JALカードツアープレミアムがおすすめな方とは?フライトでお得にマイルをためよう!

JALカード ツアープレミアムは、対象割引運賃であっても、100%のフライトマイルを獲得できるお得な付帯サービス。JMB旅プラスにも自動入会となるので、対象ツアーに参加すればツアーマイルの獲得も可能です。
そんなJALカード ツアープレミアムは有料のサービスとなっており、「JALカード」の年会費のほかに別途JALカード ツアープレミアムの年会費も必要となります。そんなJALカード ツアープレミアムの特徴やメリットを中心に、詳細をご紹介していきます。
JALカード ツアープレミアムとは?
JALカード ツアープレミアムへ加入すれば対象割引運賃のフライトマイルが100%に!
JALカード ツアープレミアムとは、対象割引運賃(パッケージツアーや先得割引など)でJAL便に搭乗しても、通常のフライトマイルにJALカード ツアープレミアムのボーナスマイルが加算されることで、実質的にフライトマイルを100%にできるサービスです。年会費こそ必要となる有料サービスですが、空マイラーなら必見のおすすめサービスとなっています。
JALカード ツアープレミアムには年会費が必要!年会費+2,000円
ただし、JALカード ツアープレミアムにはクレジットカードのほかに別途年会費が必要になります。つまり、有料の付帯サービスなのです。年会費は2,000円+税なので、特に高額というわけはありません。
しかし、JALカード ツアープレミアムはフライトでお得をするサービスなので、せっかく付帯させてもフライトを利用する頻度が少なければ年会費の分だけ無駄になってしまう恐れもあります。
JALカードnaviならぜひ申し込んでおこう!JALカード ツアープレミアムが無料
ちなみに、学生向けの『JALカードnavi』利用者であれば、JALカード ツアープレミアムへ加入しておいて損はありません。『JALカードnavi』の会員は、在学中ずっとJALカード ツアープレミアムの年会費を無料で利用することができるからです。せっかく無料なのですから、どうせなら申し込んでおいた方がお得です。
JALマイルの貯まるクレジットカードでもJALカード ツアープレミアム適用対象外のものもあります
JALカード ツアープレミアムは、「JALカード」会員となっている本人および家族会員が申し込めますが、法人会員の登録は不可です。また、JALマイレージバンク(JMB)と提携しているクレジットカードであっても、『TOKYU CARD ClubQ JMBカード』や『イオンJMBカード』といった、発行元がJALではない提携カードについても、JALカード ツアープレミアムへの加入はできません。
JALカード ツアープレミアムの対象となる割引運賃って何?
先得割引やパッケージツアーの割引運賃でも区間マイルが100%になるサービス!
JALカード ツアープレミアムは、対象割引運賃でフライトマイルが100%になるサービスですが、そもそも「対象割引運賃」とは一体何のことかよく分かりませんよね?
国際線の通常フライトマイル | エコノミークラス(予約クラスL・S・E・N・O・G・R):50% エコノミークラス(予約クラスH・K・M)-70% ビジネスクラス(予約クラスI):70% |
---|---|
国内線の通常フライトマイル | パッケージツアーに適用される個人包括旅行割引運賃:50% 「先得割引」、「スーパー先得」、「ウルトラ先得」、「乗継割引28」:75% |
以上がJALカード ツアープレミアムの対象割引運賃です。要は、ざっくりと言えば予約することで通常より割引となるサービスですね。上記の割引運賃のサービスが、JALカード ツアープレミアムの対象となるわけです。
マイルの基本1…フライトマイルについて
通常、搭乗によるマイル付与は、フライトマイルとボーナスマイルを合わせたマイルが加算されます。JALであれば、どこからどこまで移動するのかによって付与されるマイル数が異なります。つまり、距離によってマイルが計算されています。
「マイル」とは距離の単位のことで、メートル法を基本としている日本では馴染みがありませんが、ヤード・ポンド法を使用しているアメリカなどでは非常に馴染みのある言葉になっています。ちなみに、1マイルの距離は約1.6kmです。
そして、移動した距離(マイル)が「区間基本マイル」と呼ばれます。例えば、成田~ハワイ・ホノルルであれば片道およそ6,500kmなので、ざっくりとマイルに換算すれば約4,000マイルほどです。この4,000マイルが区間基本マイルとなります(JALのマイル表によると正確には3,831マイル)。
区間基本マイルの半分ぐらいしかエコノミークラスだともらえません!
しかし、この区間基本マイルをそっくりそのままもらえるわけではありません。マイルの計算には運賃が大きく関係し、運賃によってあらかじめ決められた積算率からマイルが算出されます。
「積算率」という小難しい言葉が出てきましたが、そんなに考える必要はありません。要は、運賃が高いか安いかによって、定められているパーセンテージが異なるわけです。当然、運賃が高ければパーセンテージが高く、運賃が安ければパーセンテージも低くなります。
付与されるマイルは、「区間基本マイル×運賃の積算率」です。国際線の運賃積算率は、先の示した表を見ていただければわかりますが、エコノミークラスで概ね50%ほど、ビジネスクラスですと70%です。仮にエコノミークラスでホノルルまで行った場合、「3,831マイル×50%」となり、片道で1,916マイル(往復で3,831マイル)が付与マイルとなります。これがいわゆる「フライトマイル」と呼ばれるものです。積算率50%なら、往復でも片道分しか付与されない計算です。
マイルの基本2…ボーナスマイルについて
ただし、もらえるマイルはそれだけではありません。フライトマイル以外にもボーナスマイルというものも加わります。ボーナスマイルの割合は、持っている「JALカード」によって異なります。
ボーナスマイルの割合 | JALカードの種類 |
---|---|
10% | ・JAL普通カード ・JALカードnavi |
25% | ・JAL CLUB-Aカード ・JAL CLUB-Aゴールドカード ・JALダイナースカード ・JALプラチナカード |
ボーナスマイルは、フライトマイルに準じて計算されます。上で述べた成田~ホノルルの例で言えば、フライトマイルが1,915マイルですから、『JAL普通カード』であれば「1,916×10%」となり、片道192マイル(往復384マイル)がボーナスマイルとして加算されるので合計で片道2,108マイル(往復4,216マイル)、『JAL CLUB-Aカード』であれば、「1,916×25%」で、片道479マイル(往復958マイル)がボーナスとして加算されますので、合計で片道2,395マイル(往復4,790マイル)が付与されます。
積算率100%!ツアープレミアムならフライトマイルを全てもらえる
さて、随分と前置きが長くなってしまいましたが、ここからがJALカード ツアープレミアムの本題です。JALカード ツアープレミアムへ加入していると、JALカード ツアープレミアム分のボーナスマイルも加算されます。しかも、JALカード ツアープレミアムの場合、あらかじめ付与される割合というのは決まっておらず、”JALカード ツアープレミアムのボーナスによって区間フライトマイルを100%にする”ことを目的としています。つまり、積算率50%のフライトであればボーナスとして50%が加算され、フライトマイルを100%の状態にレベルアップしてくれるということです。
先の、成田~ハワイ・ホノルルであれば、エコノミークラスで50%の積算率でしたが、これにJALカード ツアープレミアムのボーナス50%が加わって100%の区間マイルを獲得できるようになるのです。通常であれば、ホノルルまでのフライとで得られるマイルは片道1,916マイルでしたが、これが100%の3,831マイルとなり、往復で7,662マイルの付与となります。
JMB旅プラスのJAL海外ツアーマイルも加算される!
さらに、JALカード ツアープレミアムへ加入するとJMB旅プラスの会員になれますので、ジャルパックの企画する対象のツアーに参加すればJAL海外ツアーマイルが500マイル加算されます。
それに先のカードごとに付与されるボーナスマイルも加わるわけですが、ボーナスマイルの場合は、エコノミークラスであれば積算率50%の状態での計算となりますので、もらえるボーナスマイルの値は変わりません。
登録するかどうかは完全に任意!強制されることはないので申し込み前にじっくり考えよう
JALカード ツアープレミアムの加入は任意ですので、加入の是非は申込者本人が決めることになります。あまりフライトは利用せず、ショッピングなどでマイルを貯めるのであれば無理に加入する必要もありません。
JALカード ツアープレミアムは必要があれば後から付帯させることもできます
JALカード ツアープレミアムの加入は、どの程度フライトを利用するのかがポイントとなってきますので、「JALカード」発行後に加入するかどうかを決めるのもおすすめです。カード発行時に加入しなければならないサービスではなく、カード発行後からでも申し込むことができますので、じっくり考える時間は十分にあります。
家族カードの場合はどうなるの?ツアープレミアムの年会費がかかる?
JALカード ツアープレミアムの加入は家族カードでもOKです。本人会員さえ加入していれば家族カードの年会費が無料になるのでは? という淡い期待も抱いてしまいますが、実際には、本人会員と家族会員それぞれに年会費(2,000円+税)がかかります。
JALカード ツアープレミアムのメリット
対象割引運賃ならツアープレミアムへ加入しているだけで100%の区間マイルゲット!
ご説明してきましたように、JALカード ツアープレミアムへ加入すれば、区間マイルが100%になります。加入しないのと加入したのでは、付与されるマイルにも大きな差が出ます。積算率70%であれば+30%、積算率50%であれば+50%のボーナスが加算されるため、それなりのフライトを利用するのであれば、加入しておいても絶対に損はありません。
空マイラーなら加入必須!割引運賃でも区間マイル100%だからお得度は高い
特に、フライトを活用する空マイラーであれば、加入必須の付帯サービスです。安いチケットであっても付与される区間マイルが100%なのですから、これほどのお得はありません。
年に何回もJAL及びJALグループ便に搭乗する方は加入しておいた方がいい!
年に1回フライトを利用するかどうかというのであればともかく、国際線のJAL便や国内線のJALグループを何度も利用するならJALカード ツアープレミアムへの加入をおすすめします。
少々突っ込んだ言い方をすれば、「JALカード ツアープレミアム? なんだかよく分からないや」という状態でもいいかもしれません。加入にあたって悩む必要はありません。「フライトで得をするか損をするか」というだけの単純な話なので、フライトを利用するなら加入しておくべきでしょう。
ボーナスマイルに加えてさらにお得にマイルが貯まるからお得!
国際線のエコノミークラスや国内線のJALパッケージツアーなどであれば、積算率50%ですので、往復でも片道分の区間マイルしかもらえません。ですが、JALカード ツアープレミアムへ加入しておけば、+50%のJALカード ツアープレミアムボーナスが加わり、海外であればJMB旅プラスのツアーを利用することで500マイルも加算されます。お得にマイルが貯まるからこそ、付帯必須のサービスとなっているのです。
学生専用のJALカードnaviなら在学中は無料で付帯できる!
しかも、学生専用に発行されている『JALカードnavi』なら、在学中はJALカード ツアープレミアムの年会費が無料です。学生がどれだけフライトを利用するのかはハッキリ言って未知数ですが、それでもこれほどお得なサービスを無料付帯させることができるのは大きな魅力です。
JALカードnavi(JAL学生カード) JCB/VISA/MasterCard
JALカード ツアープレミアムのデメリット
カード年会費の他にツアープレミアムの年会費も必要!ほとんど旅行しない陸マイラーは損
JALカード ツアープレミアムは、まずフライトを利用するという大前提があってこそ得をする付帯サービスです。年に何度かフライトを利用するなら加入すべきサービスであることは間違いありませんが、ほとんどフライトは利用せずにショッピングなどを中心にマイルを貯める陸マイラーの場合は、JALカード ツアープレミアムを付帯させてもあまり意味はなく、年2,000円という維持だけが無駄になります。
損益分岐点は1マイル2円相当なら年間2160マイル!ショッピング中心なら付帯不要?
では、年間2,000円の維持費がかかるJALカード ツアープレミアムの損益分岐点はどのくらいなのでしょうか? まず、1マイルはおよそ2円程度の価値があります。ただし、ギフト券などへ交換してしまうと1マイルあたり1円くらいの価値になります。
1マイル2円相当ですから、1,000マイル分フライトをすれば2,000円の元が取れますし、1マイル1円なら2,000マイル分のフライトで年間維持費をペイできます。例えば上海やソウルくらいの近場であれば1往復で元が取れますし、1マイル=1円でもシンガポールやホノルルへ旅行すれば1往復で元が取れます。
国内線であれば、東京~札幌間を積算率50%で利用した場合は通常で獲得できるマイルが255マイル。1マイル2円なら単純計算で年に4回搭乗すれば元が取れます。東京~大阪といった近場でも、通常140マイルですから、年に7回程度の搭乗で元が取れます。
ツアープレミアムの元を取る! 少なくとも年に1回のJALフライト
あくまでもざっくりとした基準ですが、さらに、これに加えてJALカード ツアープレミアムのボーナスで積算率が100%になり、それぞれの「JALカード」に応じたボーナスマイルも獲得できますので、JALカード ツアープレミアムのボーナスが加算されて積算率100%で計算するなら、それぞれ上の半分程度の利用があれば元が取れます。
つまり、年に1回は海外旅行をし、年に数える程度でも国内線の利用がある人なら、間違いなく加入しておいて損はないことになります。もちろん、海外旅行はしなくても、月1回程度でも国内線を利用するなら加入しておくべきサービスです。
JALのフライトをどのくらい利用するのかで損得が決まります
当然ながら、JALカード ツアープレミアムはJALのサービスですので、国内線であればJALグループ便のフライト、国際線ならJAL便のフライトを利用しなければなりません。どのくらいフライトを利用するのかはハッキリ言って個人差のあることですから、損得の基準も人それぞれです。
年1回のフライトであっても、エコノミークラスの積算率50%なら成田~ホノルル間で往復1,916マイルですから、1マイル2円なら3,800円ほど。マイルの価値としては+1,800円ですので、これだけでほぼペイの状態ですし、JALカード ツアープレミアムへ加入すれば積算率100%で往復3,831マイル。マイルの価値としては7,600円ほどで年間維持費2,000円を差し引いても5,000円以上のお得です。加入するのとしないのとではお得度が断然違います。
JALカード ツアープレミアムのまとめ
オプションサービスとして、加入には年間維持費の必要なJALカード ツアープレミアムですが、フライトを利用するならやはり加入しておくべきお得なサービスです。年間1,000マイルを目安に獲得できる環境であるなら、間違いなく加入しておいて損はありません。
旅行が好きな人、あるいはビジネスでフライトを利用する機会の多い人なら絶対にハズレのない素晴らしい付帯サービスですので、「JALカード」へ入会する際はJALカード ツアープレミアムへの登録も忘れずに行っておきましょう。
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