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電子マネー「iD」とは?使い方やメリット、デメリットを紹介

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Apple Payなら、電子マネーのiDで。

 

電子マネー「iD(アイディ)」とは?

ドコモが運営しているiPhoneやおサイフケータイで使える電子マネー

「iD(アイディ)」は、ドコモが運営している電子マネーの一種です。

三井住友カードとの提携をきっかけにシェアを拡大しています。

「iD」はレジでスマホやカードをかざすだけで利用でき、クレジットカード、Apple Pay、おサイフケータイでお支払いをすることが可能です

コンビニやレストラン、タクシー料金の支払い、ネット決済など、iDが利用できる場所は年々増え続けていることから、iDがあればちょっとした買い物のときに現金を持ち歩く必要はありません。

会員は2500万人規模

「iD」の会員数は2,500万人規模。日本で5人に1人が利用している計算になる最大規模の電子マネーです。

また、日本全国に80万台以上も端末が設置されています。iDはおサイフケータイにいち早く対応し、Apple Payでも利用できることから、利用者も利用できる場所もどんどん増えています。

支払い方法が選べる

支払いのタイプは、利用した分だけ後払いする「ポストペイ型」、あらかじめチャージしてから利用する「プリペイド型」、口座の残高の範囲内で利用する「デビット型」の3パターンに分かれており、自らのライフスタイルに合わせた使い方ができるため大変便利です。

他の電子マネーとの違いはこちらをどうぞ。

電子マネー「iD」の主な使い方3種を紹介

電子マネー「iD」の利用方法は、おサイフケータイで利用する方法とApple Payに登録して使う方法、iDカード(iD搭載クレジットカード)で利用する方法の2つに分かれます。それぞれの概要について、詳しく見ていくことにしましょう。

ドコモのおサイフケータイで「iD」を使う

dカード券面画像dカード』の契約がある場合、FeliCa搭載のドコモおサイフケータイ対応機種で簡単な設定を行えば、すぐにiDを利用することができます。そのため、わざわざiDの申込み手続きをする必要はありません。

設定完了後は、ドコモのおサイフケータイ対応機種を、コンビニのレジなどにあるリーダーにかざすだけで支払いを済ませることが可能です。請求はdカードと合算される仕組みとなっています。

クレジットカードと組み合わせておサイフケータイですぐに使える

つまり、後払いとなるため、残高を気にしてチャージをする手間が掛かりません。なお、このあと詳しく解説しますが、dカード単体でもiDの利用は可能なため、ドコモおサイフケータイ対応機種でのiD利用と併用することもできます。

利用金額は、携帯電話やスマホ、パソコンからいつでも確認できますので、こまめにチェックしておけば使いすぎる心配はありません。

iPhoneとApple Payで「iD」を使う

iPhone7以降の新しいiPhoneなら、Apple Payで電子マネー「iD」が利用できます。Apple Payへの追加方法は難しくありません。あなたのiTunesアカウントにあるiD対応クレジットカードを追加すれば良いのです。Walletアプリケーションの中でクレジットカードを追加することもできます。

Apple Pay のデバイス対応状況
iPhoneの機種名 対応状況
iPhone7以降 ◎フル対応 お店、App内、SafariのWeb上での支払い
iPhone6s/6s Plus △フル対応 App内、SafariのWeb上での支払い
iPhoneSE △フル対応 App内、SafariのWeb上での支払い

iPhone 7/7 Plus以降であればApple PayでiDをフルに使える

公式サイト上ではiPhoneSEやiPhone6sでもApple Payが利用できると書いてありますが、その機能は限定的です。Apple Payに対応したアプリとWEBサイト上だけに限られるからです。iPhoneSEやiPhone6sのApple PayではiDを電子マネーとしてコンビニやレストランで使うことはできません。

古いiPhoneだとおサイフケータイジャケットでiDを使うしかない

もしも古いiPhoneでiDを利用したい場合は、iDカード(iD搭載クレジットカード)を事前におサイフケータイジャケットを購入しておきましょう。iPhoneに装着する専用カバーがおサイフケータイジャケットです。購入方法は、ドコモのオンラインショップサイトから確認してください。

iDカード(iD対応クレジットカード)で「iD」を使う

おサイフケータイ対応機種を利用していなかったり、ドコモの携帯を持っていない場合は、dカードやdカードGOLD、もしくはiD提携クレジットカードを使って利用することもできます。

カードの入会申し込み手続きは必要ですが、おサイフケータイでiDを使うときのように、事前に設定をする必要はありません。もちろん、面倒くさいチャージも不要です。また、カードはMastercardやVisaの加盟店で買い物をするときにも使えるため大変便利だといえます。

iD専用のプリペイドカードやデビットカードでも利用できます

iDカードと書いたのは、iDがクレジットカード「ポストペイ(後払い)」に加え、「プリペイド」カード、「デビット」カードにも対応しているからです。 これらの支払い方法は主流ではありませんが、金額の上限を設定したいとき、未成年に利用させるときなどで利用できます。

電子マネー「iD」のメリット

iDの使い方が分かったところで、この項ではドコモiDを使うメリットについて詳しく見ていくことにしましょう。

チャージ不要で使うことができる

ほとんどの電子マネーは、チャージして利用するタイプとなっています。そのため、定期的にチャージする手間が掛かってしまうものです。一方、iDの場合、前述したとおり支払い方法が3パターンに分かれており、中でも「ポストペイ型」であれば毎回チャージする必要はありません。

ポストペイ型は、ドコモのdカードやdカード GOLDだけに限らず、iDと提携しているクレジットカードで利用が可能となっています。クレジットカードの利用限度額の範囲内で使うことになりますが、チャージの手間を省きたい方におすすめです。

なお、iDと提携しているクレジットカードは、オリコカード、セディナ、三井住友カード、ライフカード、クレディセゾンなど約70社ほどありますが、専用の窓口から事前に申し込みが必要となります。

すでにiD提携先のクレジットカードを持っているものの、これからiDを利用したい場合は、契約内容を切り替えることはできるか事前に確認しておきましょう。

カードの種類によっては、契約内容の切り替え手続きを行うことで、iDの利用が可能となるケースがあります。詳細は、クレジットカード会社の公式Webサイトをチェックしてください。

クレジットカードのポイントが貯まる

電子マネーには、独自のポイントサービスが付与されていることがあります。その点、iDの場合、iD独自のポイントサービスは付与されていません。ただし、提携クレジットカードと紐づけして利用することができるため、利用額に応じてクレジットカードのポイントを貯めることが可能となっています。

ようするに、還元率が高いクレジットカードを選んでiDを使うとよりお得となるのです。また、iDに紐づけできるクレジットカードは2種類までとなっています。後からポイント還元率の高いクレジットカードに変更することもできるため、利用状況に合わせながら登録するカードを見直すようにしましょう。

ポイント還元率が高いクレジットカードは、dカード、イオンカードセレクト、オリコカード・ザ・ポイントの3種類です。中でも、dカードとオリコカード・ザ・ポイントに関しては、おサイフケータイと一体型カードの両方でiDを利用することができます。

使い過ぎに注意する必要はありますが、効率的にクレジットカードのポイントを貯めたい場合は、両方の利用を検討してみましょう。それから、iDが登場したばかりの頃にドコモが提携した三井住友カードの場合、クレジットカードのポイント還元率は高くありませんが、お得な使い方があります。

「iDバリュー」と呼ばれるサービスがあり、貯まったクレジットカードのポイントを、1ポイントあたり5円換算でiDの利用額に充当することができるのです。つまり、生活費の支払いなどを三井住友カードにまとめると、貯まったクレジットカードのポイントに応じて、iDの請求額が割引となります。

スマホや携帯電話を紛失したときも安心

もしも紛失や盗難の被害に遭い、不正使用されてしまった場合でも、ドコモのiDなら補償があるため安心です。具体的な補償内容ですが、利用しているクレジットカードごとで対応は分かれます。

たとえば、dカードやdカードGOLDの場合、お買物あんしん保険が付帯されており、届け出日の90日前から盗難による損害が補償される仕組みです。1事故あたり3,000円の自己負担がありますが、dカードは年間100万円まで、dカードGOLDは年間300万円まで補償されます。ただし、自らの過失による紛失は補償対象外です。

その他、iDと提携しているクレジットカードを利用している場合ですが、カード会社によって補償内容は様々です。とはいえ、ほとんどのカードは、紛失や盗難の届け出から60日まで遡って、以降の不正利用分を補償してもらうことができます。

上記の補償内容だけでは不安を感じる場合は、一定額以上の買い物をした際、サインではなく暗証番号を入力するように設定をしておくと、セキュリティを高めることが可能です。そのほか、スマホの場合は「おサイフケータイロック」、携帯の場合は「ICカードロック」を設定しておけば不正利用を防ぐこともできます。

また「おまかせロック」搭載機種を使用している場合、ドコモに連絡をするだけで遠隔操作ロックを依頼することも可能です。事前申し込みは不要ですが、iDの利用停止依頼をする際に申し込みをしてください。

利用できる店舗は増え続けている

iDで支払いができる店舗は、全国で増え続けています。新しく店舗が追加された際は、iDの公式Webサイトで告知があるため、定期的にチェックしておきましょう。

2018年4月にはタリーズ、2018年5月にはRIZAP(ライザップ)が新たに追加され、益々便利になりました。2018年6月時点でiDが使える店舗10カ所を以下の表にまとめましたので参考にしてください。

iDが使えるお店 概要
RIZAP(ライザップ) 順次導入しているため一部店舗で利用不可
タリーズ 一部店舗で利用不可
マツモトキヨシ 一部店舗で利用不可
スポーツクラブルネサンス 全国の施設で利用可能
はま寿司 全国の店舗で利用可能
牛角 全国の店舗で利用可能
CoCo壱番屋 一部店舗で利用不可
ビックカメラ 全国の店舗で利用可能
紀伊國屋書店 一部店舗で利用不可
富士急ハイランド 施設内で利用可能

電子マネー「iD」を使うデメリットや注意点

利用できない 店舗もある

前述したとおり、iDでの支払いに対応している店舗は年々増加傾向にあります。なぜなら、電子マネーなどによるキャッシュレス決済が当たり前になってきているからです。

ただし、全国共通でiDが使える場所は限定されます。2018年6月時点で全国的に利用できる店舗の一部は以下の表のとおりです。

全国でiDが使える店舗一覧

  • セブンイレブン
  • ファミリーマート
  • ローソン
  • ミニストップ
  • デイリーヤマザキ
  • ガスト
  • マクドナルド
  • すき家
  • イオン
  • イトーヨーカドー
  • エネオス
  • ドコモ

上記以外の店舗でも全国的にiDの利用が可能なお店もありますが、まだまだ利用場所が限られてしまうことは否めません。そのため、iDを利用したい場合は店舗のレジなどに「iD」のステッカーが貼られているか、事前に確認しておきましょう。

もしくは、店舗の公式Webサイトにて、iDでの支払いに対応しているかチェックしておくことをお勧めします。

店舗ごとで上限額が決まっている

iDによる支払いが可能な店舗の中には、支払いの上限額が決まっているケースがあります。一般的には、5万円から10万円程度となっていますが、ショッピングモールやコンビニはもう少々低めです。

たとえば、セブンイレブンの場合、1回あたりの上限額は2万円までとなっています。なぜ、上限額が決まっているのかというと、iDのポストペイ型だとクレジットカードの限度額いっぱいまで使うことができるからです。

なお、支払い上限額を知るためには、各店舗に問い合わせて確認するしかありません。高額な買い物をする際にiDで支払いをするのであれば、毎回店員さんに聞くという手間が掛かってしまうため少々不便だといえます。

ポイントキャッシュバック時に手間が掛かる

各電子マネーには、ポイントサービスが付与されています。iDの場合は独自のポイントサービスはないものの、「dポイントクラブ」のdポイントが付与される仕組みです。iDを利用すると100円あたりdポイントが1ポイント貯まり、貯まったdポイントは「1ポイント1円」としてiDへキャッシュバックすることができます。

ただし、キャッシュバックを受けるためには、「dポイントクラブ」に入会しなければならないため、ドコモユーザー以外の方がiDを利用する際は、その点がデメリットだといえそうです。

ポイント二重取りの方法が限定される

一般的な電子マネーの場合、電子マネーの支払い金額に応じてポイントが付与されるほか、クレジットカードのポイントも貯めることができます。一方、iDの場合、100円あたり1ポイントのdポイントが付与されますが、紐づけしているクレジットカードがdカードまたはdカードGOLDの場合、上記のようなポイントの二重取りができません。

そのため、ポイントの二重取りをしたい場合は、紐づけするクレジットカードをiD提携カードに変更する必要があります。そうすることで、dポイントとクレジットカード会社のポイントを二重で得ることが可能です。

とはいえ、普段はdカードまたはdカードGOLDをメインで利用している場合、ポイントのことだけを考えて登録するクレジットカードを変更してしまうと、どのカードを利用しているのか後から分からなくなることがあります。ですから、そういった点がデメリットだといえそうです。

電子マネー「iD」とはまとめ

今回は、iDの特徴や利用方法、メリット、デメリットについてご紹介しました。気になるデメリットはいくつかあるものの、ドコモユーザーではなくともiDを利用することはできますし、全体を通して利便性の高い電子マネーであることが分かります。

iDが使えるお店は、2018年4月現在全国80.9万台以上と日々拡大していることから、ちょっとした買い物の支払いはすべてiDにまとめることもできそうです。

支払いをシンプルにまとめたい方、チャージやサイン不要の電子マネーを探している方、セキュリティを重視したい方は、ぜひiDの利用を検討してみましょう。

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