キャッシュレス社会の主役はどれ?QRコード決済はクレジットカードや電子マネーを超えられる?

キャッシュレス社会でのお支払いのイメージ

キャッシュレス社会とは現金(キャッシュ)決済がほとんどなくなり(レス)、クレジットカードや電子マネーなどの電子決済が当たり前となった社会のことです

日本のキャッシュレス決済比率は現状、クレジットカードが圧倒的シェアを誇ります。次いで電子マネーやデビットカードなどが追随。QRコード決済の利用率はまだまだマイノリティの域を出ませんが、外国人観光客を中心に、いま一番ホットになっています。

キャッシュレス社会とは?

キャッシュレス社会は現金決済よりもスマホやクレジットカードの電子決済が当たり前になる社会

電子マネーや電車やバスなどの交通料金の支払いで使うことができる、ICカードキャッシュレス化とか、キャッシュレス決済とか、近頃は頻繁に見聞きするようになりました。キャッシュレス社会は現金という物ではなく、信用に基づいた電子データをやりとりすることでお金を払うことが当たり前になる社会のこと。

日本は消費税の10%への増税を機にキャッシュレス社会(Cashless society)に突入すると言われています。

消費税の増税を機に日本は一気にキャッシュレス社会化する

キラキラニコニコの男性理由はクレジットカードや電子マネーといった現金以外のお支払い方法で支出を把握し、キャッシュレス決済の時だけ増税分の2%分をポイントなどで還元する制度が導入されると言われているから。これによりお得度に敏感な主婦層を中心に、爆発的にキャッシュレス化が進むと言われています。

いまのところ電子マネーどころかクレジットカードでの支払いもできない中小小売業の店舗でも、消費税の増税を機に、これからどんどんキャッシュレス決済手段が導入されていくことでしょう。

キャッシュレス決済の主役はクレジットカード?どうせ連携させるなら最初からApple Payで良い

Apple Payに登録したアメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)のイメージこれから普及してくるであろう携帯電話の契約や、SNSのIDと紐付けた「QRコード決済」がどこまでキャッシュレス社会に食い込んでくるかは未知数です。

しかし、結局は何らかの支払い手段、携帯電話の契約やクレジットカード、さらにスマホアプリと連携させなければならないことを考えると、「だったら最初から今のApple Pay(&クレジットカード)でいいじゃん?」という風潮も生まれかねません。

QRコード決済を拡大させたいのであれば、他のキャッシュレス決済を凌ぐ魅力的なサービスがどれだけ付帯させられるかがポイントになってくるかもしれません。

キャッシュレス決済で注目のクレジットカード3選

電子マネーiDもスマホ決済のd払いも利用できる!

Suicaは最強の電子マネー!ポイント還元率1.5%

電子マネー楽天Edyにスマホ決済の楽天ペイもOK

キャッシュレス経済の主役はどれ?電子決済の種類5つ

キャッシュレス決済の種類にはどのようなものがある?まだまだ少数派のQRコード決済

では、キャッシュレス決済にはどのようなものがあるのか? 気になりますよね? そしてQRコード決済というのはどのくらい浸透してきているのか? その点についても気になるところです。

現在、日本で主流となっているキャッシュレス決済の方法は、

  1. クレジットカード
  2. 電子マネー
  3. デビットカード
  4. プリペイドカード
  5. その他

以上のような内訳です(銀行振込や郵便振替、代引きなどの旧来型の信用取引、電子決済を除いてます)。

2018年9月に日本銀行の決済機構局がまとめたレポートによると、クレジットカード、デビットカード、電子マネーの3つのキャッシュレス決済金額の合計は2017年には60数兆円に達し、そのうちクレジットカードでの決済は60兆円近くを占めます。次いで電子マネーが5兆円ほど、デビットカードが1兆円ほどです。キャッシュレス決済の金額は、9割をクレジットカードが占めているというのが現状です。

クレジットカード・・・発行枚数はそろそろ頭打ち?Apple Payで利用機会は増加傾向

Apple Payに登録したアメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)のイメージ2018年現在、クレジットカードの発行枚数は2億7,000万枚ほど。クレジットカードは押しも押されもしないキャッシュレス決済の主役です。1人あたりの保有枚数も2枚以上という調査結果も出ています。

ただしクレジットカードは発行枚数は伸びているものの、著しい伸びではなく、そろそろ伸び率も頭打ちか? といった感もあります。しかし、決済金額自体は順調な伸びとなっており、クレジットカードの利用機会がアップしてきていることが窺えます。

クレジットカードも電子マネー化!Apple PayやGoogle Payで使える!

このクレジットカードの利用金額の伸びは単純にクレジットカードの便利さが認識されてきたということもありますが、少額決済分野での伸びがあると思われます。

特にクレジットカードと紐付けて利用する電子マネーiDやQUICPay(クイックペイ)が、Apple PayやGoogle Payで利用できるのが大きいと言えるでしょう。

これによりクレジットカードはこれからもキャッシュレス決済の主役として頑張っていきそうです。

電子マネー・・・Suicaがコンビニや鉄道駅での少額決済に強い!裾野は徐々に拡大中

モバイルSuicaでのオートチャージイメージ電子マネーの発行枚数は2018年現在3億7,000万枚ほど。1人あたりの保有枚数も2.9枚と、発行枚数や保有枚数ではクレジットカードを超えています。

しかし、電子マネーの利用シーンはコンビニや鉄道。少額決済主流の電子マネーですので、決済金額自体はクレジットカードには遥かに及びません。

Suicaは抜群の使い勝手!高額決済では無く少額決済で主役になる

とはいうものの、少額決済においては抜群の使い勝手を誇り、クレジットカード以上のシェアとなっています。

SuicaやPASMOは通勤通学の定期券として使えるため、クレジットカードを持てない学生などにも広く浸透しているのも特徴です。電子マネーの読取端末台数も、2014年には150万台ほどでしたが、2016年に200万台、2017年には250万台に迫るなど、裾野はどんどん拡大しています。

デビットカード・・・キャッシュカード一体型で浸透!国際ブランドデビットは利用価値が高い

VISAデビットカードデビットカードの先駆けはJ-Debitです。しかし、J-Debitの場合は利用可能店舗が限られるなど、これまであまり浸透しなかったのも事実です。しかし、近年では各銀行を中心にキャッシュカード一体型の国際ブランドデビットが登場し、利用者も増加しています。2016年には9,000億円だった決済金額も2017年には1兆円を超え、発行枚数も4億5千万枚に迫っています。

日本では主役の座は難しいか? クレジットカードの方が有利

J-Debitとは異なり、国際ブランドのVISAやJCBなどのデビットカードの場合は各国際ブランドが利用できるお店で使えるため、利用シーンが幅広いという特徴があります。また、国際ブランドデビットを取り扱う銀行が2015年から2017年の間に2倍以上にも増加したこともあり、認知度も利用者も順調に増加しています。

プリペイドカード・・・お店の会員証&ポイントカードとの組み合わせで利用者が増えてます!

ココカラクラブカードの券面画像最近では、クレジットカード、電子マネー、デビットカードの3強に加えて、プリペイドカードの存在感も際立っています。

日本銀行が行った「生活意識に関するアンケート調査」によると、2018年6月時点における「日常的に利用する現金以外の決済手段」として、プリペイドカードがデビットカードを上回っているのです。

  • クレジットカード…70%
  • 電子マネー…27%
  • プリペイドカード…18%
  • デビットカード…4%

現金以外で利用する決済手段としてプリペイドカードを使用すると答えた人の割合はデビットカードの5倍近くに上ります。

ドラッグストアや郵便局などの会員証、ポイントカードとして普及中

近年ではクレジットカードのポイントや共通ポイントなどをプリペイドカードへチャージして利用できるものもありますし、プリペイドカードにも国際ブランドが付帯しているため、利用シーンも利用価値もどんどん広がっています。

その他のキャッシュレス決済・・・2018年の調査ではたった0.2%!QRコード決済の浸透も未知数

QRコードを読み取ってお会計キャッシュレス決済を『現金以外の決済手段』というくくりで見た場合、例えば口座振替や振込、コンビニ代行収納などもキャッシュレス決済のひとつです。上でもご紹介した「生活意識に関するアンケート調査」によると、キャッシュレス決済でもっとも多いのがクレジットカード、次いで口座振替、金融機関窓口・ATMからの振込という順になっています。

キャッシュレス決済手段についてのアンケート調査結果
  1. クレジットカード…70%
  2. 口座振替…63%
  3. 窓口・ATMからの振込…42%
  4. コンビニ収納代行…36%
  5. 電子マネー…27%
  6. 代金引換…23%
  7. プリペイドカード…18%
  8. ネットバンキングから振込…14%
  9. デビットカード…4%
  10. その他…0.2%
  11. 現金決済のみ…5%

こう見ると、単純に現金を使わない決済方法=「キャッシュレス決済」として考えた場合、その対象となる決済方法も多岐に渡ることがわかります。口座振替や振込も現金を介さない電子決済と言う意味では、キャッシュレス決済の先駆者と言えるのですね。

QRコード決済の実力は未知数!日本では全然普及していない!

上の項目のうち、QRコード決済を含む決済手段は「その他」に含まれます。たった0.2%のさらにその中のわずかな一部だけを占めているに過ぎないわけです。そのため2018年末の時点で決済会社が激増しているものの、QRコード決済はまだまだ発展途上というか、レアな存在であることに変わりはありません。

QRコード決済の独自サービスも始まる!どこまで支持を得られる?

現状でも、QRコード決済を利用すると店舗で割引を受けられたり、レジに並ばずに決済を完了できたりするサービスが実際に展開されています。今後、どれだけの人がQRコード決済に興味を持ち、どれだけの人がQRコード決済を利用するのか? 普及率アップのカギは利用店舗の拡大か? それとも流行に敏感な若者世代か? 多忙でよりスピーディな決済を望む働き盛り世代か? それとも普及すること無く衰退していくか? 今後の展開をしっかりと注視していきましょう。

キャッシュレス決済にすると何が得なの?

キャッシュレス決済は魅力がいっぱい!だって割引やポイント還元があるから現金よりお得

ポイント還元を喜ぶ女性キャッシュレス決済は現金決済よりもお得です。なぜなら、ポイント還元や割引といったサービスが付帯するからです。クレジットカードや電子マネーではポイント還元等がありますし、プリペイドカードも種類によってポイントが付与されるものがあります。

また、デビットカードも銀行のポイントプログラムが付帯していますので、利用金額に応じてポイントが貯まります。ポイント還元も実質的な割引と同じですので、現金決済にはないメリットですし、現金決済以上にお得なのです。

スマホの普及に伴ってアプリを経由するスマホ決済の注目度がアップ!QRコード決済もそのひとつ

スマホの普及率が著しくアップしている現在では、スマホアプリを経由してキャッシュレス決済を行える「スマホ決済」も登場しています。電子マネーもスマホアプリで利用している人が多く、そうした流れからQRコード決済も徐々にですが普及の兆しを見せています。

QRコード決済はスマホに表示させたQRコードを読み取ってもらうか、もしくはスマホでQRコードをスキャンする決済方法ですので、後にも先にもスマホがなければ利用できない決済方法となっています。電子マネーは必ずしもスマホでなければ利用できないというものではありませんが、QRコードはスマホ決済に特化した決済方法のため、今後の普及にも期待大なのです。

「コンビニ後払い」サービスがスマホ決済の主流になる?

キャッシュレス決済なら、「コンビニ後払い」という決済手段も立派なキャッシュレス決済の方法です。そんなコンビニ後払いサービスで有名なのが「NP後払い」というサービス。そして、そのNP後払いを展開しているのが、株式会社ネットプロテクションズです。

そんなネットプロテクションズが新たに展開するキャッシュレス決済サービスが「atone」。EC決済において、クレジットカードを持てない層でもクレジットカード感覚でショピングできるサービスです。キャッシュレス&カードレスで決済できる画期的な決済サービスとして、現段階ではQRコード決済よりも注目度が高いサービスです。

キャッシュレス決済の代表格はやはりクレジットカード!スマホ決済でも主役になる

ここまでのご説明でもおわかりのように、キャッシュレス決済の代表格はクレジットカードや電子マネー、そしてデビットカードのような、いわゆるカード系です。しかし、それ以外のキャッシュレス決済方法に関しては、実は世界的にも統計が乏しく、ハッキリとしたことはわかっていません。

その他のキャッシュレス決済に関する統計は世界的にも乏しい

特に、QRコード決済に関してはチャイナでこそ爆発的な普及を見せていますが、その他の国々でどの程度の普及率なのかもわかりません。ただし、スマホ決済に欠かすことのできないツールでもあるため、日本における普及率アップは十分に可能性があるとも言われています。

何より、最近ではこれまでよりも多くの機種で非接触機能が搭載されてきていることを考えると、QRコード決済の普及率もいずれはアップしていくことも十分に予想できます。

現金vsキャッシュレス決済!それぞれのメリットとデメリット

キャッシュレス決済は割引やポイント付与は魅力的!でも現金には現金のメリットがある!

現金決済でもキャッシュレス決済でも、どちらにもメリット・デメリットがあります。

各決済方法のメリット・デメリット
決済方法 メリット デメリット
キャッシュレス決済 ポイント還元や割引などのサービスが付帯
WEB明細や家計簿アプリで支出が把握もできる
ついつい使いすぎてしまう恐れあり
現金決済 停電・大規模災害時でも使える確実性
使いすぎの心配がない
現金だけでは利用できないサービスもある
大きな買い物をする場合は限界がある

キャッシュレス決済の場合、使いすぎてしまう可能性が現金決済よりも高くなります。また、使いすぎてしまった結果、例えばクレジットカードのようにリボ払いなどを多用してしまう可能性もあったりしますので、しっかりと自制する強さも必要です。

キャッシュレス決済でしか契約できない場合がある!同時に限界も!

逆に、キャッシュレス決済の未対応で現金では利用することができないサービスもあります。例えば今人気の動画配信サービスなどは現金決済ができないサービスですし、ドメインやレンタルサーバーなどもキャッシュレス決済がメインです。

さらに、大きな買い物をする場合はキャッシュレス決済の方が助かります。銀行振込や振替などでもそうですが、高額の買い物は現金では不便すぎます。

停電時に電子決済は無力!非常時には現金決済の確実性が魅力

金額によっては現金が足りないこともありますし、そうした事態でもクレジットカードなどのキャッシュレス決済手段があれば商品やサービスをその場ですぐに購入できます。

一方で北海道胆振東部地震で明らかになったようにクレジットカードや電子マネーなどの電子決済は停電時には無力です。キャッシュレス社会の限界が明らかになったエピソードでした。

スピーディに支払いが完了できるキャッシュレス決済!その場で完結できるのが現金決済!

キャッシュレス決済の強みは、スピーディに支払いを完了できるところです。しかし、例えばクレジットカードの場合であれば、支払い自体はスムーズでも決済が完了するのは口座から利用金額が引き落とされてからとなりますので、そうした点で見るとその場で決済が完了してしまう現金決済の方が実はスピーディだったりもします。

大きな買い物や公共料金などの定期的な出費であればクレジットカードがおすすめですが、普段のお買い物などは現金と同様にその場で決済が完了できるデビットカードやプリペイドカード、電子マネーといったキャッシュレス決済を活用するのもいいでしょう。

現金なら利用シーンを選ばない!キャッシュレス決済未対応のお店でも利用できる

現金決済の場合、いわゆるクレジットカード未対応のお店や、電子マネーを使えないお店などでもショッピングができるという点で、やはり使いやすさはキャッシュレス決済よりも優れています。

また、カードの磁気不良や、スマホの電池切れなどによるスマホ決済の利用不能状態などのトラブルが起きてしまうと、便利なはずのキャッシュレス決済も意味がなくなってしまいますので、多少なり現金は持ち歩いておくべきでしょう。

キャッシュレス決済はセキュリティに不安がある!現金決済なら匿名性が高く安心できる

例えばクレジットカードのスキミング被害や、QRコード決済のニセQRコードなど、キャッシュレス決済は現金決済に比べてセキュリティ面で不安があります。デジタル決済ということもあり、個人情報が漏洩した際の不安というものもあるでしょう。

しかし、現金であればそうした不安は皆無です。もちろん、強盗被害で現金を盗まれるという可能性もゼロではありませんが、ショッピング時に個人情報が盗まれてしまうといったトラブルは避けられます。キャッシュレス決済に比べて匿名性が高いという点はある意味でメリットとなります。

なぜキャッシュレス化が推進されているの?

キャッシュレス決済=デジタル化された決済方法!膨大なデータをあらゆるシーンで活用できる

キャッシュレス化のイメージキャッシュレス決済というのは現金を持ち歩かずに商品を購入できたり必要なサービスを受けたりできる決済方法のことです。現金で決済する方法(現金払い)をアナログとすれば、キャッシュレス決済はデジタル化された決済方法になります。

経済のキャッシュレス化で膨大な取引データが生まれる!

キャッシュレス決済の特徴は、とにかく膨大な顧客データを収集することができること。どういった商品やサービスがどの年代層に支持されているかといった情報から地域的な特徴に至るまで様々な数値をデータ化して、それを活かすことで新たなビジネスチャンスを作り出すことができます。

キャッシュレス化であなたの経済活動も筒抜けに!

例えば、全国展開するAストアというお店が、商品の陳列もサービスもまったく同じ店舗を都市部と郊外に出店したとします。仮に同じ数だけのお客さんが来店したとしても、売れていく商品も利用するサービスもまったく異なります。キャッシュレス決済によってデジタル化されたデータによってそうした傾向を顕著に把握しやすくなるため、そうしたビッグデータを活用することで売上げアップの対策もしやすくなったりするわけです。

キャッシュレス決済だと現金ショッピングではわからない!把握できないデータも収集できる

通常の現金決済であっても、ある程度の顧客層を把握することは可能です。例えばコンビニなどのレジの場合、会計時にはレジにお客様の年齢層を打ち込むことができます。スタッフが、「○○円お預かりします。」といって、金額を打ち込んでボタンを押すと、チン! といってレジが開きますよね? スタッフが最後に押すレジのボタンが、顧客の年齢層(年齢ボタン)なのです。

レジの情報は本部とも繋がっていますので、こうしたデータもしっかりマーケティングに役立てられているはずです。しかし、この年齢ボタンはハッキリいっていい加減です。なぜなら正確な年齢層はわからないからです。スタッフがお客様を見て、そのイメージで年齢を判断しているので、全然正確ではないわけですね。40代に見えても30代だったとか、70代かと思ったら実はまだ50代だったなんてことは珍しくありません。

キャッシュレス社会でデータが共有されれば経済活動が明らかになる

ましてやお店が忙しくなればレジに追われてお客の年齢などいちいち把握するのも面倒になりますので、スタッフも適当にボタンを押すようになります。これはもはやスタッフが人間であれば致し方ないことです。なので、本当に正確なデータというのはとることができません。キャッシュレス決済=決済のデジタル化が可能になれば、これまで以上に正確で詳細なデータを手にすることができるのです。

日本のキャッシュレス化の現状

大都市圏の若年層に多いキャッシュレス決済利用率!課題はその他の年齢層と地方での利用拡大

キャッシュレス決済は、日本全国でおよそ80%の人が利用しているという調査結果もあるほど、比較的浸透度の高い決済手段となっています。地域別では、関東圏や関西圏では80%ほどがキャッシュレス決済を利用していますが、中国、四国、九州では70%ほどまで下がります。都市圏と地方とでは、若干ではありますが地域差があります。

さらに、年齢別では50代までの人のキャッシュレス決済利用率が90%を超えているのに対し、60代では70%、70代以上になると50%程度にまで下がります。学生や会社員などの層が多数を占める50代以下の年齢層では、やはり電子マネーやクレジットカードの利用比率が高い傾向になりますが、定年退職後の年代となると一気にキャッシュレス決済利用率が下がります。キャッシュレス決済の普及率アップを図るには、地域や年齢層によってアプローチを変える必要もあるのかもしれませんね。

2025年までにキャッシュレス比率40%を目指す!将来的なビジョンでは80%を目指す!

現在、日本のキャッシュレス決済比率は20%未満。およそ、18%ほどにとどまっています。国外に目を向けると、韓国では90%、北欧やチャイナでは50~60%という高いキャッシュレス決済比率となっています。

日本ではこうした国々に比べるとキャッシュレス決済比率が低いため、政府は2027年までにキャッシュレス決済比率を40%にまで上げたいとしていますが、日銀のレポートによると、2025年には40%を達成したい見通しのようです。その上で、将来的には80%を目指すとしています。

キャッシュレス決済のまとめ|主流はクレジットカードか電子マネー!QRコード決済もそれに続けるか!?

クレジットカードと電子マネーの2強時代はまだまだ続く!QRコード決済の頑張りに期待

現状、キャッシュレス決済の中心はクレジットカードや電子マネーです。そしてこの「2強」の時代はまだまだしばらくは続くでしょう。さらに、それに続いてデビットカードやプリペイドカードの利用率が上がってきている点から考えても、日本のキャッシュレス決済はカード系が主流ですし、その傾向はキャッシュレス決済比率が上がろうともそれほど変わらないでしょう。

スマホ決済の中心もしばらくはクレジットカード&電子マネーが中心!

また、クレジットカードを除けば、キャッシュレス決済における電子マネーの利用率はかなり高めです。スマホアプリで電子マネーを利用する人も多く、わざわざQRコード決済など導入しなくても電子マネーがスマホ決済の中心であることは疑いようがありません。

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