付帯保険サービスの種類 ~海外・国内旅行&ショッピングガード~

クレカの付帯保険の種類

クレジットカードの付帯保険の種類は、主に、

  • 海外旅行
  • 国内旅行
  • ショッピング

となっています。以下、

  • それぞれの「付帯保険」の解説
  • 「保険会社」の保険との比較

をしていきます。

海外旅行傷害保険

JCB一般カード

http://www.jcb-originalseries.jp/os/2016/?13231213152100

「海外旅行のトラブル」の保険です。たとえばJCB一般カードだと、下のような保証内容・金額になっています。

  • 傷害死亡…3000万円
  • 治療費用…100万円
  • 疾病治療…100万円
  • 賠償責任…2000万円
  • 携行品損害…20万円
  • 救援費用…100万円
  • 補償旅行期間…3ヶ月

という風です。(金額は「最大」です)

言葉の意味もカンタンに書くと、

  • 傷害死亡…ケガで死ぬ
  • 賠償責任…人にケガをさせた、物を壊してしまった
  • 携行品損害…自分の持ち物が、盗まれたり壊れたりした
  • 救援費用…遭難、現地での死亡・搬送など

という風です。「治療費用」などはそのままです。

 参考ページ

  • https://insurance.jcb.co.jp/additionalhokennologin/init?attend_group_no=00004&attend_group_type=1&card_name=JCB一般カード

国内旅行傷害保険

これもJCB一般カードの例ですが、こちらは「海外旅行」と違ってシンプルで「死亡後遺障害…最高3000万円」という補償のみ。つまり、

  • 死んだり、
  • 後遺症が残ったら、
  • 「3000万円」補償される

ということです。「死んで3000万円は安い」と思う人もいるかも知れませんが、

  • そもそも、これは「クレジットカード」である
  • 「生命保険」ではない
  • 生命保険でも死亡保険金は「1億」程度である

  • 「専用の掛け金」をかけている生命保険でそれなのだから、
  • 掛け金なしのクレジットカードで、
  • これだけ補償があったら上等

ということです。JCB一般カードの年会費は、ほぼゼロに等しいですし、金利だって、

  • 全部一括返済にするか、
  • リボ払い専用でも、小まめに返済するか

で、ほとんどゼロにできますからね。そういう風に「コスト無し」という条件で「3000万円」の補償がつくのだから、十分すぎるくらいでしょう。

(国内旅行で、そもそも死ぬような大怪我はめったにしないですしね。するような場所に近づかなければいいのです。あと、変な勇気を出さないことです)

ショッピングガード保険

JCB一般カードの場合、ショッピングガード保険は、

  • 海外のみ
  • 100万円まで
  • 1回につき、自己負担1万円

となっています。で、適用される条件は、

  • JCBの会員が、
  • JCBカードを使って、
  • 購入日から「90日」以内に、
  • 「偶然な事故」によって、
  • 品物の損害を被った場合

となっています。つまり「帰国後でも、買ってから90日以内に、何かで壊れてしまった場合は、OK」…となるようですが、「そこまで手厚くていいのか?」という疑問もわきます。

(たとえば本人の不注意で盗難にあった場合、どこまでを不注意というのかが難しいですね)

何にせよ、一応こういう「ショッピングガード」もついていますが、

  • そもそも、盗難や損壊に遭うこと自体、気分がよくない
  • 特に、盗難されないように注意することは、
  • 人生全般の危機管理に通じることなので、
  • クレジットカードの補償などは、最初から期待すべきではない

と思います。これは真面目な話です。盗難に遭う人というのは人を信じてはいけない場面で、信じてしまう人です。「人を信じる」のは、あくまで「信じるべき場面」だけでするべきことなんですね。

それ以外の場面で「信じる」というのは、ただの甘えです。「私を攻撃したり、私から盗んだりする人など、いるわけがない。私は常に大事にされている」と。

実は、私はこういう甘えがあったので、カンボジアや南アフリカでさんざんやられてきたのですが、それは全部私のせいであり、おかげで強くなりました。仮に補償の対象になるとしても、別に受け取るつもりはなかったです。

というわけで、

  • ショッピングガードなどの「制度」に頼っていては、
  • 「根本的な危機管理」が身につかないので、
  • 最初からあまり期待しないことをおすすめする

ということです。もっと大きな場面で「数億円の借金」を背負わされるケースもあるのですから(白紙委任状にサインしてしまった時など)、旅行に限らず、人間には「危機管理」の力が重要なのです。

クレカと保険会社の「海外旅行保険」の違い

損保ジャパン

【出典】http://www.sjnk.co.jp/kinsurance/leisure/off/ *損保ジャパン・海外旅行保険

海外旅行保険には、「2通り」あります。

  • 「クレジットカード」のもの
  • 「保険会社」のもの

ですね。他にもありますが、メジャーなのはこの2つです。で、両者の違いは何かというと、

  • 補償の「対象になる」金額・範囲
  • 治療費の「支払方法」

の2点です。以下、詳しく説明していきます。

 参考ページ

  • Zaiオンライン「海外旅行保険はクレジットカードで十分か!?」
  • http://diamond.jp/articles/-/56211

補償対象の「金額」の違い

まず、補償の「上限」となる金額は、

  • クレジットカード…安い
  • 保険会社…高い

となります。この金額は「高いほど補償が受けられる」ので、保険会社が有利ということです。

(当たり前ですけどね。保険会社はそれが「本職」なわけですから)

金額はどのくらい違うのか?

たとえば「賠償責任」だと、

  • クレジットカード…5000万円程度
  • 保険会社…1億円程度

というのが、平均的な金額です。(もちろん、払っている保険料や、カードによっても違うので、あくまで平均です)

「賠償責任」というのは、

  • 人に怪我をさせた
  • ホテルやお店の物品を壊してしまった

というケースです。しかし、

  • 5000万円を超えるケースはめったにない
  • 人に怪我させることも、まずない

  • 「物品を壊す」ことはうっかりミスでたまにあるが、
  • それでも、せいぜい「数万円」で、ほとんどは「1000円」程度

…と言えます。器物の損壊については、海外のホテルだと「○○を破壊したら、賠償いくら」というように、室内に明記されていることも、よくあります。私が2016年にカンボジアで泊まったホテルだと、

  • 毛布…300円
  • テレビ…1万円

くらいの相場でした。「なるほど、このテレビは1万円でこのホテルから買い取れるのか」と思ったものです。笑)

そこはシングル1泊4000円のホテルだったので、それなりの部屋です。ということは、この3倍のホテルで「テレビを破壊した」としても、せいぜい10万円で済む…ということでしょう。なので、

  • 「賠償責任」などというと怖く感じるが、
  • 実際には、「起こりうる限り、最悪」のケースでも、
  • せいぜい10万円程度であって、
  • クレカの「5000万円」の保証でも、十分

ということです。

「障害治療」「救援費用」の違い

その他、上限金額が違うのは、

  • 「傷害治療」費用…ケガ
  • 「救援」費用…遭難して、レスキュー隊が出動、など

の2つです。(他にもありますが、主なのはこの2つです)

で、それぞれの違いは、

  • クレカ…どちらも「300万円」程度
  • 保険会社…どちらも「無制限」

というのが、平均的な金額です。なので、

  • 例えば登山をする時は、
  • 「大怪我・遭難」両方あり得るので、
  • 保険会社の保険に入った方がいい

といえます。逆に言えば、

  • 普通に街を歩いていて、
  • 「300万円を超えるケガ」はそうそうしないし、
  • 「救援」もめったにない

ので、登山などをするのでなければクレジットカードで十分と言えます。

補足…少しでも危ないものは、避ける

これは海外旅行に限った話ではないのですが「少しでも危ないものは、避ける」ということをおすすめします。たとえば私は3年連続でカンボジアに行っていますが、今年は「バイタク」に乗りませんでした。(バイクの二人乗り)です。

バイタクの事故はめったにないのですが、それでも「万が一事故った時に、大怪我をするリスク」はあります。「万が一」が、偶然最初の方に来る…ということもあるわけです。

これに対して「トゥクトゥク」(バイクで引っ張る馬車みたいなもの)だったら、何かとぶつかってもケガすることはまずありません。なので、数百円高くなっても、トゥクトゥクで移動していました。

旅先で「安全」を求めると、バックパッカーの方々などはよく「つまらない」と言いますが、確かにそれも一つの考え方でしょう。しかし、私はスリルは、お金をいただく仕事の中でこそ、味わうべきだと思っています。

  • お金をもらう仕事は、
  • ライオンにとっての狩りである

  • 「狩りで退屈」して、
  • 「それ以外で刺激を求める」ライオンは、
  • 不自然だし、幸せとも思えない

ということです。つまり、

  • お金をいただく仕事で、全力を出していない時点で、
  • 何となく、その人は「現実世界に生きていない」ように見える

ということです。偏見かも知れませんが。で、仕事で全力を出していると、

  • 仕事のパフォーマンスに影響が出てはいけないから、
  • プライベートでケガや病気になることは、極力つつしむ
  • ↑(プロ野球選手の体調管理、しかり)

ということです。もちろん、価値観はいろいろなのですが「旅先で危険なことをする」というのは、「本気で登山をしている」とか、そういう人でなければ、やるべきではないと思っています。

補償対象の「範囲」の違い

次に「範囲」を見ると、

  • 疾病死亡…クレジットカードは対象外
  • 緊急歯科治療…クレジットカードは対象外

となっています。「保険会社」の方は、これらが対象になります。

「疾病死亡」が対象外なのは、当たり前

疾病死亡というのは病気になって、死ぬことです。これがクレジットカードで補償されていないのは、当たり前です。(ここまで普通のグレードのクレジットカードで補償していたら、怖いです)

そもそも、一般的な健康体の方であれば、海外で病気になることなど、そうそうありません。私は「1ヶ月3000円」の家賃で暮らせるインドの田舎などで生活してきましたが、伝染病の類になったことは、一度もないです。(もちろん、予防接種など一切していません。アフリカなどに行った時も同じです)

エボラ出血熱など、確かに「たまに怖い」病気はありますが、

  • 死ぬとしたら、ああいうケースくらいで、
  • これはそもそも「渡航自体止められる」ものだから、
  • クレジットカードが対象かどうかという、話題を超えている

ということです。なので、これについては「別にクレカは不利ではない」ということですね。

「緊急歯科治療」とは?

これは「普通の歯医者の治療全般」と思ってください。要は、

  • 歯石取り
  • クリーニング
  • 口腔チェック

みたいな「お上品」なのは除きますよ、ということです。

  • 虫歯
  • 詰め物が取れた
  • 歯周病

など、「歯のトラブル」は全般OKということですね。これについては、

  • 虫歯は問題ない
  • 急激に進行するものではないし、
  • 旅先で「我慢できないくらい」痛くなったら、
  • それは日本にいた時から「だいぶ痛かった」はず
  • ↑(冷たいものがしみるなど)

  • つまり「虫歯」については、
  • クレカで「対象外」だから問題なのではなく、
  • 現地で治療しないといけないくらい「放置していた」の方が問題

ということです。実は私も放置してた一人ですけどね。帰国後に歯を2本抜くことになりました(笑)。

また、「歯周病」も同様です。これもやはり「急激に進行する」ものではないので、

  • クレジットカードの対象であってもなくても、
  • そもそも、継続的に予防したり、治療したりするもの

ということです。で、残るのが「詰め物が取れた」ですね。

海外で「歯の詰め物」が取れた場合

実は、これも私はカンボジアで体験しました。カンボジアはフランスパンが安くて美味しいので、かじりまくっていたら取れたのです。

取れた時は「ヤバ」と思いましたが、カンボジアは日本の歯医者さんがたくさんあるので、そのうちの一箇所で見ていただきました。

治療費は、保険が効かないので「日本の1.5倍」くらいでした。ただ、

  • 日本の保険(国民健康保険など)に入っていれば、
  • 帰国後に、診療明細書を持って市役所に行き、
  • 保険の窓口で申請すれば、還付される

…という風になっています。(時給が高い人だったら、時間のロスが多いのでやらない方がいいですけどね)

海外で、日本人のお医者さんがやっている病院・歯医者だったら、大体この制度を導入しています。なので、日本の保険を脱退していない人は、あとで還付される、と思ってください。

(クレジットカード・保険会社どちらの保険も適用されなかったとしても、です)

南アフリカの歯医者さん

【出典】http://www.jjteeth.co.za/about-us(筆者が南アフリカでかかった歯科医院)

あと、参考までに「南アフリカ」の方も話すと、こちらは歯に違和感を感じた時に「ちょっと診察」をしてもらいました(治療はしていません)。

  • 10分ほどの診察
  • レントゲン
  • うがい薬をもらう

の全部で、4000円くらいでしたね。日本でも初診だとそのくらいするので、南アフリカ(ケープタウン)だと「保険がまったく効かなくても、日本と変わらない値段」なのかも知れません(もっと込み入った治療だと、わかりませんが)

結論…緊急歯科治療は、事前に治していれば問題ない

ここまで書いた通り、

  • 虫歯
  • 歯周病

などは、日本にいる時から「相当悪化させていた」という人以外は、問題ないわけです。これらで困る人は、

  • 放置していた人
  • 世界一周など、長期旅行をする人

だけであり、「放置していなくて、短期の旅行」という人なら問題ないわけですね。

唯一の心配は「詰め物」ですが、これについては、

  • 一応、詰め物が取れそうな食事を避ける(硬いものなど)
  • 万が一取れたら仕方ない(というか、基本的に取れない)

というスタンスでいいでしょう。また、取れたとしても、

  • 日本人がよく行く土地であれば、
  • 日本人の歯医者さんが大抵あるので、
  • そこで詰めてもらえばいい

  • 料金もそれほど高くないし、
  • 帰国後に市役所から還付を受けられる

ということです。なので、これもあまり問題ないのです。なので、

  • クレジットカードの付帯保険では、
  • 確かに「緊急歯科治療」が対象外だが、
  • これはもともと「必要ない」

…と思ってください。もちろん、「疾病死亡」はもっと不要です。(普通の旅行なら)

補足…緊急歯科治療の定義

緊急歯科治療の定義も、一応補足しておきます。

緊急歯科治療とは、痛みや苦痛を一時的に除去・緩和するための応急治療、義歯・歯科矯正装置の応急修理で、かつ、社会通念上妥当なものをいいます。

  • AIU海外旅行保険「緊急歯科治療費用」
  • http://www.aiu.co.jp/travel/gaiyou.html#seg20

ポイントをまとめると、

  • 「痛み・苦痛」がある
  • 「自分の歯」への治療も、
  • 「義歯」への治療・調整も、両方含む
  • 社会通念上、妥当であること

となります。キーワードだけ書くと、

  • 痛みがある
  • 天然歯・義歯両方
  • 社会通念

となります。

旅行の保険でクレカを選ぶ必要はない?

あくまで個人的な主観ですが、旅行の保険で、クレジットカードを選ぶ必要はないと思っています。

私は割と「治安の悪い」国で生活してきた方ですが、どの土地でも、保険の必要性はまったく感じなかったからです。

参考までに私が滞在した国、期間を書くと、

  • カンボジア…合計7ヶ月(2014年~2016年)
  • インド…1ヶ月(2014年)
  • タイ…1ヶ月(2014年)
  • 南アフリカ…3ヶ月(2015年)
  • その他、韓国・中国多数(2008年~2016年)

という風です。南アフリカや、インドのど田舎ですら、保険の必要性は感じませんでした。もちろん、

  • 高齢な方
  • 健康に不安がある方
  • 身体に障害がある方
  • 女性
  • 現地で高価な買い物をする方

は、確かに加入した方がいいかも知れません。しかし、後の人(つまり、40代くらいまでの男性)は、まったく必要ないと思っています。

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