学生カード ~メリット・デメリット・選び方・還元率などのまとめ~

学生カードとは?

学生カードとは、「学生専用」と銘打たれているカード、「20代専用」という借入資格のクレジットカード、「在学中は年会費無料」というクレジットカード…という3通りが、主に該当します。もちろん、これらの条件を掛け持ちしているものもあります。

「学生専用」と設定されているものでは「学生専用ライフカード」が有名。その他の「20代用」では、「三井住友VISAデビュープラスカード」などが有名です。以下、こうした学生カードについて解説していきます。

学生カードの選び方

学生カードの選び方は、下の3通りに分かれます。

  • 「還元率」重視
  • 「クレヒス」重視
  • 「海外旅行」重視

以下、これらの選び方について説明していきます。

①…還元率重視

ポイント・マイルの還元率を重視するという、社会人のクレジットカードでも一般的な選び方です。一番実用的なメリットが多い選択方法ですね。

マイル・ポイントの還元率で選ぶ場合は、学生向けのクレジットカードでは「楽天カード」が特におすすめです。常時1%の高還元率で、さらに楽天市場で買い物する時は、2%の還元率となります。

なので、普段ネットショッピングをよく利用する学生さんは、それを楽天市場での買い物に切り替えるだけで、相当ポイントが貯まっていくでしょう。また、楽天市場を利用しないにしても、1%というのはクレジットカードの世界では文句なしに「高還元率」と言われるレベルです。

学生の審査の通りやすさでも評判がいいので、還元率を重視する学生さんなら、楽天カードがいいといえます。

②…クレジットヒストリー重視

クレジットヒストリーとは「借入・返済の履歴」「カードの利用実績」のことですが、どのクレジットカードでも、もちろんこれは蓄積されます。しかし、たとえば将来的に三井住友VISAカードのプラチナが欲しいなどの目標がある場合は、学生カードの段階から、そのカード会社のものを使った方がいいわけです。

同じ金額、返済状況でも、そのカード会社のクレジットカードを使ってきたか、他社のクレジットカードを使ってきたかでは、ランクが上のカードの審査に申し込む時、審査通過率がまったく違ってきますからね。

三井住友VISAデビュープラスカードがおすすめ

このような「クレジットヒストリー」を重視して学生カードを選ぶ場合は、「三井住友VISAデビュープラスカード」がおすすめです。理由は下の通りです。

  • 三井住友VISAカードは、クレカの名門である
  • 還元率が1.0%~2.5%と非常に高い
  • 年会費は実質無料
  • 26才を超えると、プライムゴールドに自動でランクアップ

と、このようなメリットがあります。以下、これらのメリットについて補足します。

還元率が1.0%~2.5%

先程の楽天カードより還元率が高いのではないか?と思われるかも知れませんが、ほぼ同じです。通常の還元率は大体1.0%です。しかし、最初の3ヶ月だけは、通常の利用でも2.5%の還元率となっています。

三井住友VISAカードなので、ポイントの還元は「ワールドポイント」によって行われます。このワールドポイントは1P何円か明確には決まっていないのですが、楽天スーパーポイントに交換した場合、1P=5円になるということで、大体「1P…5円」と考えてOKです。その条件で「1000円の買い物につき、ワールドポイント2P」が還元されるので、「1000円で10円還元=1.0%」ということです。入会後3ヶ月は「1000円で5P」の還元なので「1000円で25円の還元」となり「2.5%」となるわけです。

三井住友VISAプライムゴールドとは?

三井住友VISAプライムゴールドは、いわゆる「ヤングゴールドカード」です。20代などの若者向けのゴールドカードですね。年会費が安いのに、ゴールドカードの特典を受けられるということで、非常にコストパフォーマンスのいいクレジットカードです。

三井住友VISAプライムゴールドの年会費は5000円ですが、一定条件で1500円まで割引されるので、事実上「年会費3500円」となっています。この数千円の年会費で、下のような特典を受けることができます。

  • 国内主要空港のラウンジサービスが無料
  • 海外旅行・国内旅行の傷害保険が、最高5000万円
  • ショッピング補償は最高300万円
  • ボーナスポイントが、通常の2倍に
  • 一流ホテル・旅館に優待価格で宿泊可能

などなど。他にも多数のメリットがありますが、こうしたゴールドカードの優待サービスなどが、わずか3500円の年会費で享受できる…というわけですね。代わりに20代限定となっているので、若いうちだけ得られるメリットです。学割の年齢延長版…のようなものでしょう。

このような三井住友VISAプライムゴールドに、スムーズにランクアップできるという点でも、クレジットヒストリー重視の学生さんには、三井住友VISAデビュープラスカードがおすすめということです。

③…海外旅行重視

別に海外旅行でなくても国内旅行でもいいのですが、クレジットカード独特のメリットというと、やはり海外旅行の方が大きくなります。

  • 国内旅行は、新幹線で行くことも多い
  • 海外旅行の方が、金額が大きい(マイルが貯まりやすい)
  • 旅行でのトラブルは、海外の方が圧倒的に多い(嬉しいことではないですが)

ということで、クレジットカードについてくる保険・ポイントの還元・空港ラウンジなどのメリットは、国内旅行より海外旅行の方が大きい…というわけです。

それで「海外旅行」と書いたのですが、大学生になると海外旅行によく行く人が増えるでしょう。バックパッカーとして激安旅行をする方もいれば、ヨーロッパなどにセレブな旅行に出かける女子大生もいるはずです(男子でもいいですが)。

どちらにしても、特に航空券についてはどうしても高額になるので、自然と「マイル」の活用が重要になります。マイルを効果的に貯めたいのであれば、やはりANA・JALなどの航空会社が提供するクレジットカードがベストとなります。

ANA VISA/Master 学生カード

JALもいいですが、ここではANAの学生カードをおすすめします。「VISA・Master」のどちらでも選べるということで「VISA・Master」の文字が入っていますが、要は「ANAの学生カード」です。

もし、貯まったANAマイルを「航空券」に使うのであれば、ANA学生カードの還元率は「約2%」になります。ポイントを箇条書きしましょう。

  • 電子マネーに交換するなら、1ポイント1円である
  • しかし、航空券に交換するなら、1ポイント2円程度の価値になる

ということです。「程度」というのは、交換するフライト・座席のクラスなどによって、毎回価値が変わるからです。まるで株券のように、その時々で「マイル=航空券」の価値はかわるのです。電子マネーとの交換だったら、いつも一定のレートですが。

電子マネーでも1%の還元率なので、好条件

ANAマイルは、下の電子マネーで1ポイント1円で交換できます。

  • 楽天スーパーポイント
  • nanaco
  • 楽天Edy
  • Suica
  • Tポイント

このように、国内の主要な電子マネーは大体抑えている…ということですね。交換できないのは、

  • WAON
  • iD
  • dポイント
  • QUICPay

くらいです。しかし、上の5種類の電子マネー・共通ポイントと交換できるなら十分「日本全国どこでも使える」レベルなので、交換のしやすさについては問題ないでしょう。

そして、「還元率1%」というのは、クレジットカードとしては完全に「高還元率」に分類されるレベルです。なので、航空券に交換しない人でも、ANA VISA/Master学生カードは、還元率の面でメリットがあるということです。

航空券との交換の場合

電子マネーでなく航空券と交換する場合は、座席のクラスによって大体下のような還元率になります。(ANAのフライトで、国際線の場合)

  • エコノミー…1.8円
  • ビジネス…7円
  • ファースト…14円

あくまで大体の目安ですが、このようにビジネスクラス・ファーストクラスと交換する場合は、劇的に還元率が上がるわけですね。もっとも、学生ではファーストクラスはもちろん、ビジネスクラスすら必要ない…という方が多いと思うので、これらの還元率は無視していいでしょう。

となると、縁があるのは「エコノミー」ですが、これだと1.8%ということで、「大体2%の還元率」となるわけです。

学生カードのメリット

学生カードのメリットは、一覧にすると下のようになります。

  • 年会費が無料(もしくは激安)
  • その割には、付帯するサービスが多い
  • 借入枠が適度に制限される(特にキャッシング)

これらがまず「学生カードならでは」のメリットです。そして、「大学生・専門学校生がクレジットカードを持つメリット」は下のようになります。

  • Amazonなどでの買い物がしやすい
  • コンビニなどの買い物もしやすい(小銭がいらない)
  • ポイント・マイルで得する
  • お金がない時、消費者金融で借りるより楽

これらは大人・社会人でも共通しているメリットですが、大学生になってこれらのメリットを初めて体験すると、大人になった気分がして、振る舞いにも影響が出るでしょう。(いい影響になるようにしていただきたいですが)

学生カードのデメリット

逆に学生カードのデメリット・短所は何かというと、下の通りです。

  • ショッピングしすぎるリスクがある
  • 返済事故を起こしたら、ブラックリスト入りする

どちらも「本人の問題」というもので、別にクレジットカード自体が悪いわけではありません。なので、デメリット・短所というべきかどうか…という感じですが、一応これらの指摘ができます。

どのくらいの返済事故で、ブラックリスト?

これは普通だったらまずならないので大丈夫です。61日~3ヶ月の延滞・滞納となっています。これはクレジットカードだけではなく、日本学生支援機構の奨学金でも、公式に採用されている基準です。(公式サイトに書かれています)

このくらいの悪質な遅延・延滞をすると、JICC・CIC・KSCという個人信用情報機関にその重度の遅延の情報が記録されます。銀行カードローン・消費者金融やクレジットカードなどの審査は、すべてこの個人信用情報をチェックしながら行うので、この個人信用情報に「ブラックリスト」の情報があると、それでありとあらゆる借入審査に、一定期間通らなくなるわけです。

なので、金銭感覚がルーズで、働く気もあまりない学生さんがクレジットカードを作ると、そうしてブラックリストに入って、今後の経済生活が送りにくくなる…というリスクもあります。しかし、これはクレジットカードの問題ではなく、本人の人生の問題なので、そういう意味ではデメリット・短所とカウントするべきではないでしょう。

(お酒のデメリットが「アル中になるリスクがある」というようなものです。これでお酒が悪だなどと言ったら、禁酒法時代のアメリカのように、アルカポネを生み出すことになってしまいます)

大学が発行するクレジットカード

一般的な学生カードとは違い「大学自体が発行するクレジットカード」というのもあります。大学カードと呼ばれるものですが、たとえば下のような大学が発行しています。

  • 法政大学
  • 専修大学
  • 北海道大学
  • 慶応大学
  • 早稲田大学
  • 愛知大学
  • 日本大学
  • 日本福祉大学

検索に出てきたものをざっと並べて一覧にしたものですが、まだ無数にあります。以下、大学が発行するクレジットカードとはどういうものなのか、特にトップに出てきた法政大学・専修大学の2枚のカードを例にとって、メリット・長所などをまとめます。

法政オレンジCAMPUSカード

法政大学も、クレジットカードを発行しています。在学中の学生さんも、卒業生の方も発行できるようになっています。

三井住友カードと提携して発行しているものですが、特に三井住友カードに就職しようとしている学生さんは、どういうカード会社なのかというリサーチや、面接の準備も兼ねて、取得しておくといいかも知れません。

(やはり、有名だからという理由で入社するより、実際に長年使ってみて…という方が説得力もありますし、筋が通っていますからね)

法政オレンジCAMPUSカードのメリット

この法政大学のクレジットカードのメリットは、下のようになっています。

  • 借入枠が10万円までで、使いすぎることがない
  • 生協の組合員カードとしても使える
  • 海外でのキャッシングに両替手数料がかからない
  • 利用金額に応じて、三井住友カードから法政大学への還元金がある
  • この還元金とは別に、利用者にも通常のポイント・マイルの還元がある
キャッシング枠が10万円まで

最高限度額が10万円までで使いすぎない、というのは大学生のクレジットカードとしては、特に大きなメリットだといえます。「いや、いろいろ買い物できるように借入枠が大きい方がいい」と思う学生さんもいるかも知れませんが、学生の金銭感覚というのは自分が思っているほど、しっかりしたものではありません。

『闇金ウシジマくん』のサラリーマンくん編で、学生時代からの付き合いである小堀と板橋という二人のサラリーマンが、学生時代を振り返っています。そして板橋が「ローンを組んでまで買ったバイクに、それを払うためのバイトの通勤で乗っていただけだった」ことを振り返りながら、貴重な20代の青春を、つまらない消費の喜びに使い果たしたと言っています。

この学生時代の板橋のように「学生が、欲しいものを何でも買ってしまう」というのは、「結局、その物の支払いの奴隷になる」という点で、あまり自由ではないのです。物を買って支配したつもりが、自分の方が物に支配されている…ということですね。

別に学生だけではありません。大人が買うマイホームも、一部の方はそれに似た状態になっています(うちの父親も、酔った時さりげなく、そうつぶやいていました)。

人間が賢く生きるというのは、若者でも大人でもとても難しいのです。だからこそ、特に若いうちは致命的な失敗をしないよう、こうして借入限度額の歯止めがかかっている方がいいのです。なので、法政オレンジCAMPUSカードの「限度枠は10万円まで」というのは、一つのメリットと言っていいでしょう。

専修大学カード

専修大学も、独自のクレジットカードを持っています。これも法政オレンジCAMPUSカード同様、三井住友カードと提携して発行しているものなので、三井住友カードへの就職希望者の学生さんは、発行しておくといいでしょう。

もちろん、在学中の学生さんだけではなく、専修大学を卒業されたOBの方なども発行することができます。専修大学カードは、特にOBの方向けのメリットが大きいです。

専修大学カードのメリット

専修大学カードのメリット・長所は、下のような点が指摘できます。

  • 校友会の弁護士・税理士・公認会計士などを紹介してもらえる
  • 結婚式に、校友会会長の名前で、祝電が届く
  • 提携店で優待割引が受けられる
  • 在学生は、1250円の年会費が無料
  • 入会の審査は、ネット完結でできる

特に校友会とのつながりが強くなるという点で、人脈が重要なビジネスをしている法人経営者・会社代表者などの方々は、発行するメリットがあるでしょう。信用金庫などの金融機関でも税理士などを紹介してもらうことはできますが、それよりも「専修大学の同窓生」という方が、最初からお互い親しみがあって、ビジネスでもいい関係を築きやすい可能性があります。

大学のクレジットカードでも、ネット完結

専修大学だけではありませんが、最近の進んだ大学のクレジットカードでは、大手の銀行カードローン・消費者金融のようにネット完結の審査ができるようになっています。

1993年にアコムのむじんくんが登場した時「時代はここまで来たか」と当時の経済評論家などは衝撃を受けていたものですが、それから20年経ち、消費者信用の世界はさらに驚異的な進化を遂げているといえます。

なお、専修大学クレジットカードにはゴールドカードもあり、年会費は1万円となっています。通常のゴールドカードのような空港ラウンジ無料などの特典もつくので、普通のゴールドカードを持つつもりで発行する…というのもいいでしょう。

(意外かも知れませんが、大学のクレジットカードは空港ラウンジの特典や、国内旅行や海外旅行の傷害保険が、普通のクレジットカード、ゴールドカードのようについているのです)

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