クレジットカードの作り方は3種類!作れる場所はインターネット、お店の店頭、銀行窓口の3つ

クレジットカードはスムーズにお支払いできる決算手段として活用でき、コンビニなどの実店舗やネットショップなどさまざまなシーンで使用できます。
現金払いからクレジットカード払いにすることでポイント獲得などのメリットもあり、海外ではクレジットカードを所有していることが社会的信用を得ている証として認識されていることから、最低でも一枚は所有しておきたいものです。
この記事では、3通りのクレジットカードの作り方についてメリット・デメリットを含め、最も簡単でお得なクレジットカードの作り方と、あらかじめ準備しておきたいことを詳しく紹介します。
クレジットカードの作り方①:インターネットで作る
インターネットのキャンペーンサイトから申し込むのがクレジットカード作りの王道
まず、一番の主流であるネットでクレジットカードを作る方法。作り方としてはいわゆる「ネット申し込み」です。これは、大別して「2通り」になります。
- 国際ブランドのプロパーカード(JCB、アメリカン・エキスプレス・カード、ダイナースクラブカードなどの「国際ブランド本体」が発行しているクレジットカード)
- 銀行・コンビニ・量販店などの「企業」が発行するクレジットカード(VISA、マスターカード、JCBなどとの提携カード)
…というもの。
JCBカードや、アメックスなど「国際ブランドの本家が出すクレジットカード(プロパーカード)」の場合は、作り方は基本的に「ネット申し込み」のみになります。
JALカードやセゾンカードなどは店頭キャンペーンをやってます。
一方で、後者の「企業が発行するクレジットカード」の一部はインターネット以外でも申し込みが可能です。
「銀行の支店」や「スーパーの店舗」など「リアル」で申し込み手続きをしたり、インターネットで申し込んだ上でクレジットカードそのものを受け取ったりすることもできます。ただし店頭は経費がかかるためキャンペーン金額も小さく、ネット申込みの方が何倍もお得なことが普通です。
国際ブランドのプロパーカードやお得なクレジットカードはインターネットでしか申し込めない
またキャンペーンや経費の観点から、各カード会社が発行するお得なクレジットカードも専用ホームページからだけ作れます。例えば、楽天カードのホームページには「楽天カードの申し込み方法」についてのQ&Aがあります。
楽天カードの申込方法の例
- 楽天カードホームページよりご希望のカード種別を選択後、「お申し込みはこちら」からお進みください。
- 「楽天カードに入会」よりご入会をお願いいたします。
- 入会するカードの種類をご選択ください。
- 画面の表示に従って、お客様情報をご入力ください。
- 申込み完了のメールが届きますのでご確認をお願いいたします。
ホームページにはご丁寧に、「※お電話や書面でのカード申し込みのお受付はできかねますので、あらかじめご了承ください。」という文章まで載ってます。
楽天カードも三井住友VISAカードもインターネット申し込みだけ
三井住友VISAカードなども「クレジットカードのお申し込み方法」は「インターネットのみでお申し込みする場合」と「インターネットと郵送で申し込む場合(書類取り寄せ)」の2つだけです。かつては郵送や電話での発行もできましたが、今ではその作り方は推奨されていません。スピードでもスムーズさでも基本的にはインターネットで作る方法が一番便利でいいでしょう。
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インターネットでクレジットカードを作るメリット
当サイトなどのネット申し込みでクレジットカードを作るメリットは、下の通りです。
- あらゆるクレジットカードと、比較しやすい
- 店員さんに急かされることなく、落ち着いて選べる
- ネット申し込み限定のキャンペーンも多い(販促費をかけられるため)
- 高還元率のクレジットカードなどは、ネット限定が多い(店頭人件費などの削減のため)
- 目当てのクレジットカードがすでにある場合、ネットの方が断然楽
…という風です。以下、それぞれのメリットについて解説していきます。
インターネット経由の作り方は他のクレジットカードとの比較がしやすい
これはクレジットカード以外の商品でも同じですが、比較というのは「一人で自宅にいる時」が一番しやすいものです。自宅でなくてカフェなどの出先でもいいですが、要は「一人でゆっくりできる時」ということですね。
そういう状態で冷静にクレジットカードの魅力を比較するためには、やはりインターネットで申し込む作り方が一番いいわけです。
実店舗では、どうしても店員さんの目があるし、セールストークもあるので、冷静にじっくり選ぶことができないですからね。
クレジットカードが本当にお得かどうか自分で検証が出来る
また、実店舗でクレジットカードを発行する場合、そうして「冷静になれない」ということもありますが、何より「そもそも、情報がない」ということがあります。たとえばスタッフさんが「うちのクレジットカードの還元率は、非常に高いんですよ」と言った時、「どれどれ」と言って、スマートフォンを使って調べる…ということはできないんですね。
しかし、これが自宅や出先からのネット申し込みの場合「高還元率!」と謳っているクレジットカードがあったら「ほんまかいな」と言って、自分で検索して調べる…ということができるわけです。そして「調べたら違った」ということも、しばしばあるわけですね。
というような「冷静かつ正確な比較ができる」という点で、ネット申し込みは「リアル店舗でのカード発行」よりも、有利なのです。
ネット申し込み限定のクレジットカード特典・キャンペーンがある
これは、逆もあります。つまり「実店舗限定のキャンペーンもある」ということです。なので、これは「ネット申し込みだけ」のメリットではないのですが、何にせよ「そのキャンペーンは、一期一会」というのも確かです。
なので、自分にとって「ドンピシャ」なキャンペーンがネットで見つかった時には、そのチャンスを逃さず、その場で申し込むというやり方もありです。もちろん、これは実店舗でのカード発行でも言えることなので、そうした「絶好のキャンペーン」が見つかったら、迷わずに申し込むようにしましょう。(二度目があるとは限りませんからね)
ちなみに、ネット申し込み限定のキャンペーンというと、一番多くの人に関係ありそうなのは「Amazon・楽天市場」などに絡むもの。楽天クレジットカードは有名ですが、最近はアマゾンのクレジットカードも有名になっています。特にこれらのキャンペーンは「ネット申し込みならでは」のものだといえるでしょう。
高還元率のクレジットカードは、ネット限定で作れることが多い
これはものにもよるのですが、全体的に見て、高還元率のクレジットカードは、ネット申し込み限定となっていることが多いです。あるいは、ネット限定でなくても「実店舗での発行はない」というものが多いです。
理由は簡単で、
- 実店舗で発行するクレジットカードは、流通系が多い
- 流通系は、自社のお店(コンビニ・量販店など)で買い物してほしい
- だから、そうした「自社での買い物」だけ、還元率を高くする
- その他の「全ての買い物」に対しては、還元率を低くする(ことが多い)
…ということ。つまり「高還元率のクレジットカード」といっても「どこでも高還元率になる」というものは「実店舗では発行できない」ことが多いんですね。要は「中立のクレジットカード」ということですから、どこかの店舗の中ではなく、ネットで展開している、というわけです。
さらに店舗で申し込むときはその分の人件費がかかってしまいます。ネット申込みで作ってもらう作り方だからこそ、広告宣伝費や費用を削減でき、ポイント還元率で申し込み者にメリットを与えることができるのです。
目当てのクレジットカードがあるなら、ネットで作る方がスムーズで良い
すでに「これこれのクレジットカードが欲しい」という希望が決まっている場合も、ネット申し込みをした方がいいです。理由は、
- もう「欲しいクレジットカード」が決まっている以上、
- ただ「申し込み手続きをする」だけでいい
- 実店舗でも申し込みはできるが、
- その場合「審査情報をすべて手書きする」ので面倒
…ということです。審査情報の手書きも面倒ですが、「そもそも、店舗まで行く」のが面倒です。(面倒と連呼していると、ややネガティブですが)
なので、すでに欲しいクレジットカードが決定しているなら「ネット申し込みで、すぐに発行した方がいい」わけですね。
ただ、この場合も例外があって「欲しいクレジットカードが流通系と決まっている」という時は「店舗に行った方が、即日発行できるので有利」という考え方もできます。ネット申し込みだけだと、どうしても発行されるまでに1週間程度かかりますからね(郵送されるのを待つので)。
なので、こういう場合は「欲しいクレジットカードが決まっていても、実店舗に行く」わけですが、それ以外の時は「目当てが確定しているなら、ネット申し込みが一番」と言えるでしょう。
クレジットカードの作り方②:お店の店頭で作る
百貨店や家電量販店、スーパーマーケットの特別キャンペーンブースでも作れる
クレジットカードを作る方法その②はお店で作るというもの。お店というのは百貨店やスーパーマーケット、家電量販店などの「流通系店舗」のことです。おそらくインターネット普及以前から続く、最もポピュラーな作り方ではないでしょうか? ざっとあげると、
- カードセンター
- 百貨店
- スーパーマーケット
- 家電量販店
- チェーンストア
などのことです。これらの「お店」で発行しているクレジットカード…ということですね。最も著名なのは、スーパーマーケットの西友でも店頭募集していたセゾンカードでしょう。
で、これら「流通系」のクレジットカードを発行すると、どんなメリットがあるのか。一覧にすると下の通りです。
流通系クレジットカードを作るメリット
- 審査が比較的柔軟(と言われる)
- ポイントカード一体型だと、カード枚数が増えなくて済む
- 普通のクレジットカードより、ポイントが貯まりやすい
- 年会費や発行手数料がかからないものが多い
- 「仮カード」を発行して、即日利用できることが多い
これらが、流通系のクレジットカードのメリットです。以下、それぞれのメリットについて詳しくまとめていきます。
クレジットカードを作るときの審査基準が比較的ゆるやか
流通系のクレジットカードは、それぞれのスーパーや量販店などが「自社の売上を伸ばす」ことを目的として発行しているカードです。つまり、彼らとしては「できるだけ、たくさん発行したい」わけです。
「いや、たくさん利用者を増やしたいのは、普通のクレジットカードも同じだろう」という指摘もあるでしょう。もちろん、その通りです。流通系クレジットカードだと何が違うのかというと、
- 流通系は「クレジットカードの利息」だけではなく、
- 「商品を販売した利益」でも、お金を稼げる
…ということ。つまり、
- 普通のクレジットカードは「利息」でしか稼げない
- なので「確実に返済してくれる人だけ」に発行する
- だから、審査が厳しくなる
- しかし、流通系は「商品の販売」によっても利益が出るので、
- ある程度、審査基準をやさしくしてもいい
ということです。
要は「利益を出す見込みがある」ということですね。この点はユニクロのように「製造から販売まで、全部自社でやる」という強みと同じです。
「商品の販売から、クレジットカードの決済まで、全部自社でやる」ことによって、たくさん利益が出せる、ということですね。そして「たくさん利益が出る」という目算が立っている以上、「どんどん発行できる」ということです。
なので、あくまで「比較的」ですが、
- 「普通のクレジットカード」に対して、
- 「流通系クレジットカード」は審査基準が柔軟
と言えるわけです。(もちろん、流通系クレジットカードのどれを申し込むかによっても変わるので、一概には言えませんが)
ポイントカード一体型のクレジットカードだと枚数が増えない
財布の中がポイントカードでぎっしり…という人は多いでしょう(私もですが)。カードは日本語で「札」というので、「ある意味、お札がぎっしり」なのですが、あまりうれしくはないですよね(笑)。
で、そんなポイントカードを減らせるというのが、流通系クレジットカードのメリットの一つ。それぞれの量販店・コンビニ・スーパーなどのポイントカードと、クレジットカードが一体型になっている…ということですね。
つまり「これでクレジットカードとして買い物」をして、「同時にポイントもそれにつけてくれる」ということです。クレジットカードである以上、「そのコンビニや量販店以外の場所」でもいつも使えるので「どこに行っても、その一枚のカードだけ出せばいい」ということです。
つまり、レジでいちいち「あ、ポイントカードあります」などと言って、財布やかばんをまさぐる必要がない…ということですね。「ポイントカードが見つからなくて、ポイントをつけてもらいそこねる」というデメリットもないわけです。
普通のクレジットカードより店舗でポイントが貯まりやすい
これは当然ですが、たとえば「ローソンが発行しているクレジットカード」だったら、当然「ローソンでのポイントが、貯まりやすい」という条件になっています。
ローソンとしては「ローソンで買い物してもらうため」に、クレジットカードを発行しているわけですからね。そして、多少ポイント還元を奮発しても、先に書いた通り「買い物してくれれば、その商品の収益によって、稼げる」わけです。なので、たくさんポイントをつけても「十分、元が取れる」ということ。
逆に言えば「他の場所で買い物すると、あまりポイントがつかない」ということもあります。ローソンでも他のコンビニ・量販店でも「他の場所では、ショッピングしてほしくない」わけですから、当然ですね。
店舗で作る方法のデメリットは特典がそのお店だけで限定されてしまうこと
この点は、
- 総合的にポイント還元率が高いクレジットカード、を選ぶか
- 特定の店舗でだけ還元率が高いクレジットカード、を選ぶか
…という違いになります。それぞれの違いを書くと、
- 総合的に還元率が高い…どこでも1%~1.5%くらいの還元率
- 特定の場所だけ高い…3%~5%程度のことがある。時々割引きもある
…という風です。
お店のクレジットカードよりネットで作る高還元率カードがお得?
「特定の方が、断然いいじゃん!」と思う人もいるかも知れません。確かに、人によってはその通りで、たとえば「ほとんどの買い物をルミネでしている」という人だと、ルミネで『ルミネカード』(年会費953円/還元率0.5%)を発行すると、非常に得をします。ルミネのお買い物は常に5%割引きです。ルミネザバーゲン時はバーゲン価格からさらに10%オフになったりします。
というように「特定の店舗で買い物することが多い」という人は、特に流通系でクレジットカードを作るメリットが大きい…と言えるでしょう。特にバーゲンセールや家電製品など、高額な買い物だと、ポイントが貯まる効果も大きいので、これは有益です。
店頭での作り方だとクレジットカードの発行手数料や年会費がかからないことが多い
クレジットカードは、発行手数料はもともと「ほとんどかからない」のですが、「年会費」については、かかるものが結構あります。しかし、流通系クレジットカードの場合は、これがほとんどかからない(年会費無料が多い)ということですね。
理由は、これまで書いてきたことと共通しています。
- 流通系クレジットカードは「自社商品の売上」を伸ばすことが目的
- そのためには「出来るだけ、発行しやすく」した方がいい
- だから、年会費も発行手数料もとらない
…ということです。そもそも「そんなケチなお金」をとらなくても、
- 高額な商品が売れる
- 安い商品でも、継続して買ってもらえる
…という状態に持っていけば、企業としては十分利益が出るのです。もちろん、利用者に対するサービス精神というのもありますが、基本的にはこのような「どうやって利益を出すか」というビジネスモデルが理由になっているんですね。
クレジットカードを作る場所が店頭であるのには理由がある
というと「サービスじゃないのか」「自社の利益しか考えていないのか」と思う人もいるかもしれませんが、これはいわゆる「ウィン・ウィン」というやつです。
- 消費者…簡単にカード発行できて嬉しい
- 流通系の企業…商品も売れて、クレカの利息もとれて、嬉しい
ということ。もちろん、消費者の私達が「どうでもいいものを買ってしまう」という場合は、デメリットになりますが「しっかり、必要なものだけを買う」ようにすれば、これはお互いにとって良い関係なのです。
(最近の大学生の就活では「社会貢献」が流行りらしいですが、こうした経済的なつながりも、立派な「社会貢献」なんですね)
お店で「仮のクレジットカード」を作ってその日に支払えることが多い
通常、クレジットカードの発行というのは「数日~2週間」程度はかかります。即日発行できるクレジットカードというのは、少数派なんですね。
しかし、作る場所が店舗の店頭だと全然話は違います。流通系クレジットカードはそのお店で使う限り、「即日発行がしやすく」なっています。理由は、
- その場で発行して、すぐ買い物できるようにすれば、
- 買おうかどうか迷っていたお客さんでも、商品を買ってくれる
- 逆に「即日発行」ができなければ、
- そのお客さんは気持ちが冷めて、買い物をしなくなる
…ということです。つまり、ここでも「商品の販売」がキーワードになっているんですね。
繰り返しますが、流通系クレジットカードを発行する企業にとって、メインの目的は「商品の販売」なのです。それを促進するためのクレジットカードですから「できるだけ、すぐ利用できるようにしてくれる」ということですね。この即日発行・即日利用のスピードに作る場所が店舗店頭である場合の最大のメリットがあります。
というように「商品の販売収益」というバックボーンがあるため、「流通系クレジットカードは、多くの人にとって発行しやすい」クレジットカードとなっているわけです。それに加えて、先に書いたような「ポイントが貯まりやすい」などのメリットもあるので、多くの人におすすめできます。
大手スーパー流通系クレジットカードの例
ショップ | カード |
---|---|
イトーヨーカドー | セブンカード |
マルエツ | OMCカード(セディナカード) etc |
コンビニ流通系クレジットカードの例
コンビニ | カード |
---|---|
セブンイレブン | セブンカードプラス(nanaco一体型/紐付型) |
ローソン | JMBローソンPontaカードVisa |
ショップ流通系クレジットカードの例
ショップ | カード |
---|---|
PARCO | PARCOカード |
Francfranc | Francfrancカードセゾン |
無印良品 | MUJI Card |
ヤマダ電機 | ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードセゾン・アメリカン・エキスプレス・カード |
ビックカメラ | ビックカメラSuicaカード |
ヨドバシカメラ | ゴールドポイントカード・プラス |
クレジットカードの作り方③:銀行窓口で作る
クレジットカードを作る方法、最後の3つ目の方法は「銀行の店舗で申し込む」というもの。銀行が発行しているクレジットカードを作るので、店頭で申し込める、ということですね。これはいまでは廃れてしまっていますが、その理由は後述します。
銀行でクレジットカードを作るメリットは、下記のようになります。
- キャッシュカードと一体型が選べるので嵩張らない
- ATMでの借入・返済の手数料が無料になることが多い
- 銀行と連動してるので引き落とし口座を間違えることがない
…というもの。まずはこれらのメリットについてまとめていきます。
銀行のキャッシュカードと一体型のクレジットカードが作れる
銀行窓口で作るクレジットカードの作り方は、最大のメリットとして「キャッシュカード一体型クレジットカード」を発行できる…という点があります。つまり、
- 通常通り、キャッシュカードとしても使えるし、
- クレジットカードとしての買い物・キャッシングもできるし、
- 返済の操作も、このカードだけでできる
…ということです。このように「使い勝手がいい」というだけではなく「余計に財布の中のカードを増やす必要がない」というのも、この「キャッシュカード一体型クレジットカード」のメリットといえます。
もちろん、中には「一体型でなくてもいいから、アメックスみたいなかっこいいデザインがいい」という人もいるでしょう。そうしたクレジットカードのデザインにこだわる方の場合、兼用型・一体型でない方がいいかも知れません。
またキャッシュカード一体型はそれそのものにメリットがあるため、あまりキャンペーンや特典などは充実していません。
しかし、そうしたデザインや特典に特に興味がなく、単純にクレジットカードとしての機能さえ付いていればいい…という人の場合、キャッシュカード一体型のメリットは大きい…と言えるでしょう。
キャッシュカード一体型クレジットカードを作ると銀行ATM手数料が無料になることが多い
クレジットカードをコンビニATM・銀行ATMで利用する場合、手数料がかかることがあります。ポイントをまとめると、
- 借り入れの場合、大体1万円以上からかかる
- 返済の場合は、無料のことが多い
- 手数料がかかる場合は、100~200円がほとんど
…という風です。そして、銀行系のクレジットカードは、特にその銀行のATMで借入・返済する時、どちらの場合でも無料になる…ということが多いんですね。
これはどの銀行で発行するかによっても違いますし、同じ銀行のクレジットカードでも「カードの種類」によってルールが違う…ということもあります。
なので、詳細はクレジットカードを作る前に確認する必要がありますが、「普通のクレジットカードよりは、αTN利用手数料がかからないことが多い」というのは確かでしょう。
(何しろ、ATMを支配しているのはクレジット会社ではなく、銀行ですから)
クレジットカードの引き落とし口座を間違えることがない
これは人によって重要だったり、重要でなかったりするメリットですが…。うっかりミスの多い人にとっては、メリットといえます。
クレジットカードの返済は、基本的に「毎月の銀行引き落とし」でしています。携帯電話の料金などのように「自動的に毎月、引き落とされる」という風ですね。
で、その引き落としを「どの銀行口座に設定していたか」ということを、しばしば忘れてしまうことがあります。「いや、私は全部統一してるから大丈夫」という人もいるでしょうが、中には「ありとあらゆる引き落としが、それぞれバラバラの口座になっている」という人もいるでしょう。
そういう場合、「引き落としに設定していた口座を間違えて、引き落とし日に入金していなかった」ということが、しばしばあるわけですね。で、そうなると「悪気はなかった」にしても「返済で延滞・滞納した」という履歴が残ってしまうのです。
もちろん、数日の遅延・延滞だけでブラックリスト入りする…ということはまずありません。(返済の滞納・遅延でブラックリスト入りするのは、基本的に「61日以上から」と言われています)
なので、ブラックリスト入りの心配まではする必要ありませんが、「そのクレジット会社の中」では、軽度のブラックリストに入っているのは間違いありません。つまり「イエローカード」のようなものですね。(後何回、こういう軽度の遅延・延滞があったら、レッドカード…というような)
この辺のルールは、当然クレジットカード会社によっても違いますが、何にせよ返済で延滞・滞納するというのはマイナスになります。その点、銀行系のクレジットカードだったら、こうした「引き落としの口座設定のミス」がないので、これが大きなメリットと言えるでしょう。
銀行でクレジットカードを作る方法のデメリット
実は銀行でクレジットカードを作る方法は最近では廃れています。というのも窓口でクレジットカードを作ろうとしても、パンフレットを渡されて終わりという銀行が増えているからです。
いまや銀行のキャッシュカード一体型クレジットカードもインターネットの専門窓口経由で作る時代なのです。
銀行の店頭ブースではキャンペーン特典が貧弱なことが多い
もちろん銀行の入口でブースが出ていて、それで作るという方法なら別です。この作り方は以前から王道のクレジットカードの作り方として、すでに確立されています。今後も変わることは無いでしょう。
しかしあまりメリットがあるとは言えません。そのブースを出すためのキャンペーン費用がかかるため、申し込み者は特典をあまりもらえないからです。
キャッシュカード一体型はそもそもがあまりキャンペーンや特典をもらえません。それらのメリットを狙うのであれば、同じ系列のクレジットカードを発行して、その上で、キャッシュカード一体型に切り替える方法をおすすめします。
クレジットカードの作り方3種類と作れる場所のまとめ
クレジットカードの作り方はキャンペーンサイト経由が基本!店頭や銀行窓口でも作れる
以上、クレジットカードの作り方・作る場所や発行方法についてでした。まとめると、
- 1.ネットで作る作り方
- 2.流通系店舗店頭で作る作り方
- 3.銀行店頭で作る作り方
と作る場所の違いで3通りを紹介しました。それぞれの作る場所ごとの作り方の違い、メリットを一言でまとめると、
- 1.ネットで作る…一番比較しやすい。欲しいカードが決まっている時、など
- 2.流通系店舗窓口で作る…ポイントが貯まりやすい。審査基準が柔軟
- 3.銀行窓口で作る…ATM手数料が安くなる。キャッシュカード一体型が便利
…となります。
最終的には「どの作り方がいいか」というよりも「どのクレジットカードを発行したいか」それによって作る場所を決める方がいいでしょう(当然ですが)。とりあえず、作り方や作る場所ごとのそれぞれのメリットとしては、上のようになる、ということです。
これからクレジットカードを発行される方は、ぜひ参考にしてみてください。
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