすにはフライト開始時間も大切です。ここでオカシンタッチを東京発で利用した場合のタイムスケジュールを見てみましょう。

1日目 6:25羽田発→9:20那覇着
1日目 12:50那覇発→15:00羽田着
※その後成田へ移動
1日目
~2日目
17:55成田発→0:45シンガポール着
2日目
~3日目
日付が変わるまで現地滞在
3日目 2:15シンガポール発→9:45羽田着
3日目 11:05羽田発→14:00那覇着
3日目 16:00那覇発→18:10羽田着

最初と最後に関しては、地方の人であれば最寄りの空港利用でOKです。一日目の最初は地方の空港→那覇、最終日は那覇→地方の空港で大丈夫です。ここでは分かりやすく羽田を例にしています。

早朝からの出発で3日目の18:00まで目一杯の時間を使って3日間でFOPを稼ぐ方法となります。ちなみに羽田の場合、6:25発となっていますが、8:50発のフライトでも那覇着が11:45ですので、那覇から羽田までのフライトにはギリギリ間に合います。

つまり、6:25発と8:50発の間のフライトであればOKということになります。なるべく余裕を持たせたいなら、早めの便を利用しましょう。

オカシンタッチは各種条件をあらゆる角度から考察した結果導き出されたルート!

なぜオカシンタッチが効率的なのかというと、ざっくりと言えばFOPと航空運賃、そして航空券などそれぞれのルールを考慮して、様々な角度から「効果的にFOPが貯まりやすく、しかもより多くのFOPを獲得できるルート」として導き出されたからです。

まず、なぜシンガポールでなければならないのか? についてですが、理由としては次のようなものが挙げられます。

  1. 他社との価格競争の激しい路線なので比較的安価
  2. FOP換算率が1.5倍
  3. 長い距離を稼げる地域であり周辺で最も過ごしやすい国
  4. フライト構成が3日間で完結しやすく他地域より有利

こうした理由からシンガポール路線が選ばれています。では上記について解説していきましょう。

シンガポール路線は激戦区!だから安価で利用できる

シンガポールといえば日本でもなじみの深い国です。そのため、JAL以外にも多くの航空会社がシンガポールへフライトを行っています。そうなると競合が激しくなり、それがやがて価格競争という形で現れてきます。結果、利用者としては比較的安価でシンガポールまで渡航できるようになり、FOP修行においても効率的なのです。

FOP換算率が1.5倍!距離を稼げるからFOPも稼げる

シンガポールはアジアの国ですので、FOPの換算率は1.5倍です。しかもシンガポールの位置は赤道直下ですので、日本からであれば同じアジアでありながらかなりの距離数を稼げます。距離数を稼げるということはフライトマイルも稼げますので、必然的にFOPの付与数も上がります。

周辺国の中で最も過ごしやすく馴染みのある国

これは直接FOPとは関係ない理由ですが、シンガポールといえば多くの日本人が観光やビジネスでも訪れているメジャーな国です。

他の東南アジア諸国に比べれば、大きな抵抗感もなく訪れることのできる国ですので、精神的なデメリットも少なくて済みます。

3日で修行を完結できる条件が整っている

時間イメージ

海外への渡航ですから運賃も気になるところです。そのため、オカシンタッチでは割引のエコノミークラスを利用します。

その場合、現地に最低2日間滞在することが条件として定められているため、「タッチ」とは言ってもある程度の時間は現地に滞在する必要があります。ここで2日間を要してしまうと、その後に待つ沖縄往復のことも考慮すればかなりのデメリットになってしまいます。

そこで大きなメリットとなるのが、シンガポールのフライト構成です。1日目の17:55に羽田を飛び立って0:45にシンガポールに到着しますので、この時点ですでに2日目に突入しています。

そして2日目に現地滞在し、その日の深夜2:15にはもう羽田行きのフライトがあります。つまり、現地滞在は実質2日間ではありますが、ほぼ1日でOKという計算になります。

距離を稼ぐことのできるアジア地域でこうしたフライト構成がされているのはシンガポールだけだという事情もあるのです。

時間的余裕があるなら観光するのもおすすめ

もちろん、この方法は時間的余裕の少ない人の場合です。時間的に余裕があるなら何日かけたって問題ありません。

十分に観光して美味しいものを食べて英気を養ってから後半へ挑むというのだって全然OKですし、それだけの時間を確保できるなら、シンガポールでなくても同距離を稼げる他の東南アジア地域へフライトするのも十分ありです。

沖縄を介する理由は東京から遠いから&マイル積算率100%だから

オカシンタッチは、わざわざ沖縄を経由してからシンガポールへとフライトします。まず、シンガポールへ行くには東京からでなければ利用できません。つまり、地方在住の方はシンガポールへ行くために必ず東京へ出てくる必要があるわけです。

東京からシンガポールへ行くために最寄りの空港から羽田まで来ることになりますので、「国際線の国内利用」ということになります。

その場合、どこからフライトを利用しても羽田までの料金は一律料金です。それなら、東京から最も遠い沖縄を経由すれば同一料金のままフライトマイルを稼げます。

さらに、国際線の国内利用はマイル積算率100%と決められています。オカシンタッチで言えば、これに搭乗ボーナスFOPの400Pも加わりますからかなり効率的にFOPを獲得できるのです。

1日目 6:25羽田発→9:20那覇着
1日目 12:50那覇発→15:00羽田着
※その後成田へ移動
1日目
~2日目
17:55成田発→0:45シンガポール着
2日目
~3日目
日付が変わるまで現地滞在
3日目 2:15シンガポール発→9:45羽田着
3日目 11:05羽田発→14:00那覇着
3日目 16:00那覇発→18:10羽田着

先に挙げたこの表で言えば、国際線の国内乗換となるのは2番目の「那覇→羽田」と、6番目の「羽田→那覇」となります。この区間が積算率100%でマイルを獲得できるわけです。つまり、沖縄を起点と考えて、成田からシンガポールへとフライトする国際線に乗換として沖縄~羽田の往復航空券をプラスして手配する必要があるわけですね。

実際オカシンタッチでどのくらいのFOPを獲得できる?

では実際問題、オカシンタッチの利用でどのくらいのFOPを稼ぐことができるのでしょうか?そこがイチバン気になりますよね?

利用路線 獲得できるFOP
羽田→那覇(先得クラスJ) 1,672FOP
那覇→羽田(国際線乗継) 2,564FOP
成田→シンガポール 2,884FOP
シンガポール→成田 2,884FOP
羽田→那覇(国際線乗継) 2,564FOP
那覇→羽田(先得クラスJ) 1,672FOP

これらの合計で14,240FOPを獲得できます。これを4回実施すれば文句なしで50,000FOP達成ですが、3回実施でも42,720FOPです。

これにJALカード会員限定のキャンペーンである「期間中初回搭乗で5,000FOPプレゼント」と、りそな銀行の「りそなJALスマート口座」の特典1,000FOPを加算すれば、計48,720FOPとなりますので、残りの1,280FOPは国内線利用などで簡単に埋め合わせることができます。

50,000FOPのJGC修行を最安でできるオカシンタッチの必要運賃

獲得できるFOPの次に気になるのがやはり運賃ですよね。まず、運賃は季節によっても変動しますが、最初の「羽田→那覇」と最後の「那覇→羽田」の場合はウルトラ先得を利用できれば概ね13,000円~15,000円くらいが目安になるかと思います。ざっくりと15,000円を目安として計算します。

次に、那覇~東京~シンガポールですが、エコノミーセイバーを利用して往復60,000円ほどです。合計すると90,000円ほどが基準になるかと思います。もちろんこの価格も若干変わりますが、90,000円~100,000円ほどの範囲内となるでしょう。

90,000円ほどであれば3回の実施で270,000円、100,000円であれば300,000円です。これに最後の約1,300FOPの分を加えても、最大で300,000円強といったところです。

シーズンによる価格変動も考慮したとして、大雑把に考えて400,000円ほどの余裕があれば達成可能です。

「沖縄往復(東京―沖縄)」の国内線でコツコツ往復するのもおすすめ

沖縄・文字イラスト

オカシンタッチは最短3日でFOPを稼ぐ方法として有名ですが、それでも3日間の休みがなかなかとれない人もいるでしょうし、なるべく海外は絡めたくないという事情のある人もいるでしょう。

もしオカシンタッチが無理だということであれば、沖縄往復によるFOP修行がおすすめです。この場合はオカシンタッチのように一気にFOPを稼げるわけではないものの、コツコツ派にはおすすめできる方法です。

オカシンタッチは最短3日でしたが、沖縄往復なら1日単位で行えるメリットがあります。なかなか時間を作りにくい主婦などにもおすすめの方法です。

早めの便を利用すれば1日2往復可能!

沖縄往復には5時間ほどの時間がかかります。羽田→那覇で3時間ほど、那覇→羽田で2時間ほどです。

それを考えると、1日で完結させるのは少なくとも午前中の便でスタートするのが基本となります。早い時間の便を利用すれば1日2往復も可能です。羽田発の午前便は次のとおりです。

羽田発 那覇着 便名
6:25 9:20 JAL901
7:55 10:50 JAL903
8:25 11:20 JAL905
8:50 11:45 JAL907
11:05 14:00 JAL909
11:30 14:25 JAL913

次に、帰りの便となる那覇→羽田のタイムスケジュールです。

那覇発 羽田着 便名
10:05 12:15 JAL902
11:45 13:55 JAL904
12:50 15:00 JAL906
13:40 15:50 JAL908
14:40 16:50 JAL910
15:05 17:20 JAL912
16:00 18:15 JAL914

1日1往復で余裕を持ってフライトするなら、例えば8:50羽田発のJAL907便で那覇まで行き、帰りは13:40那覇発のJAL908便を利用すれば15:00には羽田に到着しますので、帰宅時間を考えても余裕があります。頑張って1日2往復なら、6:25羽田発JAL901便か、7:55羽田発JAL903便を利用すればある程度余裕を持ったフライトができます。

沖縄往復のFOP修行で獲得できるFOPはどのくらい?

沖縄往復のFOP修行で獲得できるFOPは、当然ながらどのクラスの座席を利用するのかで異なります。ファーストクラスの場合、発売と同時に予約が集中するため、早めの予約が必須となります。

しかもファーストクラスは先得の利用ができないため、予約は特割21か株主優待の利用の二択になります。一般の人であれば、まず特割21の利用がメインとなります。

ファーストクラス利用 2,860FOP
クラスJ 1,672FOP
普通席 1,476FOP

オカシンタッチと同じように、6,000FOPはJALのキャンペーンや「りそなJALスマート口座」の特典でカバーできますので、目指すは44,000FOPです。ファーストクラスですべてトライするなら16回、クラスJなら27回、普通席なら30回のフライトで達成です。オカシンタッチに比べると一度に獲得できるFOPは少ないですが、「50回搭乗」に比べればハードルは下がります。

沖縄往復FOP修行でかかる費用は?

沖縄往復のFOP修行でかかる運賃は、

特割21 ファーストクラス(3月運賃):28,490円~31,990円
クラスJ(3月運賃):13,490円~28,590円
普通席(3月運賃):12,490円~28,590円
先得 クラスJ(10月運賃):10,190円~23,390円
普通席(10月運賃):9,090円~21,790円
スーパー先得 普通席(10月運賃):8,990円~19,990円
ウルトラ先得 普通席(10月運賃):8,990円~18,190円

参照した月が3月と10月です。シーズンによって運賃が変わりますが、シーズンオフであれば概ね上記の運賃です。

ファーストクラスの場合、予約は特割21か株主優待のみ、クラスJもスーパー先得やウルトラ先得は予約ができません(当日アップグレード可)ので、予約は先得のみです。

FOP修行を行うに当たっては、恐らく利用できるクラスもバラバラになりますので、かかる総運賃は最低でも30万円~50万円ほどを考えておいた方がいいでしょう。

国内線航空券の予約開始時期は?

航空チケット

当然ながら、予約が早ければ早いほど運賃も安くなりますので、国内航空券の予約がスタートしたら早めに予約してしまうのがおすすめです。

予約開始は、先得を利用できるクラスかそうでないかによって異なります。先述したようにファーストクラスは先得で予約ができませんので、その場合は搭乗2ヶ月前のAM9:30がスタートとなります。例えば6/1に搭乗したいなら、4/1のAM9:30が予約開始時期となります。

先得運賃を利用できるクラスに関しては、かなり早い段階から予約が開始されます。何より、ウルトラ先得であれば75日前までの予約が必要なので、それよりも早く予約がスタートするのです。

1月の下旬には、10月分までの予約がスタートしますし、8月末頃には翌年3月までの予約が始まります。JGC修行は1年間での達成が必須ですので、狙った搭乗日は逃さないように早めの予約を心掛けましょう。

50,000FOPのJGC修行でJGC会員を目指すメリット

修行とはいえ海外旅行を楽しみながら修行できる

シンガポール地図イラスト

50,000FOPを目指すFOP修行の場合、やはり距離を稼ぐという意味ではオカシンタッチのように東南アジア周辺エリアなど海外を絡めたフライトがイチバンですので、現地滞在時間は短くても観光気分で挑戦できるのはメリットです。海外に馴染みのない人でも海外慣れすることもできますので、一石二鳥・三鳥のメリットがあります。

ビジネスクラス利用は海外旅行とJGC修行、費用も抑えられる一石三鳥の方法

JGC修行の意外な盲点としてチェックしておきたいのがビジネスクラスのセールを利用する方法。つまり、お得にビジネスクラスを利用してフライトできるのです。

通常よりもコスパが高い上にビジネスクラスの積算率も125%ですので、FOPもしっかり貯めることができるお得な方法です。ビジネスクラスのセールとしてはマレーシア航空が有名で、定期的にキャンペーンを行っているので忘れずにチェックしておきましょう。

国内線なら時間に制約のある人でも十分にJGCを目指せる

海外を絡めたFOP修行は無理でも、先にご紹介した沖縄往復のように国内完結でチャレンジできる方法もあります。

この方法であれば、時間に制約のある主婦でも挑戦することができます。国内であれば十分に日帰りも可能なのがメリットです。

50,000FOPのJGC修行でJGC会員を目指すデメリット

国際便を使って修行する場合は手間がかかる

計画・イメージイラスト

オカシンタッチのように、事前にルートや計画の下地ができているものならばともかく、そうではなくて自分でルート選びをして計画を立てるとなると手間も生じてきます。

これが「50回搭乗」であれば、安い運賃で国内線を乗りまくるだけでいいのですが、FOP修行ともなればFOPの獲得数も視野に入れて計画を立てなければなりませんので、ただ旅行の計画をするのとは若干趣も異なります。そうした手間を省くためにも、事前に下調べをした上でJGC修行を行うのが得策です。

海外へ行くなら連休が必要かつ時間のない人には向いていない

時間も休日も少ない人がFOP修行をしようと考えた場合、やはりオカシンタッチのように弾丸でのチャレンジが主となります。しかも、オカシンタッチでも最短3日間という時間を確保しなければなりません。しかも、中には宿泊費を削って現地の空港で帰国までの時間を過ごす人もいますし、そこまでするとなると体力も気力もかなり消耗します。弾丸でチャレンジするなら、そうした覚悟も必要です。

海外はトラブルもつきものなので遅延や延期で予定通りのルートで行けないこともある

頭の中では時間管理ができていても、現実は航空機の遅延などで思わぬトラブルに見舞われることもあります。

日本国内であれば何とかなるとしても、海外であれば空港到着の遅れによってホテルまでのバスに間に合わずタクシーを使う羽目になるなどのトラブルも少なくありません。ましてやそれが初の海外であればそれこそパニくってしまう可能性も無きにしもあらず。

ましてやフィリピンやインド、マレーシア、インドネシアなどは、英語は通じても独特の訛りがあるのでネイティブでさえ聞き取れないこともしばしばあります(搭乗員や空港職員は大丈夫だと思います)。

英語が話せるから大丈夫!だと思っていたら何を言っているのか分からないこともあるので、こちらの場合も万が一に備えたリサーチは必要です。

JGC修行の「50回搭乗」について解説

では続いて50回搭乗について解説していきます。

「50回搭乗」の実績を作ればFOPは15,000ポイントでOKなのがメリット

グラフ

FOP修行とは違い、比較的単純明快なのが「50回以上の搭乗+15,000FOP」です。これは50回以上の搭乗実績に重きを置いた方法で、50回を目指せばOKという方法です。

ただし、50回の搭乗はまさに苦行です。国内で50回搭乗ですので、できるだけ安い運賃で短い距離の路線を探してフライトすることになりますが、その2つを満たすのが「那覇~宮古」と「那覇~石垣」、そして「福岡~宮崎」です。

運賃は5,000円~6,000円程度ですので、仮に6,000円を50回とすると30万円ほど、そして東京など各地からの利用であればそれにプラスαですので、最大40万円ほど見ておく必要があります。

これらの路線は距離が短いですので、1日3往復は可能ですし、先得で予約すれば積算率75%ですから往復で532FOPを稼げます。これに×50ですので、余裕で15,000FOPという部分もクリア可能です。

「50回搭乗」のJGC修行は基本的に里帰りや国内出張で飛行機を利用する方向け。

50回搭乗を目指す場合、やはり里帰りでフライトを利用する人や国内出張での利用が多い人向けです。普段のフライトにプラスして、修行のための回数をこなすという方が効率的ではあります。

もちろん、普段フライトを利用しない人でも、一念発起して50回搭乗を目指すのもありです。覚悟を持ってトライすれば達成できないことはないはずです。

JGC修行するなら1日あたりの便数も多いから日帰りで搭乗実績を作れる

国内線であれば、当然ながら1日の便数も多いですから、日帰りでもしっかりと搭乗実績を重ねていけます。ものすごく単純に考えれば、1日2便を25日継続すれば達成です。

現実はそう簡単にはいきませんが、ある程度割り切った考え方をしていかないと、この苦行は乗り越えられません。それくらいの覚悟を持つこともまた必要ですね。

わざわざ海外へ行く煩わしさがない

「50回以上搭乗」のメリットとしては、一度に大量のFOPを獲得する必要がないので、国内線だけで達成可能な点です。

海外まで長距離のフライトは必要ないので、体力的・精神的にも多少の余裕を持って挑戦できます。

「50回搭乗」のJCB修行でおすすめの費用最安な路線!

久米島タッチ那覇-久米島)がおすすめ

「50回搭乗」で回数を稼ぐためには、まず距離が短い路線を選ぶのが王道です。その中でも人気があるのは、離島を絡めたフライトとなります。

那覇~宮古、那覇~石垣、那覇~久米島といった路線を活用してJGC修行をしている人も少なくありません。那覇~宮古なら1日4往復、那覇~久米島なら1日5往復も可能で、一度に回数を稼ぐことができます。

また、離島へのフライトを組み合わせることでさらに1日あたりの回数を稼ぐこともできます。

曜日 便名 発着 運賃(最安)
金曜 JAL925 羽田19:35→那覇22:10 13,990円
土曜1往復目 往路:JTA551<br/復路:JTA552 往路:那覇7:25→宮古8:15
復路:宮古8:55→那覇9:40
往路:5,400円
復路:5,400円
土曜2往復目 往路:JTA557
復路:JTA558
往路:那覇10:30→宮古11:20
復路:宮古12:00→那覇12:50
往路:5400円
復路:5,400円
土曜3往復目 往路:JTA211
復路:JTA212
往路:那覇13:30→久米島14:10
復路:久米島14:50→那覇15:30
往路:5,200円
復路:4,200円
土曜4往復目 往路:JTA567
復路:JTA566
往路:那覇16:10→宮古17:05
復路:宮古17:40→那覇18:25
往路:5,900円
復路:5,700円
日曜 土曜と同じ 土曜と同じ 土曜と同じ
日曜(帰宅) JAL920 那覇19:45→羽田22:05 14,890円

那覇~宮古と那覇~久米島を組み合わせたルートですが、仮に週末を利用して修行する場合は、金曜の夜に羽田を飛び立ち、土日を使って計16レグをこなせます。3セットこなせば48回ですので、クリアは目前です。結構ハードですが、回数をこなすには有効な方法です。

便名 発着 料金(最安)
JAL3621 福岡7:10→宮崎7:55 5,100円
JAL3622 宮崎8:25→福岡9:15 6,200円
JAL3625 福岡10:20→宮崎11:05 5,800円
JAL3626 宮崎11:35→福岡12:25 6,200円
JAL3631 福岡13:35→宮崎14:20 5,100円
JAL3632 宮崎14:50→福岡15:40 5,500円
JAL3567 福岡16:30→徳島17:30 12,000円
JAL3568 徳島18:00→福岡19:10 12,000円
JAL3639 福岡19:40→宮崎20:25 5,100円
JAL3642 宮崎20:55→福岡21:45 5,500円

また、上記のように、福岡~宮崎に徳島を絡めた路線を使うと、1日で10レグ達成できます。

さらに、北海道であれば新千歳~女満別に青森を絡めたルートや、丘珠~函館に奥尻を絡めたルートで1日10レグを目指す方法もありますが、この場合、料金が上でご紹介したルートの2倍近くかかってしまいますので、方法としてはありですが「なるべく安く」という条件としてはやや厳しめです。

50回搭乗でJGC修行をするメリット

とにかく仕組みが単純明快

グーサインをする男性

50,000FOP達成を目指すFOP修行とは異なり、「50回搭乗」は仕組み自体が単純明快です。50回搭乗という実績を作ることに集中すれば、+15,000FOPという条件も必然的にクリアできます。

少なくとも、「キャンペーン期間中初回搭乗で5,000FOP」のキャンペーンと、「りそなJALスマート口座で1,000FOPの特典」を利用すれば実質的に9,000FOPの達成でOKなので、50回という実績さえ作れればこの条件も問題ないレベルです。

FOPの細かいルールを理解できなくてもJGCを目指せる

50,000FOPを目指す方法は、FOPだけに集中せざるを得ないためにFOPに関するルールや仕組みを理解しておく必要がありますが、「50回以上の搭乗」であればそれだけを考えればいいので、ややこしいFOPの仕組みを考えなくて済みます。

修行とはいえ飛行機に乗りまくれる

飛行機

フライトありきのJGC修行ですが、「50回搭乗」は短距離とはいえ飛行機に乗りまくれます。例えば、飛行機に乗ることで酔いやすい人や、気圧の影響で耳が痛くなったり、音が遠く感じてしまうような症状に見舞われる人も多いはず。

耳の変調に関しては、温かいおしぼりを耳にあてたり、耳から空気を抜く方法を知っていればすぐに改善できますが、慣れていない人にとってはなかなか難しかったりもします。

しかし、「50回以上の搭乗」にチャレンジしていれば、何度もフライトを経験しているうちに飛行機に慣れてしまい、そうした症状に悩まされる心配もなくなります。飛行機に乗ることで様々な症状に悩まされる人にとっては結構大きなメリットですし、飛行機慣れするチャンスでもあります。

海外へ行くたびに職場を休む必要もないから気楽

週末の休日などを上手に活用できるのが「50回搭乗」の醍醐味です。日帰りでもいいですし、金曜の夜から土日を目一杯使ってレグを重ねていくこともできます。

これが、50,000FOPのように海外まで絡んでくると、なかなか日帰りというわけにもいきませんので、どうしても有給を消化するなどして休みを作らなければなりません。職場をなかなか休めない人にとっては、50,000FOP目指すよりも50回の搭乗実績を作った方が仕事への支障もなくなります。

50回搭乗でJGC修行をするデメリット

乗り続けるので辛いし飽きる

「修行」と名付けられているように、何度も飛行機に乗るのはかなり辛いです。最初のうちは50回搭乗を目指してワクワクしながらフライトを楽しめますが、1日に何レグもこなしていくうちにどんどんテンションも下がっていきます。

それがだんだん苦痛に変わってきてしまうのは言うまでもありません。その苦痛を乗り越えこその「修行→解脱」ということになりますので、「辛さ」や「飽き」に対する我慢が必要です。

同じCAさんと当たって気まずい思いをすることもある

何度も飛行機に乗ることになりますので、何度も同じCAさんと共にフライトをすることも可能性としては大です。

そこで、「また同じCAさんとあたっちゃった……」と思うか、「また同じCAさんだ!ラッキー!」と思うかは個人の性格にもよりますが、「50回搭乗」なら後者の性格の方がいいでしょう。

確かに気まずさはありますが、それでもこちらが修行でフライトしているかもしれないことはCAさんも重々承知です。

なので、同じCAさんとあたってしまっても堂々としていれば問題ありません。場合によってはCAさんから声をかけてくれることもありますし、記念品をくれたりすることもあります。

JGC修行を最安の費用で完了させる方法まとめ

JGC上級会員の恩恵が魅力的なため、修行をして上級会員を目指そうと考えたくなる気持ちもよく分かります。しかし、何のために上級会員を目指すのか? その根本のところを良く考えた上で修行に励みましょう。

修行の時だけ一生懸命にフライトを利用しても、上級会員の資格を得たらパッタリと利用しなくなる―例だって少なからずあります。

元々、ある程度のフライト利用があり、それに伴って上級会員を目指すのか? 単に「JGCカード」が欲しいだけなのか? そのあたりをしっかりと考えましょう。

せっかく「JGCカード」を手に入れてもサービスを使わなければ意味がありませんし、単に空港ラウンジ目当てであれば他のカードでも代用が効きます。「JGCカード」の何が必要で何が魅力なのかを今一度再確認しておくのもおすすめです。

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