電子マネー8種類の特徴・メリット・違いのまとめ~クレジットカード利用でランキング~

電子マネーの種類

電子マネーとクレジットカードのおすすめの組み合わせ3種類

通勤通学で定期券とPASMOを使いたい

Apple Pay(iD)/dポイントを使いたい

イオンで WAON を使いたい

電子マネーの種類

電子マネーの種類は、名前だけ一覧にすると下のようになります。

  • 楽天Edy
  • Suica
  • PASMO
  • iD
  • nanaco
  • WAON
  • QUICPay
  • au WALLET

もっと本当はいっぱいありますが、まず、簡単にグループ分けをしましょう。

電子マネーのグループ

ノーマル

  • 楽天Edy
  • WAON
  • nanaco

交通系

  • Suica
  • PASMO

後払い

  • QUICPay
  • iD(前払いも可能)

デビットカード付帯

  • au WALLET

電子マネーのグループ分けは難しいのですが、あえて分けるとこうなります。以下、それぞれの電子マネーの特徴・メリットを、一言で一覧にします。

電子マネーの特徴・メリットのランキング

クレジットカードに付帯する電子マネーを利便性で比較するとランキングは下記のようになります。

  1. Suica…交通系icカードの代表格。定期・携帯・電子マネーの三役をこなせる
  2. PASMO…私鉄・バス系の交通系icカード。Suicaとほぼ同じ役割
  3. iD…加盟店数1位。後払いなのでチャージ不要
  4. QUICPay(クイックペイ)…後払いでチャージ不要。nanacoとの一体型あり
  5. WAON…イオンで有利。その他は楽天Edyより劣る
  6. 楽天Edy…万能。加盟店2位。ネットで使える。高還元率
  7. nanaco…唯一、税金の支払いができる。セブン・ヨーカドーで有利
  8. au WALLET…Master Card対応店舗で利用可能。実は一番広く使える

iD(アイディー)とQUICPay(クイックペイ)は、クレジットカードと極めて親和性の高い電子マネーです。
iDとQUICPayはスマートフォン(Android携帯やiPhone)をクレジットカードとして使えるようにする電子マネーと言えます。Apple Payとおサイフケータイが全盛になったことで、初めて真価を発揮し始めた印象です。

nanacoは税金支払いでメリットがあります。クレジットカードと組み合わせて利用すると、税金が1%以上還元されるので、そのためだけでも利用すべき電子マネーと言えます。

ランキング上位の電子マネーはクレジットカード利用で具体的メリットがある

ランキング1位の楽天Edy、6位のWAONはプリペイド型のオーソドックスな電子マネー、2位のSuica、3位のPASMOは交通系電子マネー(交通系icカード)です。8位のau WALLETは電子マネーらしくない電子マネーと言えるでしょうか?

以下、クレジットカードの電子マネーを使う上で、どのような使い方が可能か、利便性のランキング順にそれぞれの電子マネーについて書いていきます。

Suica(スイカ)とは?

suica200x150Suicaは、JR東日本が提供する電子マネー。「交通系icカード(電子マネー)」の代表です。特徴・メリットはIC乗車券を兼ねた電子マネーなので「ピッ」とワンタッチで改札口をくぐれるということ。もちろん、バスにもそのまま乗れます。(山中のローカルバスなどはできないかも知れませんが)

この「そのまま改札をくぐれる」というのが、Suicaなど、交通系電子マネーの決定的な特徴です。他の電子マネーは、どれも「改札だけはくぐれない」からです。(切符を買うことはできますが)

SuicaはモバイルSuicaでもApplePayでも利用可能!交通系電子マネーの王様!

Apple PayのSuicaでできることSuicaはJR東日本利用者におすすめの電子マネーです。Suicaのメリットとしては交通系電子マネーのデファクトスタンダードとして確立しているということ。そのため関東だけで無く、北海道から九州まで、Suica1枚で各エリアにおける鉄道・バス等の利用が可能になります。

SuicaはおサイフケータイとApple Payで使える!

Suicaは「おサイフケータイ」が利用できるスマートフォン、「Apple Pay」が利用できるiPhoneであれば、買い物でも電車でも利用できます。交通系icカード機能を兼ねているので、Suicaと同じように電車に乗れるだけでなく、買い物やチャージもできます。次世代のモバイルSuicaにご期待下さい。

Suicaで改札をくぐる以外のメリットは?

改札をくぐれる以外の、Suicaのメリットは、下のようになります。

  • 定期券(Suica)だけ、持ち歩けばいい
  • モバイルSuicaもあるので、むしろスマホだけでいい

ということです。「スマホだけでいいのは、他の電子マネーもでは?」と思うかも知れません。しかし、繰り返しますが、改札をくぐれるのは、Suicaだけです。つまり、Suicaは下の三役を同時に果たせるのです。

  • 定期券
  • 買い物
  • 携帯電話(モバイルSuicaの場合)

他の電子マネーを「モバイル」にする場合、「買い物・携帯電話」の2役しか果たせません。三役はモバイルSuicaのみ…ということです。

Suicaは電車・バスをよく使う人の交通系電子マネー(icカード)

このように、Suicaは電車・バス・地下鉄などの交通機関をよく使う人には、大きなメリットがある電子マネーです。逆に言うと交通系icカードということは、その交通機関、具体的にはJR東日本の沿線を使わない人だったら関係ありません。

たとえばコンビニをよく利用する人なら、iDやQUICPay(クイックペイ)がスマートで良いでしょう。税金の支払いでもポイントを貯めたいという個人事業主・自営業の方々などは、nanacoがいいでしょう。このような住み分けの中で「電車・バス」を担当するのが、交通系電子マネー(交通系icカード)Suicaということです。

PASMO(パスモ)とは

PASMOロゴPASMO(パスモ)とは、「首都圏の私鉄・バスのSuica」です。使ってみてもPASMOは交通系電子マネーとしてSuicaとの違いはほとんどありません。首都圏ではSuicaが使えるところはPASMOも使えます。首都圏に限って言えば、まったく同一のものと考えてもいいくらいです。

一応、「Suicaは使えないけど、パスモは使える」という店舗も、多少はあります。しかし私鉄・バスの沿線の方が利用する交通系電子マネー(交通系icカード)としてPASMOは位置づけられます。

PASMOは私鉄/バスの電子マネー!Suicaと同じ交通系icカードで定期券一体型も!

PASMO定期券PASMOは首都圏の私鉄やバスのIC乗車券として始まったため、これら一部の路線を利用する方は、PASMO一体型の定期券やクレジットカードを利用できます。また、PASMOに関連する会社と取引がある方などは、使っておいた方が話題もできるし、利益になるでしょう。

そうした特殊なケースを除けば、Suicaと同じです。交通系icカードなので、沿線に住んでいる方でなければ、敢えて手に入れるメリットはありません。逆に言えば沿線の方はクレジットカードや定期券として非常に便利に使えます。バス利用特典サービス(バス特)などもあります。

他の交通系電子マネーも同じ

これはPASMOだけではなく、他の交通系電子マネーも全て同じなのです。

  • Kitaca
  • PASMO
  • TOICA
  • manaca
  • ICOCA
  • PiTaPa
  • SUGOCA
  • nimoca
  • はやかけん
  • icsca

などなど、それぞれの地域で「ご当地交通系ICカード」が出ていますが、どれも役割はSuicaとほとんど共通です。最初はバラバラだったのですが「統一して使えるようにした方が便利」ということで、統合されたのです。

「最初から一緒にすれば良かったんじゃね?」という指摘もあるかも知れません。それも一理ありますが、スターバックスカードに、各地域限定のデザインがあるようなものと思うといいでしょう。


iD(アイディ)とは?

電子マネーiD(アイディ)のロゴiD(アイディ)とは、NTTドコモが三井住友カードと組んで提供している電子マネーです。iDの特徴はスマホやカードをかざして自由に支払いができるということ。iDは「おサイフケータイ」で利用しやすい電子マネーなんです。

iDはNTTドコモが提供する電子マネーのためスマートフォンの「おサイフケータイ」や「ApplePay」で利用しやすく、いち早く対応しました。

iD(アイディ)は「おサイフケータイ」で利用しやすい電子マネー

他の電子マネーとの比較では、iDの基本的な機能はQUICPay(クイックペイ)と同じです。JCBのQUICPay(クイックペイ)のドコモ/三井住友カード版と言えるでしょう。

チャージ不要の後払い型の電子マネーで、クレジットカードと紐付けて利用します。iDはクレジットカードと紐付けて使う「簡易クレジットカード」のような電子マネーです。

利用金額に応じてクレジットカードのポイントが貯まります。「iD」対応のクレジットカード発行会社はNTTドコモ(dカード)や三井住友カードなど。月額三万円まで使えるプリペイド型のiDカードも用意されています。

iD(アイディ)はクレジットカードと紐付けて先払いも後払いもできる電子マネー

iDの他の電子マネーにない特徴は「先払いも、後払いもできる」ということ。Suicaや楽天Edyなどは、すべて「先払い」です。オートチャージにしても、「一瞬で先払い」するわけですからね。

一方、「iD」と「QUICPay」はクレジットカードと同じ「後払い」が基本です。これらをそれぞれ、

  • 先払い…プリペイド
  • 後払い…ポストペイ

というのですが、iDは「プリペイドでも使えるし、ポストペイでも使える」ということなんですね。

両方使えると、どんなメリットがあるか?

これは利用方法に寄ります。

  • 普段は、使いすぎないようにプリペイドで使う
  • チャージを忘れていた時のみ、ポストペイで使う

ということです。こうすれば、「残高に関係なく、いつでもiDで買い物できるけど、使い過ぎるリスクがない」ということですね。クレジットカードや、QUICPayのように「完全ポストペイ(後払い)」だと、使いすぎるリスクがありますから。

金銭感覚のある人だったら、先払いも後払いも関係なし

もちろん、金銭感覚のしっかりした人だったら、先払いだろうと後払いだろうと、使いすぎることはありません。なので、そうした方だとこのメリットは特にありません。

これは別にiDのメリットがないということではなく、どんな機能やサービスでも、必要な人には必要、不要な人には不要というだけのことです。世の中には「炭水化物が不要(むしろ食べたくない)」という人すらいるのですから。万人に共通するメリットなど、最初からないのです。

というわけで、自分の金銭感覚に自信がない人にとっては、「プリペイド・ポストペイの両方が使える」というのは、メリットがあるでしょう。

Apple Pay連携で今後、iDはさらに加盟店が増える可能性がある

iDの設置台数は全国71.1万台(2017年7月時点)を超えました。ネットショッピングに対応するだけでなく、コンビニやショッピングモール、レストラン、カフェなど実店舗にもどんどん広がっています。

2015年より前のiDでは「ポストペイ」しか使えませんでした。おそらく「これが理由で、iDを導入しなかった」という飲食店・量販店などが、結構あるはずです。

この辺は業界の裏事情なのでわかりませんが、後払いということは、それだけ手数料が多くかかるはずということです。その分、導入した加盟店が損をする可能性がある…ということですね(実態は加盟してみないとわかりませんが)。

箇条書きで説明すると、下のようになります。

  • 一番「手数料」が少ないのは「現金」である
  • つまり、お客さんが払ったお金が、全部「お店のもの」になる

現金払いをしてくれるのがお店にとって一番良い。

  • 次に手数料が少ないのは「先払い」である
  • お客さんが「すでにお金を払っている」ので、関係者の負担が少ないため
  • ただ、これでも「Suicaの端末」などを導入するコストがかかる

電子マネーの設置料や手数料の分、お店は損です。

  • 一番手数料が多いのは「後払い」である
  • 「まだ誰も現金を払っていない」わけだから、クレジット会社などが肩代わりしている
  • 加盟店が損するか、クレジット会社が損するかはわからないが「誰かに、負担が行く」

ということです。「いや、クレジットカードの利息で、利用者が払ってるんじゃね?」と思われるかも知れません。確かにリボ払いなら、利用者が払って万事解決ですが、一括払いだと、クレジット会社や加盟店が負担することになるのです。

なので、実は一括払いというのは、クレジット会社や加盟店にとっては、あまりありがたくないんですね。取り分が多少減るわけです。ところがApple Payの登場で状況は一気に変わってきました。

だったら電子マネーやクレジット払いを導入しなければいいのでは?

これは「海老で鯛を釣る」ということ。つまり手数料の分2%損するけど、それでも多少利益は出るし、お得意さんになってもらえるし、他社の売上を奪えるからいいということ。つまり、要は「割引」です。

割引せずにガンガン売れたら理想だけど、実際にはそれは難しい。そのため「多少手数料を払ってでも、後払いのシステムを導入しよう」ということですね。

そうして、クレジットカードを導入する店舗が増えたわけです。逆に今でもクレジットカードを導入していない店舗がたくさんあるのは、そういう理由です。導入時点でも、その後の利用でも、いつもコストがかかるからです。

おそらく、電子マネーの「ポストペイ」も、クレジットカードと同じ「後払い」である以上、こういう「導入の壁」があったはずです(業界人でないのでわかりませんが)。

しかし、iDが「先払い=プリペイド」にも対応したことでおそらくこの壁がなくなった。そのため、今後iDの加盟店は増えると予想できます。iDはApple Payとも連携しているので、これから日本の電子マネーの標準となることでしょう。

(例えばスターバックスは、これまでSuicaには対応していましたが、iDは非対応でした。しかし、これでSuicaと同様に「プリペイド」のシステムになったので、iDも導入される可能性があります)

QUICPay(クイックペイ)とは?

QUICPay(クイックペイ)とは後払いの電子マネーです。Suica・楽天Edyなどが「前払い(プリペイド)」なのに対して、QUICPayは「クレジットカードのように、すべて後払い」でいいわけですね。この後払い型の電子マネーを「ポストペイ」型電子マネーと言います。電子マネーの利便性でランキング上位はすべてこのタイプです。

QUICPay(クイックペイ)は電子マネーの形をした「簡易クレジットカード」

後払いといっても、もちろん「無尽蔵」に使えるわけではありません。QUICPayは自分のクレジットカードと連動していて、そのクレジットカードの限度額までとなっています。QUICPayはクレジットカードと紐付けて使う「簡易クレジットカード」のような電子マネーだからです。

QUICPayで支払うにはクレジットカードが必要

たとえばJCBカードで「50万円」の借入枠をもらっている人は「QUICPayの引き出しを、そのJCBカードからにすれば、最大50万円使える」ということです。QUICPayを使うにはQUICPayに登録できるクレジットカードが必要です。

ちなみにQUICPayはJCBが中心となって普及を促進しています。そのためJCBカードが使えるような店舗ではほぼ使えると言って良いでしょう。

QUICPay(クイックペイ)はクレジットカードと何が違うのか?

QUICPayは、クレジットカードと比較すると下のようなメリットがあります。

  • 決済が早い(クレジットカードはサインや暗証番号の手続きが必要)
  • 1回で2万円までしか使えない(高額決済の不正利用をされにくい)
  • 「おサイフケータイ」対応のスマートフォンで支払える
  • キーホルダー型など普段の持ち歩きで使える(クレジットカードは自宅にしまって安全)

以下、それぞれのメリットを説明していきましょう。

QUICPay(クイックペイ)は決済が早い

QUICPay(クイックペイ)の使用風景クレジットカードと電子マネーを比較すると、総じて電子マネーの方が決済が早いです。それはそうですよね。電子マネーはかざすだけで決済できます。QUICPayはサインや暗証番号が要らないのです。

クレジットカードの場合は、VISA・Master・JCBなどの本社と通信し「この人の借入枠はまだあるか」という確認をして、それで決済するわけです。しかも利用限度額が50万円とか100万円とかまであるので、「JCBなどの本社と通信して、残高を確かめる必要がある」のです。クレジットカードは高額決済も可能なので、決済にはサインや暗証番号が必要です。

QUICPay(クイックペイ)はかざすだけ。クレジットカードは遅い

コンビニでクレジットカードを利用するとわかりますが、電子マネーがいかに早いかわかります。クレジットカードはどんなにがんばっても、電子マネーより大体30秒くらい遅いです(細かい)。

また、カラオケ店などはものすごく時間がかかり、店員さんによっては途中で操作がわからなくなり、他のお客さんまで待たせてしまうことになります(これは店員さんも自分も焦るので、クレジットカードがあまり使われないような店舗では、クレジットカードは使えてもあえて使わない方がいいでしょう)

このような、決済のスピード・利便性を考えると、QUICPayも含め電子マネーの方がクレジットカードよりも上、ということです。これはApple Payでも同じですね。

QUICPay(クイックペイ)の限度額は1回で2万円まで。不正利用防止に効果あり

これはたとえば「3万円のデジカメ」などは買えないということ。クレジットカードだったら、もちろん買えます。

「1回の利用限度額が2万円」というだけなので、「2万円の買い物を、1日に何度もする」というのはありです。なので、そういう形の不正利用ができなくもありません。

しかし、限度額が少ないので不正利用がある程度難しくなるのは確かでしょう。「2万円で何度も買い物」していたら、それだけ自分の不正利用の痕跡が、あちこちに残るわけです(顔も見られます)。

不正利用する側としては「数十万円の買い物を一気にして、それをすぐ売る」方がよほどいいわけですね。それができないという点でも、QUICPayは、クレジットカードよりも不正利用されにくいわけです(クレジットカード一体型だったら、同じですけどね。QUICPay単独なら安心ということです)。

QUICPay(クイックペイ)は「おサイフケータイ」対応!普段の持ち歩き用に使える

キーホルダー型のQUICPay(クイックペイ)端末ランニングやちょっとコンビニに行くとき、いちいちお財布を持っていくの面倒じゃないですか? 長財布ならなおさらです。でも携帯電話は必ず持って行きますよね。車だったらキーホルダーは必須です。「おサイフケータイ」があればQUICPayで支払えます。またキーホルダーに付けられるストラップ型、コイン型のQUICPay端末もあるんです。

クレジットカードは自宅にしまって普段はQUICPay

QUICPayはどんな方に求められているのでしょう? 日常の買い物を現金でするのはわずらわしい…という時に、QUICPayの出番なのです。

  • 普通の買い物なら、2万円以上はしない
  • なくしてもクレジットカード本体は家にあるから安全。再発行も容易

ということです。電子マネーのQUICPayがあればクレジットカードや財布すら持ち歩かなくて良くなるんです。

クレジットカードは、なくすと再発行しなければいけません。再発行には1週間ほどかかり、その間以前のクレジットカードは使えません。こうなると、電気料金の引き落としなど、設定していた支払いがすべて止まってしまうので、当然ながらリスクがあります。だから、できるだけクレジットカードは机の中にしまいこんで、持ち出さないのがベストなんですね。

QUICPayはチャージ不要!いつでもどこでも気軽に使える!

「それなら、Suicaとか楽天Edyでもいいじゃん」と思われるかも知れません。一見似ていますが、QUICPayは後払いなので、チャージしなくていいというメリットがあります。

これは、日常、楽天EdyやSuicaを使っている方なら、実感するメリットでしょう。ヘビーユーザーの場合「意外とチャージが面倒」なのです(オートチャージ機能を設定していればいいんですけどね。していないものだと面倒です)。

QUICPayは簡易クレジットカード!ポイント還元がある!

さらにQUICPayの支払いはクレジットカードの請求と一体なので、QUICPay(Apple Pay)利用分にもクレジットカードのポイントが付きます。還元率0.5%なら0.5%、1%の高還元率クレジットカードならQUICPayも1%です。一石二鳥です。

QUICPayはApple Payにも対応!

JCBでApple PayをはじめようQUICPayは実はクレジットカード会社のJCBが作った電子マネーです。加盟店は非常に多く、「おサイフケータイ」のほか、iPhoneの「Apple Pay(アップルペイ)」にも対応しています。

QUICPayはApple Payに対応しているので、QUICPayマークのあるお店でApple Payでカンタンにお買い物できます

QUICPay加盟店でApple Payで支払う方法は簡単
  1. iPhone7(かApple Watch Series 2)のApple Payにクレジットカードを追加
  2. レジの担当者に「QUICPayで支払う」と伝える(「Apple Payで支払う」ではないことに注意!)
  3. iPhone7を取り出して指を載せたままかざす(指紋認証)
  4. 「クイックペイ」という決済音が鳴れば、QUICPay(Apple Pay)で支払い完了

WAON(ワオン)とは

WAON犬WAON(ワオン)は、イオンが提供するプリペイド型の電子マネーです。楽天Edy・nanacoと同様、チャージが必要な「一般的な電子マネー」です。(後払いなど、複雑な特徴はないということです)

WAONのメリットはイオングループでの買い物が多い人は有利ということ。イオンカードで電子マネーWAONをチャージすると、ポイント2重取りができます。合計での還元率は1.5%になります。

WAONはイオン利用者には必須の電子マネー!還元率1.5%

WAONはイオングループでの利用以外は全体的に楽天Edyに劣ります。

  • 店舗数…5位(楽天Edyは2位)
  • 還元率…大体1.5%

このように、還元率では負けていないのですが、店舗数で楽天Edyに劣ります。還元率の「大体」というのは、「使うクレジットカードによって違う」ということです。WAON利用で一番還元率が高いのは、WAON一体型のイオンカードでチャージして使うときです。1.5%になります。イオン利用者はイオンカードとWAONをお得に使い倒しましょう。

楽天Edy(ラクテンエディ)とは?

Edynew150「楽天Edy(ラクテンエディ)」は楽天市場でもっとも使われているプリペイド型電子マネーです。Suicaと並ぶ最も一般的な電子マネーの1つです。プリペイド型なので、チャージして使うノーマルな電子マネーとなります。

楽天Edyのメリット・特徴は「加盟店数が2位で、1位のiDよりも還元率が高く、ネットでも使える」ということ。つまり「総合的に便利」ということです。

楽天Edyは全国各地で使える最も一般的なプリペイド型電子マネー

楽天Edyは日本全国のコンビニエンスストア、ドラッグストア、ファストフード店で利用が可能です。セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの3大コンビニエンスストアで満遍なく使えますし、楽天カードにはもれなく付いてきます。

Suicaの方が有名なように見えますが、それは関東圏に限ったこと。全国区では楽天Edyが電子マネーで最も有名です。沖縄旅行ではお世話になりました。沖縄では電子マネーはほぼ楽天Edyでしたね。すごい普及率でした。

「楽天Edy」は全ての基本となる電子マネー

楽天Edyもnanacoと同じく「ノーマルな電子マネー」です。もともとは「Edy」でしたが、2012年から「楽天Edy」になりました。

「Edy」の名前の由来は「ユーロ・ドル・円」に次ぐ「第四の基軸通貨になってほしい」ということ。

  • Euro
  • Dollar
  • Yen

これらの頭文字をとった…ということですね。

決済やチャージの時に「シャリーン!」という音がするのが特徴で、楽天Edyの加盟店ではよく「楽天Edy使えます」という意味で「シャリーンできます」と書かれています。

(レンジの「チンする」のように、ある程度のユーザーの間で、この表現が定着しています)

楽天Edyのメリット・特徴

多くの電子マネーには「そのカードにしかない」という特徴があります。実は、楽天Edyにはそうしたものはありません。しかし上述の通り、楽天Edy は「万能な電子マネー」であり、総合的には一番便利な電子マネーかも知れません。

たとえば、他の電子マネーの特徴を上げてみます。

  • QUICPay…後払い
  • iD…後払い&先払い
  • nanaco…税金支払い可能

これらは「キーワードだけ」で語れるのですが、楽天Edyの特徴を解説しようとすると、少々長くなります。

楽天Edyの加盟店数は、iDに次いで2位

楽天Edyのメリットは、使える店舗・加盟店数が多いということです。iDに次いで2位なのですが、店舗数の一覧は下のようになっています(2013年のデータです)。

  • iD…44万店
  • 楽天Edy…35万店
  • QUICPay…24万店
  • Suica…20万店
  • WAON…16万店
  • PASMO…14万店
  • nanaco…12万店

数字は四捨五入しています。iDは普及率は高いものの、ポストペイ型でクレジットカード登録が必要という点からハードルが高く、知名度ではイマイチです。

加盟店数1位のiDにはないメリット

加盟店の店舗数だけ比べると、1位のiDに大差がついています。しかし、下のような点で楽天Edyの方が有利です。

  • iDは、ネットショッピングでは使えない(楽天Edyは使える)
  • iDは、楽天Edyより還元率が低い

前者については、楽天Edyも「すべてのネットショップで使える」というわけではありません。たとえばAmazonでは「Amazonポイント」があるので、出る余地はありません。(当然ですが)

しかし、楽天関連のサイトはもちろん、GREEなど多くのネットサービスで、楽天Edyがそのまま使えるようになっています。楽天Edyから楽天スーパーポイントに交換してからなら、さらに多くのネットショップで使えます。

iDと楽天Edyの還元率・比較

当然クレジットカードによって違いますが、大体の目安として、下のようになります。

  • 楽天Edy…1.5%
  • iD…1.0%

内訳を説明すると、下のようになります。まず楽天Edyの還元率の内訳です。

  • 楽天Edyに「クレジットカードからチャージ」…1.0%
  • その楽天Edyを使い「店舗で買い物」…0.5%

ということです。前者は「クレジットカードのポイント」になります。たとえばJCBだったら「Oki Dokiポイント」ですね。後者は「楽天Edy」のポイントです。

つまり、それぞれ「違う種類のポイント」なのですが、一応合算すると「1.5%」ということです。

一方、iDの還元率の内訳は、下のようになります。

  • 店舗での買い物時…0%
  • 買い物分を、クレジットカードから引き落とし…1.0%

このように、iDは、レジで買い物する時のポイントがつかないのです。そして、後払い式なので、「買い物した後で、クレジットカードから引き落とす」→「それが、楽天Edyでいうチャージと同じ意味になる」ということで、1.0%の還元があります。(dカードや三井住友VISAカードなど、カードの種類は限定されますが)

このような理由から「還元率では、iDより楽天Edyの方が上」となるわけですね。

nanaco(ナナコ)とは?

nanacoアプリロゴnanacoは、セブンイレブン&イトーヨーカドーが提供する電子マネーです。機能としては「ノーマルな電子マネー」で、楽天Edy・WAONとほぼ同じです。Suicaなどのように、改札機で使うことはできません。

それでもnanacoが選ばれている理由。それはセブンイレブンでの支払いにあります。nanacoは税金支払いに使える唯一の電子マネーだからです。詳しくは下記へ。

nanacoは税金が払える電子マネー!クレジットカードチャージでお得!

結論から言うと、万人にお薦めできるのは『楽天カード』でnanacoにチャージする方法です。還元率ではリクルートカード(還元率1.2%)もあるのですが、審査通過率と、実際にnanacoチャージで使われている割合で言うと、『楽天カード』になります。還元率1.0%で審査通過率が高いおすすめクレジットカードです。

注意すべきは『楽天カード』の国際ブランドは必ず「JCB」を選ぶと言うこと。他のブランドではポイントが付きません

nanacoのメリットは税金支払いで使えること!

他の電子マネーにない、nanacoだけのメリット。これは税金の支払いでもポイントが貯まるということ。箇条書きで説明すると下の通りです。

  • 税金の支払いは、クレジットカードではできない
  • つまり「クレジットカードでポイントを貯める」ことは、全面的にできない

クレジットカードで税金の支払いは諦めた方が良さそうです。

  • そこで、電子マネーの出番になる
  • しかし、電子マネーも「nanaco以外」は、全部できない

ということ。つまり、クレジットカード・電子マネーの中で、税金の支払いができるのは、nanacoだけなのです。この「税金の支払いに唯一使える」というのが最大のメリットです。しかもさらに「ポイントを貯める」こともできるんですね。

通常のnanaco払いでは、ポイントが付かないが…

普通にnanacoで支払うだけでは、税金の支払いでポイントはつきません。他の買い物だったらつくのですが、税金だとダメなのです。

しかし、これは裏技があります。nanacoにチャージできるクレジットカードで、そのカードのポイントを貯めるというもの。

  • 「税金支払」の時のポイントは、あきらめる
  • しかし、自宅にいる時の「nanacoへのチャージ」でポイントを貯める

ということです。自宅でクレジットカードからnanacoにチャージして、そっちでポイントを貯める。そして、そのnanacoを持ってセブンイレブンに行き、そこで税金を支払う(こっちではポイントがつかない)というやり方です。

nanacoの税金払いはチャージするクレジットカードのポイント分お得になる!

このやり方だと、だいたいクレジットカードのポイント「還元率1%」分がお得になります。もともと、クレジットカードからnanacoへのチャージは、還元率1%が目安だからです。

必ず1%というわけではなく、クレジットカードによって下のようになっています。

  • リクルートカード…1.2%
  • 楽天カード(JCBのみ)…1.0%
  • Yahoo! JAPANカード(JCBのみ)…1.0%

他にも複数のクレジットカードがありますが、セブンイレブン独自の『セブンカード・プラス』(還元率0.5%)よりも他の高還元率クレジットカードの方がお得になります。最強なのは、リクルートカードですが審査通過率がネックになります。現実的には楽天カードでしょうか。

nanacoの電子マネーとしての税金以外のメリットは?

税金の支払い以外で、nanacoのメリットはあるのか。これはイトーヨーカドー・セブンイレブンでよく買い物する人なら、あるとなります。貯まったポイントを、無理して使わなくても「いつのも買い物で、自然と消費できる」からですね。

ただ、これはnanaco以外でも言えることです。「Suicaなら、JRや交通機関をよく使う人に便利」ということですね。なので、nanacoだけが有利というわけではありません。あくまで「その人のライフスタイル次第」ということです。

しかもJCBカードなどはセブンイレブンやイトーヨーカドーでの支払いで還元率が1.5%になります。こちらの方がおすすめですね。

いつも行く店舗が、楽天Edyしか対応していない、という人だったら楽天Edyの方が便利ですし、その人の生活や、ヘビーローテーションする店舗によって決まる…ということです。

au WALLET(ウォレット)とは

au WALLETは、名前通りauが提供する電子マネーです。メリット・特徴はMaster Cardのプリペイドカードが付いているということ。少々反則なんですが、Master Cardが使える店舗、すべてで使えるのです。(別に反則でも何でもないですが…。笑)

つまり、ある意味「使える店舗数で最強」なのは、au WALLETです。何しろMaster Cardの加盟店で使えるのですから、「日本全国、一通り使える」ようなものです。

実際、すべての電子マネーの中でau WALLETが一番使えるということは、下のサイトさんの検証でもわかります。

  • らばQ[この結果は予想外…!一番使える電子マネーはどれなのか、電子マネー3種類を丸一日かけて14店舗で使ってみた結果」
  • http://labaq.com/archives/51831451.html

純粋に「au WALLET」という電子マネーだけの加盟店だったらもっと激減するはずですが、Master Cardの威力で、圧倒的な広範囲で使える…というわけですね。

Master Cardだが、クレジットカードではない

クレジットカードタイプのau WALLETは別ですが、通常のau WALLETの場合、この「Master Card」は「クレジットカード」ではありません。「プリペイドカード」です。Suica(スイカ)と同じような先払いの仕組みです。

プリペイドカードは「Suica(スイカ)と同じように先払いでチャージしておいて、支払う」ということで、「チャージされた残高の分しか、買い物ができない」のです。つまり「信用(クレジット)で支払う」のではないんですね。これに対して、普通のクレジットカードは後で払う信用で立て替えてもらうので「借金」なのです。

(チャージされてないお金まで、使っていいわけですから)

つまり「マスターカードのクレジットカードに、au WALLETの機能がついている」というのではありません。あくまで「au WALLET」という普通のチャージ式のポイントカードのようなものが、「Master Cardの加盟店で使える」ということです。

(カレーライスか、ライスカレーかのような議論ですね)

電子マネーの種類・ランキングまとめ

以上、クレジットカード利用者の視点で電子マネーの種類や、特徴・メリット・違いについて書いてきました。ランキング上位の電子マネーについて最後に重要なポイントを書くと下の通りです。

  • おすすめ電子マネーはその人のライフスタイルで決まる
  • もっと言うと「よく行くお店」「よく使うサービス」で決まる

万人におすすめの電子マネーというのはありません。電子マネーは一長一短。だからこそ、シーンや用途に応じて使いこなすことが大切です。クレジットカードと同じですね。

クレジットカードも電子マネーもただの道具!使いこなしてこそ意味がある!

一番重要なのは最後で、日本人は「お小遣い」とか「お年玉」で洗脳されてしまっているので、こういう「自分でお金を掴み取るのではなく、誰かからもらう」という発想に陥りがちなのです。

電子マネーという文化は調べていて楽しいですし、趣味としてやるならいいでしょう。しかし「お金が目的」なら、「普通に歩合給の仕事でガンガン働いて、稼いだ方が、よほど合理的」というのは間違いありません。

電子マネーもクレジットカードもあくまでも便利な道具です。道具に振り回されるよりも、細かな点を意識せずに鷹揚に利用するのがいいのかも知れませんね。

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