ブラックカードとは ~持つメリット・デメリット・取得の条件・必要な年収など~

ブラックカードとは?

ブラックカードとは、「クレジットカードの中で、一番ランクが高いカード」のことです。ランクが上がるごとに、色が変わっていくわけですね。(運転免許証でいう「ゴールド」のようなものです)

「アメリカン・エキスプレス」のものが一番有名ですが、VISA・JCB・楽天カード・ダイナースなど、それぞれのクレジットカード会社で、ブラックカードが発行されています。

VISAやJCBなどの「決済をする会社」(国際ブランド)が直接発行することもあれば、楽天カードのように「決済はせず、カードの発行のみをする会社」が、発行するものもあります。

ブラックカードのメリットは?

ブラックカードのメリットは、大別すると2通りです。

  • サービスが最高級になる
  • ステータスになる(見栄を張れる)

ということです。「良いサービスを受けることも、見栄のうちでは?」と思うかも知れません。確かにそうですが、見栄とは関係なく、本当にそのサービスを必要とする人も中にはいるでしょう。その場合は見栄ではなく「実利」です。なので、大別するとメリットはこの2通りになります。

ブラックカードのサービスとは?

これは、ゴールドカード・プラチナカードなどにも付帯するサービスが「さらにレベルアップしたもの」と考えてください。

  • 海外旅行などの補償金額が増える
  • 空港ラウンジのサービスのレベル・適用空港が増える
  • コンシェルジュのグレードが上がる

このようなものです。

ブラックカードでも変わらないもの

逆に「ブラックカードになっても特に上がらない」ものは、下の通りです。

  • ポイント・マイルの還元率
  • 利用限度額

「利用限度額」については、確かにブラックカードを持っている方の方が、大きい傾向があります。しかし、ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットが、アメックスのグリーンカードしか持っていないように、「グリーンカードでも戦車を買えるレベルの人」はいるのです。

実際、ブラックカードはほとんど「見栄で持つ」ものであり、「見栄など不要である」と考える倹約家のお金持ちの方は、「あえて持たない」というケースが多いです。

そのため、利用枠については「プラチナカードやゴールドカードでも、すでに無制限」ということがよくあるわけですね。特にアメリカン・エキスプレスの場合は、その傾向がよく見られます。(上の二人の大富豪の例を見てもわかりますが)

そのため、「最高限度額については、ブラックカードになってもあまり変わらない」と思って下さい。ブラックカードを保有できるような人は、プラチナの段階から、すでに利用限度額がほぼ無制限になっている、ということです。

ブラックカードのステータス

ブラックカードを持つことがステータスになるかどうかは、下のように言えます。

  • 「その保有者本人」による
  • 「どのような人に好かれたいか」による

つまり「自分・他人」の2つの要素です。「自分」については、簡単に書くと、ブラックカードを持たないと、他人からの評価を上げられないという人は持つべき、と言えるでしょう。

これは否定しているわけではありません。たとえば上のウォーレン・バフェットの例ですが、彼がグリーンカードでも格好いいと言ってもらえるのは「本業での知名度が圧倒的」だからです。逆に言うと「バフェットくらいの実力がない人であれば、グリーンカードだったら軽く見られる」ということもあるわけです。

もちろん、ほとんどの人の経済力はバフェットには天地の差で及びません。ということは、ほとんどの人が「俺は金持ちだ」と見せつけるためには、やはりブラックカードは役立つということです。

社会的な評価が低い仕事は、特に役立つ

世の中には、「儲かるけど、社会的な評価は全然ない」という仕事がたくさんあります。社会的な評価が高い仕事には、才能のある人が殺到するので、そういう仕事は儲かりにくいのです。

逆に、アフィリエイトなど「稼いでもそれほど評価されない」(特に年配の方からあまり評価されない)という業界だと、お金の力によって、自分の信用度を補完するという必要も出てきます。

もちろん、これも同じアフィリエイト業界の人と付き合ってる分にはまったくどうでもいいのですが、たとえば「リアルビジネスの経営者に接近する」というケースで、「私は知名度はありませんが、お金はガンガン稼いでいますよ」というのを見せつけるにはいいわけです。

「何か、ギスギスしているな」と思われるかも知れませんが、もちろん「友達になろう」としている人相手にやるわけではありません。あくまで「商談の場で、自分の力を見せつける」ための「アクセサリ」として使うわけです。(文字通りの切り札ですね)

これもやはり「そんな物がなくても、向こうが興味を持つだけのアイディア・商品」を持って行けるのであれば、必要はありません。要は、自分本人にしても、商談の内容にしても、「それ単体では信用度を補完できない」という時にブラックカードが役立つということです。

(ということは「必要ないのでは?」と思う人もいるかも知れません。事実、その可能性は非常に高いです)

ブラックカードを持っていると、モテるか?

ありとあらゆるサイトを見た限り、「ブラックカードで女性にモテるか」の結論は、下のようになります。

  • 「そういう目で男性を評価する」女性にはモテる
  • 大半の女性には関係ない

つまりブラックカードを持っているからといって、モテることは特にないということです。もちろん「ブラックカードを持てるくらいのお金持ちである時点でモテる」ということは、あるでしょう。なので「ブラックカード自体を持つ」必要はなくても「そのくらいの経済力がある」ということは、大きなプラスになるはずです。

どんな女性が好きかによる

本当に当たり前のことですが、結局「自分はどんな女性が好きなのか」によります。中には「お金とか、ハッキリした指標で評価してくれる女性が好きだ」という男性もいるでしょう。私も愛とか友情とかは苦手というか、「どうやって測るのかわからない」と思うタイプなので、その気持ちはよくわかります。

有名人では、たとえば「宇宙戦艦ヤマト」を生んだ名プロデューサー・西崎義展(よしのぶ)氏が、まさにそういうタイプだったようです。彼は誰とでもお金によってつながることを好み、そのことに一篇の罪悪感や後ろめたさもなかったようです。

この西崎氏のように、「お金で男を評価してくれる女性の方が好き」という男性だったら、ブラックカードを持つメリットは非常に大きいといえます。それもJCBのブラックカードなどよりは、特にステータスの高い「アメックス・ダイナース」あたりのブラックカードを持つのがいいでしょう。

「年会費の分、私に払って」という女性も多い

おそらく大部分の女性は、アメックスのブラックカードの年会費が35万円と聞くと「その分、私に何か買え」と思うはずです。すでに結婚している奥さんだったら間違いなく口に出して言うでしょうし、恋人でも内心そう思うことが多いはずです。

(何しろ、ここまで書いた通り、ブラックカードの実用性はかなり限られていますから)

これはブラックカードを否定しているわけではありません。もし目的が「女性にモテるため」だったら「当の女性が何を求めているのか」「そもそも、自分は誰が好きなのか」という、一番根本的な所から考えた方がいい、ということです。

特に後者の「自分は、本当はどんな女性が好きなのか」という点については、ブルース・リーの言うように「考えるな、感じろ」の世界ですし、そもそも一生かかってもわからない答えかも知れません。

(好きな女性のタイプというのも、結局周りやメディアに踊らされているだけ…ということが多いですから)

ここまで来ると「ブラックカードを保有するべきか」という問いは、そのまま「自分は何のために生きているのか」という問いかけになりそうです。事実、ビル・ゲイツとバフェットの例は、まさに彼らの生き様そのものですから。

「君はブラックカードが欲しいか」という問いに対して「YES」と答えるにしても、「No」と答えるにしても、その時、言葉の裏に強い確信があって、力強い言葉で答えられる人は、どっちの答えでもお金持ちになれるという風に、私は思います。

(YESとハッキリ答える人は、馬車馬のように猛烈に働き、猛烈にお金を使いまくる爆速の人生を送る覚悟ができている…ということですから。NOの人は、いわゆる「堅実なお金持ち」になるわけです)

なお、参考までに書いておくと、お金持ちの大部分はブラックカードを持っていないそうです。「ゴールドカードを複数枚所有する」自分が仕事で使いまくる量販店のゴールドカードを持っている」などの例が多いようです。実用性重視ということですね。

私の経験談…読モレベルなら、まったく関係ない

私は最近、とあるモデル事務所の仕事を少しお手伝いしていて、いわゆる読モやローカルタレントの女性と、少し縁があります。そこで感じたことは、「モデルの女性は、想像以上に普通」ということです。「ブラックカードなど、ほとんど興味がない」というタイプの女性が多いです(中には中学生や高校生もいますし)。

もちろん、モデルの女性もいろいろなので「ひたすらお金持ちとだけ付き合っている」という方も多いでしょう。でも、それは東京のごく一部にいるだけであって、基本的に少数派だと思います。

たとえば、ギャル雑誌の『小悪魔ageha』を見ても、レギュラーの読モさんの職業が「工場勤務」とか「居酒屋勤務」だったりします。小悪魔agehaはもともと「キャバ嬢向け」の雑誌なので、いかにもお金持ちが好きそうですが、そんな雑誌でも読モさんがこういうプロフィールを、堂々と載せているわけですね。

こういう中で、「ブラックカードによって経済力をひけらかす」というのは、それほど大多数の女性にモテる要素とは思えません。それより、女性誌のインタビューを読んでいて常に共通するのは「清潔感が命(特に歯)ということです。「メタボ」については「太っている方が好き」という女性もいて、そんなにマイナスではありません。しかし「歯が汚い」は、どの雑誌を見てもほぼすべての女性が「NG」と答えています。

こういう現実を見ると「ブラックカードを持てると、女性にモテる」と思っている男性は自分は女性が好きなつもりかも知れないけど、実は女性のことを何も観察していないといえます。(実は、私もそうだったので、これは以前の私に向かって書いていることですが)

このように、私個人がモデルの女性たちと関わった経験から言っても、雑誌などの「全国共通」の情報を見ても、やはり「ブラックカードで女性にモテる」ということは「一部の例外を除いて、あまりない」ということでしょう。

そんなことより「8時だよ、全員集合」ではありませんが、

  • 歯磨けよ…健康を大事にしろよ
  • 風呂入れよ…清潔感を保てよ
  • 宿題やれよ…自分の仕事をやれよ

と、これらをできる男性が、女性とも「また明日~」と、関係を持続できるのではないでしょうか。

言うまでもなく、これは「モテる」ためだけではなく、「人生そのものを、良いものにするため」にも必要なことです。(特に歯磨きは本当に。私は32才にしてすでに2本の歯をなくしているので、痛感します)

ブラックカードを持つにしても何にしても「女性にモテようとする」ことは、とてもいいことだと思います。ただ、「それは、モテるために本当に必要なのか」「そもそも、誰にモテようとしているのか」という、一番の問いかけを忘れて、ブラックカードのためにひたすら決済をする…ということは、ないようにしたいですね。

ブラックカードのデメリットは?

ブラックカードのデメリット・短所は、「負担が大きい」につきます。負担というのは、下の2通りです。

  • 年会費
  • 取得までの決済

年会費は、たとえばアメックスのセンチュリオンだったら「35万円」です。楽天カード・ブラックの「3万円」のように激安のものもありますが、ステータスの高いカードのブラックになると、やはり10万円を超える年会費が主流です。

ブラックカード取得までの決済

これはあとで詳しく書きますが、大体プラチナカードを取得してから、数千万円~数億円程度は決済しないと、ブラックカードにならないと言われています。仕事の支払いなどで「自然とそのくらい使う」という方はいいのですが、ブラックカードの取得のために、必要もないのに使うというのは、下手をすると破産のリスクがあるかも知れません。

(今は羽振りがよくても、いい時代を長く続けるのは、簡単ではありませんから)

周囲の評価が、逆に悪くなる?

これは隠れたデメリットというべきもので、実は「高級車」でも共通するデメリットです。具体的にいうと、下のような人の目が厳しくなることがあります。

  • 家族(特に奥さん)
  • 従業員(自分の会社を経営している場合)
  • 取引先(特に相手が年上で、自分より低所得なサラリーマンの場合)

家族については、そもそもブラックカードを持つくらいの富裕層だったら、奥さんのお小遣いも相当多いでしょう。なので、特に問題ないとは思いますが、それでも「ブラックカードなんて意味あるわけ?」と思う奥さんもいるはずです。そうした家庭の場合は、奥さんからの評価はむしろ下がるでしょう。

「従業員」の視線は一番気にすべき

気にすべきは「従業員」の視線です。家族と違って、そんなに高いお給料を払っていないはずですから。(東証1部の超一流企業でも、サラリーマンの月収は他とそれほど変わりませんからね)

実際、中小企業の経営者で高級車を買ったけど、社員の目が気になるので、自宅から遠くに車庫を借りて隠しているという方はよくいます。そこまでしなければいけないのか…と思われるかも知れませんが、人間の嫉妬の力というのはかなりすごいのです。

(当の経営者本人も、嫉妬やコンプレックスをバネにがむしゃらに働いたという方は多いです)

「高級車を持っていることがバレた」というだけで従業員の仕事のモチベーションが下がったら、肝心の本業に大打撃を受けます。ブラックカードにも、もしかしたらそのようなマイナスがあるかも知れないということですね。(食事をおごる時などに見られたら)

取引先の評価が下がる例

業種によるとは思いますが、たとえば下のようなパターンだと、ブラックカードを持っていることで、取引先から嫌われることもあり得ます。

  • 相手が東証1部などの大企業である
  • 自分の担当・相手が、自分よりかなり年上である
  • しかし、相手の年収は自分に遥か及ばない
  • ついでに、学歴もあっちがかなり上である

このようなケースだと、ブラックカードというより「自分の年収が相手にバレるだけ」で嫌われることがあります。東証1部の大企業の管理職に就いているような方は大体、真面目に受験勉強してきて、東大卒で、○○の課長の俺が、何でこんな若造の半分以下の年収しかないんだなどと、内心忸怩たる思いを抱えているからです。

お金の世界では「学歴とお金が一致しない」など当たり前のことなのですが、そう思わない日本人が、特にエリート層には多いのです。そういう人を無視してお金儲けに専念できる業界だったらいいですが、「どうしても彼らに接近しなければいけない」という場合は、「お金を持っていない」とか「お金に興味がない」というフリをする必要があるんですね。

たとえばリブセンスの村上太一社長は「お金に興味がない」ということで有名です。しかし彼は「上場と同時に、自分が個人で保有する株を売りに出して」いたんですね。

一般的に、上場した企業の社長は、株価を下げないためにも「売らない」のが普通です。もちろん売ってもいいのですが、村上社長が株を売ったということは「事業用の資金ではない、個人用のお金が欲しかった」ということを意味します。

別にそれを否定しているわけではなく、その村上社長が普段から「お金に興味がない」ということを強調している、という点が重要なのです。つまり、上に書いてきたように「そういう振る舞いをする必要がある」から、そうしているんですね。

ブラックカードを持つというのは、ある意味それに反する行為です。「俺は経済力がある」と強調するわけですからね。最初からお金・利益だけでつながる関係だったら、それがプラスになることも多いでしょう。逆に「感情」が絡む関係だと、マイナスになることもある…というわけです。

もしかしたら、ウォーレン・バフェットやビル・ゲイツがグリーンカードを使っているのも「わざと」の可能性がありますね。そういう「質素なフリ」をした方が、自社や自分のビジネスがより多くの人に好かれて、結果的にプラスになる…ということです。そうだとしたら、大人の世界というのはやはり、一筋縄では行かないものですね。

(大企業のサラリーマンの、成功した経営者に対する嫉妬は、下の記事に詳しく書かれています)↓

  • お金持ちは、なぜ質素なフリをするのか?(お金持ちの教科書)
  • http://kanemochi.kyokasho.biz/archives/3727

楽天のブラックカードなら「通常3%、楽天で6%」の高還元

「ブラックカードのメリット」の部分で「マイル・ポイントの還元率はあまり変わらない」と書きました。しかし、例外的に還元率がかなり高くなるブラックカードがあり、それが「楽天 Premium Club」です(以後「楽天ブラックカード」と呼びます)。

通常の楽天カードの還元率は、「通常1%、楽天市場で2%」なので、ブラックカードだとそれが「3倍になる」ということですね。

これはかなり破格の条件です。たとえば事業用などで年間1000万円程度使う方はいるでしょうが、もし年間1000万円決済するのであれば、「楽天市場で買わなかったとしても、30万円は還元される」ということになります。まして「全部の買い物を楽天市場に集中させられる」のであれば、「60万円の還元」ということになります。

もちろん、事業用とはいえ年間1000万円も決済する人は、なかなかいないでしょう。しかし、仮に「500万円」だとしても、「15万円・30万円」の還元になるわけです。年会費がわずか3万円であることを考えると、このコストパフォーマンスは、クレジットカードの中でも群を抜いているでしょう。

ただし、審査はかなり厳しい

これだけの高還元率なので当然ですが、楽天のブラックカードは、審査がかなり厳しいという口コミ・評判になっています。通常の楽天カードだったら、学生の間でも人気なくらい「比較的発行しやすい」のですが、ことブラックカードになると、まったく違うようです。

もちろん「ブラックカードの審査が甘いカード会社などない」ので当たり前ですが…。年会費が高いならともかく、3万円という格安でこの高還元率ですから、その分審査は相当厳しくなる…と考えて下さい。

ただ、そのような注意点はあるものの、ブラックカードの中で、還元率という誰にとっても役立つメリットがあるという点では、空港ラウンジやコンシェルジュなどのサービスが不要という方でも、持つ価値があるブラックカードではないでしょうか。

アメックスセンチュリオンを取得した男性の体験談

ブラックカードを始めたのは、1999年のアメリカン・エキスプレスです。以来、「ブラックカードと言えば、アメックスのセンチュリオン」というくらい、ブラックカードの代名詞的存在になっています。

そんな「アメックスセンチュリオン」は、どうやったら取得できるのか。明確に条件が決まっているわけではありませんが、「実際に取得した方の体験談」を読めば、大まかな条件は見えてきます。

「ゆかしメディア」に40代でアメックスセンチュリオンを取得した方のインタビューが掲載されていたので、それを要約させていただきます。

  • ゆかしメディア「アメックスセンチュリオン(ブラック)、私はこうして入会した」
  • http://media.yucasee.jp/posts/index/13826/5
  • 2013年12月16日更新

月2~300万円を、10年間決済する

この体験談の「田中さん(仮名)」は、アメックスのプラチナを27才で取得。10年後の37才で、ブラックカードを取得します。

プラチナを発行してからは、大体毎月200万円か300万円程度を、事業費と生活費込みで、決済していたそうです。

ということは、月「250万円」とすると、年間でちょうど「3000万円」となります。「年3000万円」の決済を10年間続けたわけですから「累計3億円」ということになります。

もちろん、コンスタントに「毎月200万円か300万円」を決済していたのかわかりません(記事にはそこまで詳しく書かれていません)。

別の部分では、プラチナにしてから、累計で数千万円から1億円程度を支払いしたと書かれていて、上の計算よりもかなり少ないということがわかります。

数千万円の高級車の支払い一発で、ブラックに?

同じ記事には、田中さんのご友人の体験談も書かれています。その方は、「プラチナになった後、高級車ベントレーの決済をしたら、一発でセンチュリオンになった」ということです。

ベントレーは新車だと大体3000万円はするので、もしこれが事実なら、「プラチナを取得した後、3000万円程度の高級車を一括で支払いすれば、すぐにブラックになる可能性もある」と言えます。もちろん支払いの実績だけではなく、その人の職業や会社の安定度もあるでしょうし、一概には言えません。ただ、「最速だと、プラチナ取得後、このくらい早くセンチュリオンにすることもできる」可能性があるわけです。

数千万円~数億円の支払いで、ブラックに

上の2つの体験談をまとめると、アメックスのプラチナになった後、数千万円~数億円の決済を累計ですれば、ブラックカードになるということのようです。(あくまでこれらの体験談から判断する限りですが)

その他の条件として「電気料金などの重要な支払いを、すべてアメリカン・エキスプレスに集中させる」ということも重要なようです。これを「ロイヤリティ」(忠誠心)というのですが、同じ金額でもそうした「重要な決済」をアメックスに集中させている「ロイヤリティの高いユーザー」が、センチュリオンになりやすいようです。

事業用で決済しまくるのがベスト

「累計数千万円~数億円」という出費は、当然ですがサラリーマンにはできません。記事の田中さんも会社経営者でしたし、記事でも「サラリーマンにはなかなか使えない手法」と書かれています。

となると、アメックスのブラックカードを取得するには、まず経営者か投資家になり、事業用の支出をアメックスでガンガン決済する…というやり方がベストであり、現実的ということになります。

(起業なんて非現実だと思う方もいるかも知れませんが、上に書いた通り、サラリーマンのお給料でアメックスを目指す方が非現実的だといえます)

人件費をクレジットカードで払えるか?

どんな業種でも、特に大きな支出は「人件費」です。特に最近のお金持ちはWEBの世界に多くなっていますが、WEBの世界では人件費以外のコストなど、ほとんど皆無と言っていいくらいです。

(サーバー代も、相当大規模なサイトでもたかが知れています)

なので「人件費の支払い」をアメックスでできるかどうかが、どの会社経営者にとっても、アメックスのブラックカードを取得できるかどうかの一つの分かれ目になります。これだけですべてが決まるわけではありませんが、これができると大幅にセンチュリオン取得に近づくわけです。

アメックスはキャッシングはできない

多くの人が真っ先に考えるのが「キャッシング枠を使って現金を借りて、それで従業員の人件費を支払う」という方法でしょう。しかし、アメックスは2012年にキャッシング機能を廃止したので、ショッピングしかできないようになっています。

(下のアメリカン・エキスプレスの公式ページに書かれています)

  • 「エキスプレス・キャッシング」終了のお知らせ
  • http://www.americanexpress.com/japan/legal/company/cash_pre20120111.shtml

ということは「いかにして、ショッピング枠を使って人件費の支払いをするか」ということになります。

Paypalのクレジットカード決済を使う

Paypal(ペイパル)は「自分が買い物する時」に使っている人が多いでしょう。しかし、あれは「自分が売る時」にも当然使えます。Paypalとの間で手続きをすれば、個人でも法人でも導入できます。

つまり従業員が全員Paypalのクレジットカード決済を導入していれば、それを使ってアメックスでのお給料の支払いができるということです。従業員が全員「個人事業主」のような形になり、少々契約が複雑になりますが、「その分、従業員に対して通常より高いお給料を払える」のであれば、このやり方は使えるでしょう。

(当然、人件費の負担が増えるので「そこまでしてブラックカードが欲しいか?」という根本的な問題になるのですが)

Paypal(ペイパル)のクレジットカード決済の手数料は「3.6%」です。つまり、お給料100万円を支払うたびに「3万6000円」の手数料がかかります。年収300万円の従業員の年収の支払いで、大体「年間10万円」の手数料がかかるということです。

そういう従業員を10人雇っていたら、「クレジットカード決済の手数料だけで、年間100万円」となります。やはりこの方法も現時点ではありませんね。

(最近、SPIKEなど「月10万円までは手数料無料」という決済サービスも登場しました。しかし「それ以上の金額の手数料」は、3.9%とPaypalより高いので、やはり難しいです。すべての従業員のお給料を、月収10万円以下に抑えるならいいですけどね)

結論…仕入れなどで「元から必要」な人のみ有効

結局、上の田中さんの体験談のように「事業用の支払いで使う」にしても「人件費」では難しいわけです。仕入れ・輸入など、もともとクレジットカードでの支払いが多いという事業に関してのみ「事業用の支払いで、アメックスのブラックカードを保有できる」ということですね。

逆に言えば、事業でそういう支出が必要ない人は「個人の買い物」でするしかないわけです。田中さんのご友人のように「ベントレーのような、数千万円レベルの高級車を、一括で買う」ようなやり方ですね。(もちろん、ベントレーでなくてもランボルギーニでも何でもいいです)

つまり「事業用でクレジットヒストリーを作る」ことにこだわる必要はないのですが、個人用の買い物だと「相当ハードルが上がる」というのは確かでしょう。文字通りの「消費」、つまり「消えていく費用」であり、事業用の費用と違って、戻ってくることはないわけですから。

なので、個人的なショッピングによってブラックカードを目指すということは、あまりおすすめできません。少なくとも多数の人が使える手ではありません。一番現実的なのは「元から仕入れなどの支払いが多い人のみ」ブラックカードを目指す、ということでしょう。(そうでない人は、少なくともアメックスのブラックカードは目指さない方が無難、ということです)

ブラックカードより上のグレードがある?

ブラックカードより上のカードは「パラジウムカード」と言います。色は銀色ですが、カード自体が貴金属のパラジウムでできているというのが特徴です。

貴金属(レアメタル)の塊なので、プラスチックのカードと違い、「カード自体に約12万円の価値がある」ということです。

JPモルガン・パラジウムカード

パラジウムカードを発行しているのは、世界で「JPモルガン」ただ1社です。他のクレジットカード会社では、パラジウムカードはありません。

「JPモルガンだけ?アメリカのモルガン・スタンレーは?」と思う人もいるでしょう。実は私も思いました。

JPモルガンと、モルガン・スタンレーは、まったく別の会社なんですね。JPモルガンというのは、創業者「ジョン・ピアポント・モルガン」の名前なのです。「JP=日本」ではないんですね。

非常にややこしいですが、この名前のおかげで、JPモルガンは日本進出がしやすかったのではないかと思われます(笑)。それはさておき、この最高級のクレジットカード、「JPモルガン パラジウムカード」を、実際に発行された方の体験談が、下のブログにあります。↓

  • Vice versa「J.P.Morgan Palladium Visa」
  • http://ameblo.jp/q0b/entry-11422590748.html
  • (英語のタイトルですが、日本人の方の、日本語のブログです)

資産「36億円」が必要?

「JPモルガン・パラジウムカード」の発行条件として、下の2つの条件がよく書かれています。

  • JPモルガンの「プライベートバンク」の顧客である
  • 3000万ドル(約36億円)以上の資産がある

というものです。普通の人だと「プライベートバンク」だけでも難しいのに、さらに「36億円」の資産が必要ということです。富裕層はとっくに通り越して「大富豪」に入る部類の人々でしょう。

なので、このブログの管理人さんもどれだけすごいのか…と思ったら「入会基準が下がったため、申し込んだ」とのことです。もちろん、下がっても十分すごいのですが、どれだけ下がったのか箇条書きします。

  • 2万5000ドル(約300万円)預金するだけで発行できる
  • ただし、1年以内に追加で「500万ドル」(約6億円)を預金すること

このような条件です。つまり、資産が6億円あって、JPモルガンの顧客であれば、パラジウムカードを発行できるということですね。もちろん、これでもかなりハードなのですが、「36億円」よりは、だいぶハードルが下がったと言えるでしょう。

パラジウムカードは、必要か?

結論を書くと、必要ないでしょう。ブラックカードならまだしもパラジウムカードは、存在に気づく人がほとんどいないからです。

  • パラジウムカード自体を知らない
  • 手に持たない限り、パラジウムであることはわからない(多分)

という理由です。つまり「あれ、プラスチックじゃないぞ」というのは、決済をした店員さんなら確実に気づくのですが「ごちそうさまです~」と隣で言っているお連れさんは、気づかない可能性が高いわけです。

仮に気づいてくれたとしても「JPモルガンで、資産6億円ないと発行できないカードなんだよ」と言っても、何か自慢っぽいですし、「それだけで突然好かれる」なんてことは、まずないでしょう。

それより、食べている時にどんな面白い会話・心が通う会話をできるかの方がよほど大事なので、パラジウムカードまでは、さすがに必要ないと私は思います。(だからこそ、世界でJPモルガンしか発行していないわけですし)

アメックスの「チタンカード」もある

「ブラックカードより上」というわけではありませんが、アメックスのブラックカードで「チタンカード」というものもあります。パラジウムカードと同じで、チタンでできている金属製のクレジットカードです。

アメックスのブラックカードを持っている方であれば、申請すれば誰でもチタンカードを発行できるようです。そもそも、センチュリオンまで持っている時点で、アメリカン・エキスプレスから相当信用されているわけなので、ほぼ誰でもOKというわけですね。

ただ、「年会費が90万円かかる」という、金銭的なデメリットが大きいです。普通のブラックカードでも「36万円」なのに、その約3倍ということですね。

これもやはり「そこまでして持つメリットはない」と言えるでしょう。アメックスの「ブラックカード」までは知っていても「チタン」までは知らない人が、やはり多いからです。仮に知っていて誰かに好かれたとしても、年会費の差額の60万円を、その人に使ってあげた方がよほど好かれるのは間違いないでしょう。

結論…チタン・パラジウムはメリットが小さい

結論を書くと、チタンカードもパラジウムカードも、お金がかかる割にはメリットが小さいといえます。これはもう完全に「クレジットカードマニア」の方か「お金など、腐るほど持っている大富豪の方が、遊びで発行する」程度のものだと思った方がいいでしょう。一度、そういう生活を送ってみたいものですけどね(笑)。

骨董品の収集のようなもので、もはやここまで来ると「常人には理解できない、お金持ちの道楽」になるので、普通の人は欲しがらない方がいいと思います。(役に立たないものも大事ですが、そういうものを欲しがるのは、ほどほどにした方がいいでしょう)

まとめ・ブラックカードを持つ意味はあるのか?

ブラックカードを持つ意味はあるのか―。この結論は「あると強く思うなら、ある」と私は思います。その意味を箇条書きすると、下のようになります。

  • 実用性やステータスについては、一長一短である
  • つまり、ブラックカード自体は「良い」とも「悪い」とも言えない
  • しかし、「お金を稼ぐ」ことは、かなり良いことである
  • ブラックカードがそのモチベーションになるなら、目指せばいい

わかりやすく言うと「人間は、サッカーをすべきか」というようなものです。「そんなもの、やりたい人だけやればいい」というのが、全ての人の結論でしょう。

確かにサッカーにはメリットもあります。しかし、デメリットもあります(怪我しやすいなど)。

最終的には「メリット・デメリットで決める」のではなく「自分が、どれだけサッカーを好きか」という「感情」で決めているはずです。ブラックカードを持つべきかどうかについても「自分の感情」で決めるべき…というわけですね。(少なくとも、私はそう思います)

もちろん「感情」と言っても、子供のような憧れだけで持てるようなカードではありません。(楽天カードのブラックならともかく、アメックスやダイナースの場合)

結局、猛烈に働いて猛烈に稼ぐ必要があるので、それだけ働くための原動力として、ブラックカードがモチベーションを与えてくれるのなら、目指せばいいでしょう。そうでないのなら、ビジネス上のメリットは(特殊なケースを除いて)特にないわけですから、あえて目指す必要もないでしょう。

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