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ETCカードでおすすめのクレジットカード5選!還元率や種類の違いで比較

ETCカードを発行する上での基礎知識

実は申し込みも装置の設置も簡単にできる

「ETCって便利そうだけど、導入が難しそう……」というイメージをお持ちの方は少なくないかと思います。しかし、実際にはそんな事はありません。

車載器はカー用品店などで設置してもらえますし、ETCカードも簡単に発行できます。総費用は1万円ちょっとかかりますが、各種割引が受けられるようになるのですぐにもとが取れます。

そして1度設置してしまえば、もう面倒な料金所での支払いにいらいらさせられることもなくなります。すでに90%以上の人が搭載しているETCをあなたも使ってみませんか。

有料道路の利用料金の支払いで必要になる

自動車にETC車載器を設置し、そこにETCカードを入れ、料金所のETCレーンを通ると、自動で支払い手続きが終わると言う仕組みになっています。

従来、料金所では

  • 一旦車を停止させる
  • 財布をゴソゴソかき回す
  • 小銭を数える
  • 手渡す
  • 再び車を発信させる

という面倒な作業を行わなければなりませんでしたが、ETCを導入すれば、これらの一連の手間をすべて省けるため圧倒的な時間の節約になります。間接的に渋滞の緩和にも貢献できます。

ETCカードのメリット

料金所の通過もスムーズになる

ETCカードのメリットは大きく分けて2点。1つ目は前述の通り、料金支払いが全て自動になり、時間を節約できることです。

ETCカードを使わない場合、料金所では一旦完全に車を停止させて、財布の中からお金を取り出して、それを手渡して、再び発進する……という非常に面倒な手続きを行わなければなりません。

料金所の間隔が狭い有料道でたびたび静止を求められ、イラッと来たことがあるドライバーの方は少なくないでしょう。

先ほど参考資料として提示した国土交通省のETC利用状況は、ほぼ一貫して右肩上がりになっています。これは「ETCカードを使ってみたけれど、やっぱりやめた」という人がほとんどいないことを意味しています。一度ETCカードの快適さを知ると、もう不便な料金手渡しには戻れないのです。

有料道路の料金が割引される

2つ目のメリットが、ETC専用の料金割引などのサービスを受けられることです。代表的な割引・サービスには以下のようなものがあります。

主なETC専用割引サービス
割引名称 サービス概要 割引率
NEXCO東日本/中日本/西日本時間帯別割引 特定の時間帯に利用した場合に割引になる。
・平日朝夕割引・休日割引・深夜割引などがある。
NEXCO東日本の東京近郊など、一部の地域は対象外。
・平日朝夕割引:50%
・休日割引:30%
・深夜割引:30%
首都高都心流入割引 首都高に入る最短ルートでなく、外環道や都心環状線を利用した場合に割引になる。結果として最短ルートを使うよりもお得になる。 ルートにより異なる
阪神高速道路大阪・神戸都心流入割引 大阪・神戸の都心部に発着する場合、どのルートを選んでも起点・終点間の最安料金になる。 ルートにより異なる
アクアライン割引 川崎浮島ICと木更津金田ICを接続するアクアラインの料金が割引になる。 最大70%
ETC2.0割引・サービス ETC2.0対応の新しい車載器を搭載している場合、一部の区間が割引になる。 ルートにより異なる

例えば、平日朝夕割引はNEXCO東日本/中日本/西日本の高速道路(東京大阪近郊は除く)を利用した場合、最大で利用金額の50%がポイントで還元されるという料金割引システムです。

貯めたポイントは次回以降の支払いに使えるため、実質的には割引サービスであると言えます。利用にあたっては、ETCマイレージサービスへの登録が必要です。

また、最近注目を集めているのがETC2.0割引・サービスです。ETC2.0とは、従来のETCの支払い機能に、渋滞回避支援や災害情報などを付け加えた、より進歩したETCです。ETC2.0専用の車載器が必要です。

ETCカードを手に入れたらETCマイレージサービスに登録しよう

「ETCマイレージサービス」は、ETCによる高速国道等の通行料金の支払額に応じてポイントが貯まり、そのポイントを還元額(無料通行分)と交換することのできるサービスです。

サービスへの登録は無料なので、登録しておいても損はないサービスです。

ポイントのつき方は有料道路によって異なるので公式サイトなどで確認することをおすすめします。ちなみに、NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本の各高速道路株式会社の場合、1回の利用ごとに10円につき1ポイント付与さます。

そして1,000ポイント貯まると500円分の無料通行料と交換することができます。

ETCカードのデメリット

有料道路をあまり使わないなら取り付けても意味がない

ETCカードのほぼ唯一と言っても良いデメリットは、使用頻度が少ないと設置費用の元を取れないことです。

ETCのシステムを利用するためには、車載器の購入、設置、セットアップ、およびETCカードの発行が必要になります。

車載器の購入&設置はカー用品店やカーディーラーなどで行えますが、この際に車載器本体の費用と工賃がかかります。

ETC装置の代金と設置費用の元を取れるのかしっかり考えよう

例えばオートバックスの場合、設置費用は4000円、セットアップ費用は2500円かかります(他のカー用品店の費用もだいたい同じくらいです)。

今価格.comで最も売れているETC車載器、パナソニックのCY-ET926Dは6132円であり、設置&セットアップ費用と合わせると約1万2500円の費用がかかることになります。

年会費や更新費用、発行手数料がかかるものもある

また、ETCカードの中には、発行手数料や更新費用、年会費がかかるものもあります。発行手数料は発行時に1回だけ支払う費用で、年会費は1年に1回払う費用です。

これらが有料のものを選べば、かかる費用は更に高くなります。もちろん、両方無料のETCカードもたくさんあります。

まとめると、最も売れているETC車載器をオートバックスで設置すると12,500円程度の費用がかかり、さらにETCカードによっては年会費や発行手数料もかかるということになります。

乗らない人はわざわざ設置しても意味ありませんし、ETCカードを申し込んでもメリットはありません。

ETC専用カードを作るには必ずカード会社の審査が必要

基本的に、特定のクレジットカード会社でETC専用カードだけを単独で発行することは不可能です。

例えばアメリカン・エキスプレスのETC専用カードを発行する場合は、同時にアメリカン・エキスプレスのクレジットカードにも申し込む必要があります(すでにアメリカン・エキスプレスのクレジットカードを保有している場合はその必要はありません)。実質的にクレジットカードの発行は強制となっています。

クレジットカードを使いたくない人は使わなければいいだけの話ではありますが、発行すら嫌だと言うほどクレジットカードが嫌いな人には向かないかもしれません。

ETCカード3種類のメリットデメリットを比較

一口に「ETCカード」といっても、全てが同じものではなく、いくつかの種類に分かれています。

それぞれ機能やメリット・デメリットに差があります。それを大まかに表で示すと以下のようになります。

ETCカードの種類とそれぞれのメリットとデメリット
ETCカードの名称 メリット デメリット 主な対象
ETC専用カード(クレジットカードの付帯カード) クレジットカードの機能がないので、盗難・紛失時に悪用されるリスクが低い
ポイントが貰える
審査がある
クレジットカードを別に持つ必要がある
基本的にETC専用カード単独での申し込みはできない
安全・安心にETCカードを利用したい人
一体型ETCカード(クレジットカード一体型カード) クレジットカードとETCカードが一体化しているため、持ち歩くカードの枚数が減らせる
今あるクレジットカードにETC機能を追加してもらうことも可能
ポイントが貰える
審査がある
盗難・紛失時に悪用されるリスクが高い
持ち歩くカードを減らしたい人
ETCパーソナルカード 審査がないので、いわゆるブラック状態でも発行できる デポジット(預り金の払込)と年会費の支払いが必要 ブラック状態の人

この中ではETC専用カードが最もおすすめです。クレジットカードを申し込めば付いてきますので手軽です。

クレジットカード一体型ETCカードはリスクが高いが便利

一体型カードはクレジットカード機能が搭載されたETCカードです。1枚で両方の役割を果たせるため、財布の中身が少し軽くなるメリットがあります。クレジットカードは財布に常に入れているので緊急時でもすぐにETCが使えるのもメリットです。

一方でクレジットカードが搭載されているため、万が一盗難に遭った場合、被害が大きくなる可能性があります。

クレジットカード一体型ETCカードETC車載装置に挿しっぱなしにすると相当なリスクです。盗まれたらクレジットカードとして使われてしまうからです。車載器の元を離れる場合は、必ず抜いて置きましょう。

「ETCパーソナルカード」はクレジットカードを作れない方のためのカード

ETCパーソナルカードETCパーソナルカードには、1,200円の年会費と支払い手数料+デポジットが必要となります。クレジットカード一体型も追加型も年会費、発行手数料無料のものが多いため、他のクレジット系のETCカードよりはかなり費用がかかります。

しかし、それでもクレジットカード契約無しでETCカードが欲しいという人はこのようなETCパーソナルカードを作るより他ないといえます。

主にクレジットカードを作れない方のためのETCカードと言えます。会社を設立したてでクレジットカードを作れない新法人や、ブラックリストに載ってしまった方に需要があります。

高還元率のETCカードがおすすめの理由

ETCカードの利用で多くのポイントが獲得できるから

高速料金を少しでもお得にしたいのであれば、還元率の高いクレジットカードに付帯する「高還元率ETCカード」を選ぶ必要があります。

なぜ「高還元率クレジットカード」に付帯する「高還元率ETCカード」がおすすめなのか? それは単純に高還元率ETCカードで支払った高速料金が、高い還元率でポイントとなって返ってくるからです。

低い還元率のETCカードでも、高い還元率のETCカードでも高速料金の支払いという機能は同じです。どうせなら高い還元率の方がお得ということです。

高速道路で割引を得られるから

イオン E-NEXCO passカード(WAON一体型)高速道路利用でお得なクレジットカードといえば、【イオンカード】と【NEXCO(Nippon Expressway Company Limited:高速道路株式会社)】が提携して発行している【高速道路NEXCOカード】があります。

各高速道路会社のプロパーカードなので、高速料金でも割引きが受けることができます。

特に一部の高速道路に関しては、曜日限定で5%、20%の割引きが受けられるカードが存在しており、「高還元率ETCカード」のサブカードとして非常にオススメです。

日曜日に高速料金が20%オフになる『首都高カード』は最強サブカード

イオン 首都高カード(WAON一体型)そんな残念なNEXCOカードですが、実はサブカードとしては最強クラスのカードがあります。それが日曜日の首都高通行料金が20%割引きになる『イオン 首都高カード(WAON一体型)』(年会費無料/還元率0.5%)です。

日曜日限定なので、レジャーやデートなどで活用するのがおすすめですが、平日でも首都高速のサービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)でポイント5倍(2.5%還元)と最強クラスのメリットを発揮します。

阪神高速の『イオン THRU WAYカード(WAON一体型)』(年会費無料/還元率0.5%)も、日曜日は5%割引きがあります。サブカードとして所有するのがおすすめです。

ETCカード付きのクレジットカードの選び方

年会費などの費用とETCカードの種類、ポイント還元率で選ぶ

ETCカードは様々なクレジットカード会社及びNECXOなどが発行しています。一見どれを選んでも大した差はないようにも見えますが、何をどのように比較すれば良いのでしょうか。

ETCカードを選ぶ上でチェックすべきポイントはズバリ以下の3つです。

  • 年会費・発行手数料・更新費用:最重要項目。無料がおすすめ。
  • ETC専用か一体型か:2番目に重要な項目。人によるが、当記事ではETC専用をおすすめ。
  • ポイント還元率:3番目に重要な項目。余裕があればチェックする程度で良い。

上記のポイントの中でも特に重要なのが、年会費、発行手数料・更新費用です。いずれも無料になっているものが最もおすすめです。ETCカードの場合、これらの費用が無料のものと有料のもので受けられるメリットにほとんど差がないからです。

維持費用が無料のETC専用カードを選ぼう

クレジットカードの場合、有料のものはラウンジが利用できたり、コンシェルジュサービスが利用できたりと言った明確なメリットがありますが、ETCカードにはそうした物がありません。

どれを選んでもETCレーンは利用できますし、有料道路で割引が受けられます。

ETC専用か一体型かについてはそれぞれ考えがあるかと思いますが、当記事では基本的にETC専用をおすすめします。

一体型はETCカードとクレジットカードを1つにまとめられるため便利ではあるのですが、そのぶん紛失時のリスクも高まります。

ポイント還元率については当然ながら高いほうが優秀です。すべてが無料のものの場合、1.0%もあれば十分です。ETCの利用頻度がそこまで高くないという場合は、余り重視しなくてもいいでしょう。

迷っているならとりあえず今持っているカードの会社に申し込む

いろいろと読んでもなお踏ん切りがつかないという方には、現時点で保有しているクレジットカード会社をそのまま選ぶことをおすすめします。

例えば現時点でのメインのクレジットカードがオリコカードの場合、オリコETCカードを選ぶ、といった感じです。

どれを選んでもサービスに大差がないと感じたのならば、これが最も楽な方法です。オリコに限らずほとんどのクレジットカード会社がETCカードを取り扱っていますので心配はありません。

場合によっては年会費が500円程度かかることもありますが、無料のカードが良い方は発行前に電話で聞いておきましょう。

ETCカードでおすすめのクレジットカードまとめ

おすすめのETCカードについておさらいしましょう。まとめると下記の5つになります。

  • ETCカードを使えば、高速道路での支払いがずっとスムーズになる
  • ETCカードを使えば、高速道路の料金が割引になることがある
  • ETCの導入には費用がかかるが、有料道路をある程度の頻度で利用する人なら簡単にもとが取れる
  • ETCカードには「ETC専用カード」「一体型カード」「ETCパーソナルカード」がある
  • おすすめはETC機能が分離しており安全性が高い「ETC専用カード」

ETCカードは有料道路の支払いを便利にしてくれるだけでなく、様々な割引サービス設けられる非常に有益なカードです。

ある程度有料道路を利用する人なら簡単にもとが取れますし、何より煩わしい手作業での支払いにいらいらさせられることもありません。

まだETCを導入していないという方はぜひ導入してみてください。一度使ってみるとその便利さに感動するはずです。

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