プラチナカードとは ~メリット・取得方法・年収&利用金額の条件など~

プラチナカードでの海外旅行でのお支払い

ゴールドカード以上のステータスカードである「プラチナカード」。「ゴールドカード」と同じくアメリカン・エキスプレス・カードが日本で最初に発行したゴールド(黄金)カードの上位クレジットカードがプラチナ(白金)カードです。今では他のカード会社でも発行されていますが、そのステータスはゴールドカード以上。券面もプラチナをイメージしたシルバーが多く、その多くが招待制のクレジットカードとなっています。

プラチナカードとは?

クレジットカード最高峰!招待制のプレミアムカード

プラチナカードは、通常持てるクレジットカードで、1番高いランクのステータスカードです。これ以上となると無限大の利用が可能というスペシャルカード「ブラックカード」がありますが、これは普通は持つことができません。

金メダルだとしたら、プラチナカードは銀メダルと言えます。

プラチナカードは、ゴールドカードと同様に、通常のクレジットカードよりも各種の補償が手厚くなります。補償の種類や内容は大体同じで、そのレベルが上がる…というイメージです。

プラチナカード独特のメリットは「ブラックカードへの登竜門である」ということ。プラチナカードの各種特典が目当てではなく、このためにプラチナカードを取得する、というユーザーの方も多いです。

(実際、実利だけを求めるなら、ゴールドカードを1枚か、複数の量販店などのカードを使い分ける方がお得なことが多いです)

プラチナカードのメリット

プラチナカードのメリット・特典は、一覧にすると下のようになります。

  • コンシェルジュサービス
  • ポイント・マイルの優遇
  • ショッピング保険(補償)
  • ホテルの宿泊費優待
  • 無料医療相談
  • 会員専門誌

これらが「全体的」なサービスで、さらに「旅行系」に絞ると下のようなサービス・メリットがあります。

  • 海外旅行傷害保険
  • 国内旅行傷害保険
  • 航空便遅延保険
  • プライオリティパス
  • 空港ラウンジ無料利用
  • 航空便アップグレード
  • コンシェルジュサービス

ゴールドカードについて知っている方ならわかると思いますが、どれもゴールドカードでも付いているメリットです。先に書いた通り内容はゴールドと同じで、そのレベルや金額が上がっているということですね。

(個々のメリットの詳細は、また後ほど個別に書いていきます)

プラチナカードのデメリット

プラチナカードのデメリットは、「人によっては、特典のメリットがあまりない」ということ。つまり、ホテルのスイートルームや、豪華なレストランでの食事などに興味がない人にとっては、あまり意味がない…ということですね。

  • 年会費が高い
  • 取得が難しい

というような要素は、個人的にはデメリットとはいえないと思っています。というのは、下のような考え方からです。

  • 年会費が高いからこそ、ステータスを維持できる
  • 同じく、取得が難しい方が、会員だけの特別なサービスを受けやすい

ということです。たとえば東大卒が評価されるのは、当然「東大に入るのが難しい」からです。もし「楽して入れて、しかも評価される東大」などというものがあったら、誰でも入りたがるに決まっているし、そうして東大卒が膨大な人数になったら、何の価値もなくなってしまうわけですね。

価値というのは敏感なもので、常に「コントロール」をする必要があるのです。実験室の温度を常に一定に保つ…というような感覚ですね。

(参加者が増え過ぎても減り過ぎてもいけないわけです。常に絶妙の人数でコントロールする必要があるわけです)

という点で、「取得が難しい」「年会費が高い」というのは、プラチナのデメリットではありません。これはメリットとまったく同じものです。

なので、デメリットがあるとしたら付帯されるサービスやステータスが、その人にとってまったく意味がないと言うようなケースです。万人共通のデメリットではなく、あくまで「その人次第」ということですね。

(メリットもやはり「その人次第」になりますが。これはブラックカードでも同じです)

お金を稼ぐモチベーションを上げるためのもの

これはブラックカードもそうなのですが、プラチナカードは基本的に「実利を求めるカードではない」と思った方がいいでしょう。ホテルや航空券がらみのサービスもスイートルームの早割など、クレジットカードと関係ない普通のサービスを利用した方が、お得な場合もあるからです。

もちろん「クレジットカード経由の方が得な場合もある」ことは多いです。ただ、「そもそも、お金を使わないのが一番お得」という、根本的な考え方もあります。お金持ちはこういう考え方をする人が多いので、ゴールドカード以上を持つことは、意外と少ないようです。

しかし、じゃあプラチナカードやブラックカードに意味がないかというと、まだ自分の「稼ぐ力」に絶対的な自信がない人が、自信をつけたり、稼ぐモチベーションを高めたりするために持つ…というのは意義があると思います。

プラチナカードは年会費も高いですし、特典のメリットを享受しようと思うと、高級なレストランやホテルに何度も行ったりと、さらにお金を使う必要があります。そうしてガンガンお金を使いながら「もっと稼がなければ」というハッパを、自分にかけるという効果はあるでしょう。

(たとえば売れたお笑い芸人の方などは、自分にプレッシャーをかけるために、わざと家賃が高いマンションに引っ越したりするそうです。もちろん、人によるでしょうが)

プラチナカードの年会費

プラチナカードの年会費は、一覧にすると下の通りです。

■13万円

  • ダイナースクラブ・プレミアムカード…13万円
  • アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード…13万円

■5万円~7万円

  • 三井住友プラチナカード(VISA・Master両方)…5万5000円
  • 三井住友プラチナカード(VISA・Masterどちらか)…5万円
  • JCBザ・クラス…5万円
  • ホルトンHオナーズプラチナカード…6万6500円

■3万円~4万円

  • JALアメリカン・エキスプレス・カードプラチナ…3万1000円
  • SuMi TRUST CLUBプラチナカード…3万5000円
  • デルタ スカイマイルSuMi TRUST CLUB プラチナVISAカード…4万円

■2万円

  • MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード…2万円
  • セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード…2万円
  • セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード…2万円
  • エポスプラチナカード…2万円
  • レクサスカード…2万円

このように、同じ「プラチナカード」でも、年会費はまったくバラバラです。先ほど「デメリット」の部分で「プラチナカードは年会費が高い」と書きましたが、必ずしもそうではないことがわかるでしょう。(特にエポスプラチナカードなどは、一定金額の利用実質無料になるくらいですから。)

三井住友VISAプラチナカードの場合、「VISA・Master両方」か「Master・VISAどちらか」で、5000円の差があります。個人的には5000円払ってでも「両方」にした方がいいと考えます。

もちろん、その人の生活スタイルとか、カードの利用目的にもよるのですが、海外旅行で特に東南アジアなどの新興国に行く時「そこそこいいお店だと、Master・VISAの片方しか使えない」ということが、よくあるからです。

日本など、先進国の「そこそこいいお店」だったら、両方使えるのが普通ですけどね。新興国だと、「結構いいお店」でも片方の時はしばしばあります(私もそんなに海外旅行の経験が豊富なわけではありませんが、行く国によってはそうなるというのは納得していただけると思います。)

もちろん「いや、確実に両方使えるようなお店しか行かないから大丈夫」と言うような人だったら、片方でもいいかと思います。この辺は、三井住友VISAプラチナカードに限らず、クレジットカードを選ぶ時全般に言えることで、「とにかく、自分のライフスタイルに合わせて選ぶ」というのが、正解になります。

(服を選ぶのでも、宿泊するホテルを選ぶのでも、何でもそうでしょうが。法人カードでプラチナカードを持つのも選択肢の1つです)

プラチナカードの取得方法

プラチナカードの取得方法は、大別して2通りです。

  • 直接、プラチナカードの審査に申し込む
  • ゴールドカードからグレードアップする

前者については、信用度(クレジットスコア)の高い人であれば、そのまま発行できます。後者については、この方法でしかプラチナカードを取得できないというもので、招待状(インビテーション)をもらった方だけが、プラチナカードを手にすることができます。アメリカン・エキスプレスが一番有名ですね。

アメックスのプラチナカード取得の条件

では、アメリカン・エキスプレスのプラチナカードの場合、どのような条件でインビテーションが来るのでしょうか。これは実は千差万別なのですが、たとえばサラリーマンの方だと、大体下のような条件が平均値のようです。

  • 年収…1000万円前後
  • 年齢…30代・40代
  • 勤続年数…10年以上
  • 年間利用金額…200万円程度

これはあくまで「大体の平均値」で、実際にはその人の諸条件によってまったく違います。

年収200万円~300万円でも審査に通る?

下のブログさんで、「アメックス・プラチナカードの審査に通過した人のデータをまとめた」ものがあります。非常にわかりやすく参考になります。

  • mahilog「集計してみました、アメックス・プラチナカードの3つの審査基準」
  • http://mahilog.com/amex-platinum-card/evaluation

これを見ると、年収は「200万円~300万円」の方もいるし、「500万円~600万円」の方もいる…というように意外と低年収・平均的な年収でも、アメックスのプラチナカードの審査に通るということがわかります。500万円以上ならまだわかりますが、200万円など「日本人の平均年収より、遥かに下」ですからね。

自営業・個人事業主の場合は、低年収でもOK?

あくまで私の推測ですが、この「年収200万円~300万円」という方は、おそらく「個人事業主・法人経営者」の方だったのでしょう。それだったら、年収が低くても確かに、アメックスプラチナの審査に通る可能性は高いです。

これは自営業・個人事業主の方だったらよくわかると思いますが、自営業の人間が、自由に使える金額は、申告している所得よりも多いからです。もちろん、これは脱税ではありませんし、せこい節税でもありません。「仕事が趣味」という自営業の方であれば、「仕事に必要な出費は、すべて経費になる」わけですから、個人所得などなくても、かなり「自分の好きな物を買える」わけです。

(ただし、あくまで仕事が趣味で、本当に仕事の役に立つ物を買っている、というのが絶対条件です)

このように「自営業・会社代表者」などの場合は「事業用の決済が多ければ、低年収でも審査に通る」ということがあり、一概に「年収いくら」とは言えないのです。

年間の利用金額はいくら必要?

実は、これも「100万円~1000万円以上」と、完全にバラけていました。どの金額帯にもまんべんなく散らばっている…という印象です。理由はおそらく下の通りです。

  • 確かに多く決済してくれる人の方がありがたい
  • しかし、そういう人は「貯蓄が少ない」というデメリットもある
  • 一方「利用金額が少ない」という人は、貯蓄が多い可能性が高い
  • よって、どちらかが絶対に正しい…というわけではない

あくまで推測ですが、割と納得していただけるかと思います。確かに最低限の利用実績は必要ですが、一般的な感覚からしたら、あまり買い物をしない人の方が信用できるというのは間違いないでしょう。そういう「日常生活だったら当たり前の感覚」が、クレジットカードの審査に持ち込まれることもある、ということです。

勤続年数は何年あればいい?

これも千差万別です。ただ、サラリーマンの方でアメックスのプラチナカードの審査に通るような人というのは「最初の職場に、ずっと勤めている」という方が多いようです。そうでないと、年収1000万円などの高収入はなかなか得られませんからね。

そして、大部分が30代か40代で取得している…ということを考えると、大体勤続10年あたりから、取得する人が増えるということは、想像できます。

一方、法人経営者等の場合は「事業を始めてから数年」あれば、だいぶ有利になるかと思います。一年目や二年目はかなり審査が厳しくなるでしょうが、3年目あたりからは、売上や年収次第で、審査に通る確率は十分にあります。

言うまでもなく、一口に「個人事業主・法人代表者」などと言っても、どのような業界か、その中でどんな立ち位置にいるか(下請けか孫請けか)などによって、評価は全然違って来るわけです。

アメリカン・エキスプレスが、どこまでそうした「事業内容」を評価するかはわかりません。しかし、一般的な「ビジネスでの信用度」が、ある程度プラチナカードの審査でも関わって来ると考えていいでしょう。

ホテルのスイートが半額(200万円割引も!)

すべてのプラチナカードではありませんが、たとえば三井住友プラチナカードなら、有名ホテルのスイートルームが半額、デラックスツインなどのゴージャスな部屋も割引・アップグレードができるなど、高級ホテルの利用者の方々にとって、大きなメリットがあります。

さらに、アメックスのプラチナカードの場合は、宿泊当日や間近に、10万円ほど追加料金を出すだけで、最高級のスイートルームに、200万円割引で泊まれるということもあるようです。

これについては、実際に宿泊された方の体験談を後に紹介させていただきます。まずは一般的な、常時適用されるサービスである、三井住友プラチナカードの「スイートルーム半額」から説明します。

スイートが半額になるホテルは?

すべてはネット上では公開されていません。下の公式ページで、一部が公開されています。

  • 三井住友プラチナカード「プラチナホテルズ」
  • https://www.smbc-card.com/nyukai/platinum/travel/hotels.jsp

以下、公開されている半額スイートや、アップグレードの例を紹介します。

  • 横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ
  • スイート2名1室「一人あたり」の料金…37800円
  • 支払総額(2人の場合)…75600円(通常15万1200円)

横浜ベイシェラトンホテル&タワーズのスイートルームは、下のリンクで見ることができます。(言うまでもなく、実にオシャレです)

  • 横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ「スイート」
  • http://www.yokohamabay-sheraton.co.jp/stay/guestroom_towers/sweet.php

もう一つ公開されているのは、「ウェスティンホテル大阪」。下のような料金&割引になっています。

  • エグゼクティブスイート
  • 2名1室「1人あたり」の料金…32400円
  • 支払総額(2人の場合)…64800円(通常12万9600円)

こちらも非常におしゃれです。間取り図を見ると、もはやホテルの部屋というより、家族で住むマンションのようです。約6万5000円が割引になると思うと、これは大きいですね。

  • ウェスティンホテル大阪「エグゼクティブスイート」
  • http://www.westin-osaka.co.jp/stay/room/exe_suite.html
スイートルーム以外のアップグレード

「高級ホテルのいい部屋には泊まりたいけど、スイートまでは要らないなあ…」という方もいるでしょう。そうした方には、もう少しリーズナブルなプラン割引もあります。たとえば下のようなものです。

*以下、カギカッコの部屋にアップグレードされます。どれも通常料金の半額です。料金は「2名1室朝食付き」の料金で、カッコ内は「二人で泊まる場合の総額」です。

  • ヒルトン成田「デラックスツイン」
  • 15500円(3万1000円)
  • ザ・ペニンシュラ東京「デラックスルーム」
  • 39123円(78246円)
  • セントレジスホテル大阪「デラックスツイン」(高層階にアップグレード)
  • 2万円(4万円)*宿泊料金のみ、朝食なし
  • 欽山「西館7階和室」(夕食をアップグレード)
  • 54000円(10万8000円)
  • ホテルオークラ福岡「ラグジュアリーツイン」
  • 14040円(28080円)*ウェルカムドリンクも
  • ジ・アッタテラス クラブタワーズ「プレミアガーデン」
  • 33048円(66096円)

これらもまだ「一例」で、もっと多くのホテルで割引されたり、アップグレードされたりします。先ほどのスイートルーム2件の場合はかなり高かったですが、これらの場合は「二人でも2万円台」のプランがあり、普通の人でもまったく手が届くレベルでしょう。(というより、プラチナカードを持っている時点で、普通の人ではないはずですが、倹約家の方でもという意味です)

こうした割引を見ると、これらの高級ホテルをよく利用する人にとっては、プラチナカードのコストパフォーマンスは非常にいい、と言えそうですね。(特に三井住友プラチナカードは)

最高級スイートに、200万円割引で泊まれる?

日本でも指折りのスイートルームとして、「リッツ・カールトン東京」のスイートでも最高級である「ザ・リッツ・カールトン・スイート」という部屋があります。通常の宿泊料金は「242万円」です。

一般的な「スイートルーム」は大体「10万円~20万円」です。このリッツカールトン東京でも、「3番目のスイートルーム」が「22万円」なので、このトップのスイートは完全に桁違いなんですね(文字通りの桁違い)。

そして、アメックスのプラチナカードを持っていたため、この「242万円」のお部屋に「22万円」で宿泊できたという方の、非常に有意義な体験談があります。下のサイトさんの記事です。↓

  • マイルの達人「リッツカールトン東京のスイート(一泊料金242万円)に宿泊してみた!」
  • http://www.mairu-tatsujin.com/the-ritz-carlton-suite/
なぜ、最高級にアップグレードされたのか?

プラチナカードの「アップグレード」は、予約した部屋の、ワンランク上の部屋が、当日空いていれば使えるという条件になっています。そして、この管理人さんは「3番目」のグレードの部屋だったので、本来は「2番目」のグレードのスイートになるはずだったのです。

しかし、この日はたまたま「2番目の部屋が埋まっていた」んですね。そのため、一つ飛ばして「最高級のスイートルーム」に宿泊された…というわけです。嬉しいサプライズですが、もし2番目が空いていたらいたで、そちらに泊まれたわけです。(1番、2番ともに埋まっていたら、アップグレードは何もなしですが)

平日の宿泊が多い人だったら、かなり使える

私はスイートルームに泊まったことなど、もちろんありません。しかし、金曜日の夜などが混むのは当然わかります。

逆に言うと、「月曜日の夜」などは、割と高い確率で「1つ上か、さらにその上」のランクの部屋が空いているはずです。となれば「うまく行ったら、そっちに泊まれるな」という淡い期待をしつつ、無理のない範囲で高めの部屋を予約する…という手もありでしょう。

プラチナカードを取得するくらいの方だから「無理のない範囲」でも、スイートルームは宿泊できるわけですし。たとえばデートや商談などで、スイートルームをよく使うという方は、上の例のようなラッキーなハプニングが期待できるという点でも、プラチナカードにはかなりの価値があるといえます。

早割なら、プラチナカードがなくても3分の1?

ここまでは全て「プラチナカードを持っている人だけ」のメリットでした。三井住友にしても、アメックスにしても。しかし、ここからは普通のクレジットカードどころか、カードがない人でも、スイートルームに3分の1の値段で宿泊できるという情報です。

それも、特別難しいものではなく「ただの早割」です。調べて驚いたのですが、早めに予約していれば、スイートルームというのはものすごく安いんですね。衝撃を受けました。

私は札幌在住ですが、札幌のホテルはクリスマスは特に人気です(札幌なら確実にホワイトクリスマスになりますからね)。その札幌のホテルのスイートルームが、クリスマスの予約でも、早割で下のように安くなります。

  • 札幌エクセルホテル東急
  • プレミアムスイート(最上級の部屋)
  • 通常料金…14万2560円
  • 早割(75日前)…50740円

ほぼ3分の1です。「9万円以上」も安くなっているわけですね。これを見ると、通常料金でスイートルームに泊まる気をなくすと思います。少なくともクリスマスのように計画を練られる日であれば、絶対に早割で泊まるべきですね(言われるまでもなく、皆さんそうされているのでしょうが。私が経験がないだけです…)。

「45日前」でも、ほぼ3分の1

「いくら3分の1でも、75日前は早すぎるな…」という方もいるでしょう。しかし、上の「エクセルホテル東急」の場合は、45日でも「3000円」上がるだけです。(2人分の料金で、3000円上がるだけです)

別にエクセルホテルをおすすめしているわけではありませんが、「このくらいのグレードのホテルのスイートが、早割だけでこれだけ安くなる」という参考にはなるでしょう。私はデートでスイートルームを予約する男性はどれだけお金持ちなんだろう…と思っていましたが、日付を決めて、早めに予約しているのであれば、実はそれほどでもないということがこれでわかり、妙な自信を得ています。

プラチナカードの「スイート半額」は、さほどでもない?

上の例を見ると、「何だ、プラチナカードのスイートルーム割引なんて、大したことないじゃん」と思った方もいるかも知れません。しかし、そうではありません。下の2点がポイントです。

  • 早割は「急なデート・商談」には使えない
  • しかも「200万円割引」のようなサプライズはあり得ない

「デート・商談」と書きましたが、スイートルームを家族で使う方は少ないので、この用途でいいでしょう。何にせよ、クリスマスなど「前々から計画を練るべき日」でなければ、早割はあまり使えないわけです。

男女ともに「絶対この日は仕事を休める」という日があれば、そこで早割をしてもいいですが、何にせよプラチナカードと比べるとだいぶ不便です。やはりお金に余裕がある人の場合は、プラチナカードの「スイートルーム割引」は、大きなメリットだと言えるでしょう。

また、先に書いた「200万円割引」というような嬉しいサプライズも、あくまで管理人さんが「アメックス・プラチナカードの会員」だったから起きたことです。「当日部屋が空いていれば」という条件にしても、平日なら割と高い確率で空いているでしょうし、これ目当てでプラチナカードを作る…というのもありかと思います。

世界950ヶ所の空港ラウンジを利用できる

カード会社によっても違いますが、ほとんどのプラチナカードは「プライオリティ・パス」が付帯しています。プライオリティ・パスの機能があると、世界の600~950ヶ所の空港ラウンジを、無料で利用することができます。

  • プライオリティ・パス公式サイト
  • https://www.prioritypass.com/ja

この「プライオリティ・パス」というシステムは世界共通なので、「日本のクレジットカードだから、海外の空港でラウンジが利用しにくい」ということはありません。

ゴールドカードでは付帯しないのか?

ゴールドカードでも、プライオリティ・パスが付帯するものはあります。

  • 楽天プレミアムカード
  • セゾン ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
  • JCBゴールド・ザ・プレミア
  • アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード
  • アメリカン・エキスプレス・グリーンカード
  • ダイナースクラブカード

ざっとこのようになっています。アメックスのグリーンは一般カードなので、プライオリティ・パスと言っても「スタンダード会員」という、一番下のレベルになります。これだと、ラウンジは「無料」ではなく「優待価格」となります。それでも、25才程度の会社員の方でも持てるカードなので、それにしてはかなりいいサービスでしょう。

ダイナースも一般カードですが、これは正確には「プライオリティ・パス」は付帯しません。しかし、ダイナースが提供する独自のラウンジサービスで、世界600ヶ所の空港が使えるということで、実質プライオリティ・パスと同じようなものです。

プライオリティ・パスは、自分で加入することも可能

実は、プライオリティ・パスというのはもともとクレジットカードとは関係ないサービスです。関係ないというと言い過ぎですが、クレジットカードの付帯サービスでなくても、自分でプライオリティ・パスだけ申し込むこともできるということです。その場合、料金(年会費)は下のようになります。

  • スタンダード…約1万2000円(99ドル)
  • スタンダード・プラス…約3万円(249ドル)
  • プレステージ会員…約5万円(399ドル)

そして、クレジットカードのプラチナについてくるプライオリティ・パスのグレードは、ほとんど「プラス」「プレステージ」のどちらかです。先に書いた通り「スタンダード」は、アメックスなら一般カードでもついてくるくらいですから。プラチナカードでこのレベルは、まずないはずです。

つまり、ラウンジは無料で利用できるし、世界 600ヶ所~950ヶ所で使えるというわけですね。「プレステージ」レベルのパスがついているカードであれば、950ヶ所、そうでなければ600ヶ所程度…ということです。このあたりはクレジットカードによって違うので、随時調べていただけたらと思います。

(と言っても、ほとんどの人は600ヶ所あれば十分とは思いますが…)

年間の利用回数が、どのくらいだと得か?

どのクレジットカード会社のプラチナカードを選ぶかにもよりますが、空港ラウンジを使う回数が、年間10回までだったら、普通のプライオリティ・パスでOKという考え方もできます。普通のプライオリティ・パスだけ加入する場合でも、「スタンダード・プラス」だったら「年会費3万円」で「年間10回まで」空港ラウンジが無料になるからです。

クレジットカードの方が「同伴者も無料」というメリットがあるので「同伴者がいる旅行」をよくする方の場合は、クレジットカードのプラチナの方が得でしょう。逆にそうでなく「一人の出張」が多い場合で、しかも「年間10回に満たない」という場合は、普通のプライオリティ・パスだけ加入する…という選択肢もあります。

(当たり前ですが、万人にとって最適のサービスというのはないので、あくまでご自身のライフスタイルから見て、プラチナカードのメリットがあるかどうかを見ることが必要です)

コンシェルジュサービスのメリットは?

コンシェルジュサービスについて「要らない」と思う方は多いでしょう。プラチナカードに限らず、ゴールドでもブラックでも、そう思う方は多いはずです。昔ならともかく、現代はスマホがありますからね。「自分で調べた方が、ドンピシャで好みのお店を探せるからいい」という方も多いはずです。

個人的には、コンシェルジュサービスのメリットは、下の2通りだと考えます。

  • ビジネス相手へのお中元など、義理の付き合いを代行してもらえる
  • ブラックカードのインビテーションにつながる(かも知れない)

それぞれ説明していきましょう。

義理の付き合いを代行してもらえる

たとえば下のようなものです。

  • 取引先の人が誕生日なので、プレゼントとメッセージカードを送っておいて欲しい
  • このリストの会社全部に、お歳暮を送っておいてほしい
  • このリストの人たち全員に、年賀状を送ってほしい(印刷会社経由で)

というようなものです。どこまで飲んでもらえるかは、当然クレジットカード会社によって異なります。あるいはその会員さんの、過去の利用実績によっても異なります。

(沢山決済している人ほど、リクエストを呑んでもらいやすくなるでしょう)

当たり前ですが、年会費が2万円程度の安いプラチナカードで、このようなコンシェルジュサービスを期待しても駄目です。このようなものが通じるのは、少なくとも5万円以上の高額な年会費を払うプラチナカードだけだと思った方がいいでしょう。

一番いいのは、やはり13万円払うアメックスやダイナースです。しかし、それにしてもこのようなケースが頻繁にある人でなければ、それほどのメリットはないかも知れません。

(パソコンやスマートフォンを自由に使えない年配の方などは、逆にかなり意味があるでしょう。たとえばうちの父親はメールも使えませんが、そういう方で、お金がある人だったら非常に意味があるはずです。うちの父親はお金はありませんが)

ブラックカードの招待状が来やすくなる?

これは噂なので、実際にはどうかわかりません。ただ、コンシェルジュサービスを適度に利用していると、インビテーションが届きやすくなるという口コミ・評判はあります。その理由は、箇条書きすると下の通りです。

  • コンシェルジュを経由して、レストランの申し込みをする
  • レストランは「ああ、ダイナースのおかげで予約が来た」と思う
  • それが何度かあれば、レストランは「今後もダイナースを導入し続けよう」と思う

ということです。このように「そのクレジットカード会社のいい印象を、加盟店に対して与えられる」ということです。これによってブラックカードに昇格しやすくなるというのは、ある程度納得が行く話でしょう。

(もちろん、高収入で毎月の利用金額が大きく、しかもコンスタントであるというのが大前提ですが)

できるだけ簡単なリクエストにする

このようなリクエストをする時、当然ですが「厄介なリクエスト」だと、コンシェルジュも困るわけです。

「今からすぐに、団体で予約できて、監獄居酒屋みたいな珍しいコンセプトで、札幌市内のお店」などというと、探すのも大変ですし「この利用客は、面倒なリクエストを出すからブラックカードの招待状はやめておこう」と、別に意味のブラック(ブラックリスト)になる可能性があります。

もちろん、この辺はプラチナカードを持つような余裕がある方々だったら当然理解しているでしょう。基本的に経済力がある人ほど、この辺の呼吸はよくわかっているものです。

なので書くまでもないかも知れませんが、一応簡単な内容で、コンシェルジュを経由しての予約を多めにする…というのは、プラスになるかも知れないということです。

医療相談を無料で受けられるが…

これはプラチナカードだけのメリットではなく、ゴールドカードなどでもあるメリットです。たとえば三井住友カードの場合は、ゴールドでもそれ以上のランクでも、「ドクターコール24」という医療相談サービスが、無料で利用できます。(名前通り、24時間いつでも医療相談ができます)

医療相談は、あまりしない方がいい?

これは健康について情報収集をしている方だと、最近の傾向として把握されているかと思います。最近の健康のスタンダードは「できるだけ、医者にかからない方がいい、薬も飲まない方がいい」というものです(正しいかどうかはさておき、強い勢力になっているのは確かです)。

この傾向を知らない方でも『大往生したけりゃ医療とかかわるな』というベストセラーのタイトルは、聞いたことがあるかと思います。普通、このレベルのベストセラーはAmazonでは酷評が並びますが、この本は「198件」のレビューのうち、星1つ&2つは「わずか14件」という、高評価を得ています。

Amazonのレビューがそれほど当てになるわけではありませんが、かなり多くの人が、これまでの不自然な医療に疑問を持っていたか…ということがわかるかと思います。

病気でないものまで、病気にするのが医者の仕事?

『歯医者が虫歯を作ってる』という本もよく売れましたが、「虫歯は、糖分を摂取しない質素な食生活をしていれば、自然治癒する」ものだそうです。実際、ジャングルなどの原住民で虫歯に悩んでいる人はいないので、これは事実でしょう(問題は、彼らのように質素な食生活をできるかですが)。

他にも『薬剤師は薬を飲まない』という本もあります。これは賛否両論がありますが、たとえば「解熱剤は飲まない方がいい」のは、間違いないようです。「熱は、ウィルスを殺すために、体が意図的に出しているもの」だからです。それを下げたら、回復を遅れさせるだけなんですね。

医療相談だけは、常に良いものとは思わない方がいい

少々医療の話が長くなりましたが、個人的な意見としては「医療相談だけは、プラチナカードでもゴールドカードでも、常に正しいとは思わない方がいい」といえます。医療もある程度「ビジネス」なので、お医者さんにも「大人の事情」がいろいろあるからです。

まして、先端的なことを絶対に言ってはいけない、クレジットカードの付帯サービスでは、診断は必ず保守的なものになります。それが正しいケースもあれば、間違っているケースもあるでしょう(少なくとも、ここまであげてきたような本が他にも大量にあり、それは全部医師や薬剤師の方々が書いているわけですから)。

もちろん、プラチナカードの付帯サービスを否定しているわけではありません。あれも付いて来る、これも付いて来ると、何でもありがたがるのではなく「これは本当に良いものなのか?」という疑いの気持ちは、常に持つべきということです。

それでも、やはり大多数の人に支持されているサービスは、それなりの意味があります。そうして疑いの目をしっかり持った上で「本当に意味があるサービス&クレジットカード」を見極めるようにすれば、より良いクレジットカード選びができるでしょう。

ピグマリオン効果で、さらに稼げるようになる?

ピグマリオン効果というのは人間は、他人に評価されている通りの人間になるというものです。これは、いろんな実験で高確率で証明されています。

少々怖い話ですが、これはうまく使えば「天才でない人間が、天才になる」こともできるわけです。で、それがどうクレジットカードとつながるのか。

アメックスのプラチナカードを持つと「上位1.4%」の人間になれる

アメックスのカード保有者で、プラチナカード以上(ブラックカード含む)は、「1.4%」しかいません。下の記事に書かれています。

  • ゆかしメディア「年収1000万円世帯を直撃のアメックスプラチナ年会費値上げ」
  • http://media.yucasee.jp/posts/index/13590/1

少々ネガティブなタイトルですが、この記事によれば、アメックスの各グレードの保有者の割合は、下のようになっています。

  • グリーン…87.0%
  • ゴールド…11.3%
  • プラチナ以上…1.4%

このような割合です。つまり「あくまで、アメックス保有者の間で」ですが、プラチナカードを持つことによって「上位1.4%の、高額所得者」の気分を味わうことができるわけですね。

あくまでイメトレだが、効果はある

この「上位1.4%」というのは、あくまで「気分」です。アメックスのプラチナカードは「年収1000万円」前後でも持つことができますが、このレベルの高額所得者は、大体「日本の上位10%」なのです。とても「1.4%」には届きません。

本来の1.4%は、大体年収1億円です。自営業の方々が結構年収をごまかしているので、正確な数値は出せませんが、大体このくらいの割合といえます。なので、「上位1.4%」というのは、あくまで「イメージトレーニング」にすぎません。

しかし、イメージとは言え、とりあえずアメックスのコンシェルジュなどの方々は「上位1.4%のVIP」に対する対応を取ってくれるわけです。また、「俺、アメックスのプラチナカード持ってるんだよね」というだけで、多少なりともその価値のわかる人は「1.4%」という数字を知らなくても「すげー、相当稼いでいる人だ」と思ってくれるわけです。

(会社員同士だと、お給料はバレているでしょうが、自営業や会社経営者だったらハッタリが効きます)

アスリートも採用している「補助輪」効果

こういう、自転車でいう「補助輪」をつけて「自分はできる」という体験を一度することによって、その世界を身近に感じるようになり、成長が早まるというのは、アスリートの世界ではよく知られていることです。

たとえば水泳のオリンピック選手は、「ゴムチューブで引っ張ってもらいながら泳ぐ」という練習をします。これだと通常より早くなるので「日本記録や、世界記録を出せる」わけです。そして「ああ、これが世界記録の世界か」と「一度体験してみる」わけですね。それによって、本当に世界記録が出しやすくなるわけです。

同じように「年収1億円レベルのお金持ち」を目指す人であれば、その「上位1.4%」の中に自分が入るという経験をしてみるのは、非常に効果があるといえます。アメックス限定とは言え「上位1.4%」は事実です。事実はただの自己暗示と違って、強烈に脳に刷り込まれます。

そして、いつしか「上位1.4%なんて当たり前だな」と思っているうちに、「年収1億円は、日本人の上位1.5%です」などと聴いても「ふーん、楽勝だな」などと思えるわけです(笑)。

もちろん、これは「勘違い」です。しかし、どんなジャンルでも成功する人というのは、こういう「勘違い」からスタートしているものです。スラムダンクにしてもワンピースにしても、主人公はみんなそうでしょう。(歴代の偉人もそうです)

私が思うに、プラチナカードの他の特徴・メリットなどは大したことなく、ブラックカードも同様に大したことなく、一番重要なのはこの「自信」ではないかと思います。もちろん「上位何%」という「人と比べて得る自信」は、本当の自信ではありません。しかし、偽物の自信すらまだ得ていない人が、どうやって本物の自信を得るのか?という考え方もあるでしょう。

まず先に偽物の自信でもいいから得て、長い人生でいろいろ経験するうちに、本物の自信というもの(どういうものかはわかりませんが)を得る…というのが、一番現実的な生き方ではないでしょうか。

ブラックカードのインビテーションを受けるために

プラチナカードを持ちたい方々のモチベーションの一つとして「その上のブラックカードを目指している」というものがあるでしょう。特にアメックスのセンチュリオンは、カードやお金に興味がある男性にとって、憧れの一枚(であることが多い)です。

アメックスのプラチナカードを取得してから、ブラックカードの招待状(インビテーション)を受けるには、どうすればいいのか。実際に使った金額、資金用途などを詳細に公開されている方がいたので、ここで紹介させていただきます。↓

  • センチュリオンカード獲得への道「インビテーションまでの累積利用金額」
  • https://amex-centurion.info/charged-amount/

管理人さんのゴールドカード取得から、ブラックカードのインビテーションが届くまでの毎月の利用金額が、詳細に記録されています。この記事では「全体の利用金額」のみですが、他の記事では、下のような項目別の利用金額も書かれています。

  • 外食費
  • 通信費
  • 旅行費

…などなど。アメックスでもその他のクレジットカードでも「うちの決済を導入しているから、お客さんが増えた」と加盟店にアピールするため、飲食店などの利用実績が多いほど有利と言われています。そうしたことが事実かどうか確かめるためにも、この管理人さんのデータは非常に有益で、素晴らしいものです。

(ちなみに、管理人さんは外食はあまりされていません。旅行はかなりされています)

以下、アメックスのゴールドカードからブラックカードまでの利用金額・期間などのデータを要約させていただきます。

■ゴールド~プラチナまで

  • 期間…1年6ヶ月(18ヶ月)
  • 利用金額…269万円
  • 平均月額…14.9万円

■プラチナ~ブラックまで

  • 期間…3年5ヶ月(41ヶ月)
  • 利用金額…7875万円
  • 平均月額…192万円

■総合(ゴールド~ブラックまで)

  • 期間…4年11ヶ月(59ヶ月)
  • 利用金額…8144万円
  • 平均月額…138万円

このようになります。つまり、ゴールドカードを取得してから約5年間、毎月138万円をアメックスで決済していれば、ブラックカードを取得することができるというわけですね。

この「毎月138万円」というのは「すべてアメックスに集中させて」ということなので、実際には月々の支出はもっと多くなります。すべてアメックスで払えるわけではありませんし、現金のみの支払もありますからね(税金や保険料など。nanacoチャージを使う手もありますが)。

こうして見ると「5年間毎月、コンスタントに200万円程度を払える人」であれば、ゴールドカード取得から5年で、ブラックカードを手に入れることができる…と考えられます。

職業にもよるので、あくまで目安

当然ですが、これはあくまで目安と考えてください。これだけの金額を使える人が「サラリーマン」か「個人事業主」かでは、まったく違ってきます。サラリーマンでこれだったら、安定性も加えて、ものすごく高い評価になりますからね。

一方、個人事業主・会社経営者などの場合、5年間程度だったら、このレベルで稼げる方々も結構いるわけです。バブルも公式に「1986年~1991年の5年間」と言われていますからね。

そのため、この管理人さんと同じ金額を利用しても、必ずしも5年でセンチュリオンになる…という保証はありません。過去のクレジットヒストリーや自宅情報など、影響する項目をあげたらキリがないくらいです。

ただ、「累積の利用金額が8000万円」というのは、「1億円前後使うと、センチュリオンになる」という、よく見られる情報に近いので、割と一般的な目安ではないかと思われます。

(管理人さんの場合、5年という短期間で集中的に使われたので、1億円でなくても通った…ということでしょう。推測ですが)

アメックスのブラックカードは、定員制?

クレジットカードの専門家である菊地崇仁氏の記事で、下のようなものがありました。

  • 幻のブラックカード「センチュリオン」のインビテーションが送られるのはいつ?
  • http://www.poitan.jp/archives/14252

この記事によれば、アメックスのセンチュリオンは「定員制」で、人数が決まっている。そのため、いくら利用金額が多く、高年収な人であっても、定員が空くまでは待たないといけない(かも知れない)ということです。

もちろん、アメックスの審査基準は公開されていないので、菊地崇仁氏のような専門家の方々であっても実際の所はわかりません。ただ「ある程度人数を絞る」というのは確かでしょう。ブランド品のバッグでも「世界で2000個、限定生産」などとなっていますしね。

しかし「じゃあ、どれだけ利用金額を増やしても無駄なのか」といったら、それはないと思います。

空きがなくても、圧倒的な財力があればOK

極端な話ですが、「空きがない」という理由で「秋元康氏が入会できない」ということはないわけです。社会的な信用があり、圧倒的な財力がある方であれば、定員など関係なく入会してもらいたい…というのが、アメックスに限らず、すべてのクレジットカード会社の心情でしょう。

もちろん、秋元氏ほど稼ぐ必要はありません。要はこのレベルの経済力がある人だったら、多少定員を広げてでも入れようと、クレジットカード会社側に思ってもらえる人であれば、定員があろうとなかろうと、関係なく入会できるはず、ということです。

(そういう柔軟な対応ができる企業でなければ、クレジットカード業界の激しい競争で生き残っていけないはずですからね)

もちろん「定員によって、多少不利になる」時期はあるでしょう。しかし、「それを弾き飛ばせるだけの経済力」があったら、多少定員が混み合っていようがいまいが関係ないわけです。定員とか保有人数とかを気にするより、「まずはそういう経済力を身につける」ことから考えた方がいいでしょう。

(実際、ブラックカードを取得した後の人生を、円滑に生きていくためにもそのくらいの実力が必要になるわけですから)

法人カードは、プラチナまでしかない

法人カードの最高グレードは、どのクレジットカード会社でも「プラチナ」までです。アメリカン・エキスプレスでも例外ではありません。アメックスのブラックカードは「個人用のみ」となっています。

これが何を意味するかというと、上に書いた累計8000万円近くの支出を、すべて個人のショッピングとして、利用しなければいけないということです。ある程度稼いでいる人であれば、この意味はすぐにわかるでしょう。「4000万円、税金で取られる」ということです。つまり「1億2000万円が必要」になるわけですね。アメックスのゴールドからブラックにランクアップするために。

事業の経費にできないか?

当たり前ですが、個人の支出を事業の経費にするのはNGです。しかし、個人名のクレジットカードで、事業用の決済をするというのはありです。理想としては「事業性資金は、すべて法人カードで決済する」ということですが、「法人カードを持っていない」のであれば「個人用で決済する」というのも、別に不自然ではありません。

なので、どうしてもアメックスのセンチュリオンが欲しい自営業・法人経営者の方々は、「あえて法人カードを持たず、事業用の決済をひたすら個人カードでする」という方法もあります。これだったら、5年間で1億円くらいの決済も、できる方は多くなるでしょう。

貯まったポイント・マイルは、個人所得として申請すべき

クレジットカードで貯まったマイル・ポイントは、課税対象の所得になるのか―。という点は、実は明確なルールがありません。「明らかに、ポイント・マイルため過ぎ」という場合は、課税対象になる、というのが現状のようです。

そして、上のやり方(事業用でも個人カードで決済する)の場合は、間違いなく「個人所得として、申請すべき」でしょう。ただでさえ「これだけ稼いでて、何で法人カードを持っていないの?」と言われそうなやり方ですから、せめて貯まったポイント・マイルだけは、しっかり納税の対象にするべきです。

(別に税務署対策とかそういう考え方ではなく、人間の心情として、そうすべきだと思います。そのポイント・マイルの分を稼ぐだけでも、何日も苦労して働いている方々もいるわけですし)

ポイント・マイルの課税に対する、国税庁の見解

国税庁の「公式の見解」はありませんが、国税庁のサイト内に「税務大学校・教授の論文」はあります。これは明確に「課税対象」としています。

  • マイレージサービスに代表されるポイント制に係る税務上の取扱い -法人税・消費税の取扱いを中心に-
  • 税務大学校研究部教授・高安満氏
  • http://www.nta.go.jp/ntc/kenkyu/ronsou/58/01/hajimeni.htm

国税庁の公式見解がなくても、サイト内にこうした論文があるということは「国としては、こっちよりの考えなので」という意思表示だと思っていいでしょう。

さらに参考になる例として「エコポイントは、課税対象」という事実もあります。これも国税庁の公式サイトに書かれています。↓

  • 一時所得Q&A「エコポイントの課税関係」
  • http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1490qa.htm

エコポイントのように「環境保全に貢献する」という、公的な価値を持ったポイントでも、このように課税対象になるわけです。ということは、「個人の旅行や買い物に役立つだけ」というクレジットカードのポイント・マイルは、かなりの確率で「課税対象」と考えていいでしょう。

(ただ、一定金額を超えなければ税務署も忙しくて対応できないので、あくまで「一定金額以上」ということです)

まとめ・プラチナカードは持つべきか?

結論を書くと、プラチナカードの「特典・優待」の類は、個人的にはそれほど大したことがないと思っています。もちろん、「1年のうち100日はフライト」と言うような特殊な生活をしている方だったら、思い切り使い倒せるので十分効果があるでしょう。

しかし、そうでない一般的な生活をしている方の場合、個別の特典については、「普通の人でも使える割引サービスを利用した方がいい」というケースがよくあります。(これはスイートルームの予約や、プライオリティ・パスの部分でも書きました)

このように「絶対に、合理的にプラチナカードを使い倒せる」という人は、おそらく半分程度ではないかと思われます。実際、富裕層でも「ゴールドカードより上は持たない」という方は多くいます。

しかし「では、プラチナカードは意味がないのか」と言ったら、自分は「特典の類を全部無視しても、意味はある」と思っています。理由は下の通りです。

  • 「自分は高額所得者である」という暗示をかけられる…自信
  • 「もっと稼がなければいけない」というハッパをかけられる…危機感

という2点です。ここまでも随所で書いてきましたが、こういう「精神的なメリットがある」ということですね。

もちろん、薬は毒にもなるので、これらは人によってはデメリットでもあります。

  • 自信になる…勘違いする
  • 危機感を持てる…そのまま潰れてしまう

というリスクも確かにあります。ただ、これは何にでも言えることです。モテてちやほやされて駄目になってしまう人もいれば、さらに頑張れる人もいます。危機感によって押しつぶされる人もいれば、発奮して新たなステージに登れる人もいます。

結局、プラチナカードでも何でも「それを持って人生が良くなるかどうかは、その人次第」なわけですね。「自分だったら、自信も危機感もすべてプラスに変えられる」という自信がある人は、プラチナカードをぜひ持つべきでしょう。逆に「いや、そこまでモーレツな人生は、自分には向いてなさそうだ」と思う人は、持たない方がいいでしょう。

(これは別にマイナスではありません。自分がどういう人間かよく把握できているというのは、賢いことです)

個人的には、プラチナカードを持っている時点で「ある程度、お金を稼ぐことに興味があり、その素質もある」と思いますから、さらに上を目指してみてもいいのでは?とも思います。

武富士創業者で、一時は世界で五本指に入る資産家にもなった武井保雄氏。彼は若い頃から「俺は人の3倍遊びたいんだ。だから3倍働く」と口癖のように言っていたそうです。

結局、彼は若い頃に無理をしすぎたせいで、老後におそらく脳が萎縮してしまい、猜疑心が強くなりすぎ、武富士を内外から崩壊させる…という事態になってしまいました。(内部にはノルマをかけすぎ、外部には、ジャーナリストの盗聴などをしていました)

このように「若い頃の無理は、老後に来る」ということもあるので、無理は禁物です。しかし、そういう先人の失敗も踏まえた上で「3倍遊びたいから、3倍働く」という考え方は、私はとてもいいものだと思います。本来マンモスをぶっ倒して生きてきたような男性という生き物が、大人しく聖人君子をやっている方が不自然だと思うからです。

(もちろん、正反対の考え方もあるでしょう。これはあくまで、私個人が「現実的では」こう思っているというだけです)

最後に一言で結論を求めると、稼ぐモチベーションの起爆剤として、プラチナカードを持つのは、かなり意味があると私は思う、ということです。(それ以外のメリットは、一長一短があるということです)

ランキング
三井住友VISAデビュープラスカード
目的で選ぶ!クレジットカード
「お得」重視派
「海外旅行」重視派
「審査」重視派
入会キャンペーン
カード会社一覧
国際ブランド
「銀行」
「信販」
「航空」
「交通・鉄道」
「流通」
「コンビニ」
「通信・その他」
「ガソリン」
「ファイナンス」

目的で比較。選べる!おすすめクレジットカード

【運営】株式会社Agoora 〒166-0003 東京都杉並区高円寺南4-7-1-302
© 2014 - 2018 Agoora.inc.

TOP