国内最強ゴールドカード比較ランキング!特典やステータスで選ぶおすすめカード
ゴールドカードの種類は非常に多いので、どのカードが最強の1枚なのか確かめるのは大変です。そこで様々なゴールドカードの年会費、特典、保険、コスパなどを徹底的に比較し、最強のゴールドカードおすすめランキングを作成しました。
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JCBゴールド【JCB ORIGINAL SERIES】
海外旅行保険は家族特約付き!日本人のためのゴールドカード
年会費 ポイント還元 初年度 2年目以降 0.5%~0.75% オンライン入会で初年度無料(次年度以降:10,000円+税) 10,000円+税 発行期間 ブランド 平日11時までのお申し込み、オンライン口座の設定で最短当日発行翌日お届け - 国内最高峰のステータスカード!アメックス、ダイナースに次ぐゴールドカード
- オンライン入会で初年度年会費無料!還元率は最大0.8%!セブンでポイント3倍
- 海外旅行傷害保険は家族特約付き!空港ラウンジは招待状でプライオリティ・パス
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セゾン ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
コスパ最強のゴールド!還元率と保険は本家アメックスより上
- 年会費1万円+税!コストパフォーマンス最強のアメックス・ゴールドカード
- 1,000円で11.25マイル!JALカードよりJALマイルが貯まるゴールドカード!
- 海外旅行傷害保険自動付帯!航空機遅延補償なども手厚い
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アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
富裕層のアメックス!真のゴールドカードがキャンペーン中
- T&Eサービスを強化した大人のアメックス・ゴールドカード!審査基準もひと味違う
- 富裕層向けの特別なサービス!ゴールド・ダイニングやゴールドデスクを提供
- 空港ラウンジは同伴者1名まで無料!家族特約付き国内・海外旅行保険が付帯!
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三井住友カード ゴールド
国内最高峰のVISAゴールドカード!年会費割引きで安い
- VISAゴールドカードで人気№1!年会費4,400円(税込)でお得に持てるステータスカード
- 国内・海外旅行傷害保険は家族特約付き!ショッピング保険も高額のゴールドカード
- 国内の主要空港ラウンジが無料!セキュリティも万全の銀行系クレジットカード
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TRUST CLUB ワールドカード
プラチナを凌ぐ準ブラックカード!空港ラウンジキー付き
- マスターカードの準ブラックカード!プラチナカードを超える優待特典とステータス
- ダイニングby招待日和で1名無料!Mastercard Taste of Premium特典が利用可能
- 家族カード無料!世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジが使えるラウンジ・キーが付帯
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MUFGカード ゴールド
空港ラウンジ付き!年会費が安い銀行系ゴールドカード
- 初年度年会費無料!年会費2,000円以下と安い格安ゴールドカード!楽Payで半額!
- 三菱UFJ銀行のATM手数料が無料になる銀行系カード!空港ラウンジ無料特典付き
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国内最強ゴールドカード比較ランキング!特典やステータスで選ぶおすすめカード

記事監修者

ファイナンシャルプランナー、福利厚生コンサルタント。「老後資金の不安をゼロにする」という、ミッションのもとセミナー、個人コンサルや記事の執筆・監修なども行う。100名以下の中小企業の法人に対して、専門家FPとして企業型確定拠出年金の導入支援と継続研修のサポートを精力的に取り組む。
制度や仕組みを上手に活用しながら中小企業やフリーランス向けにポイントを活用した投資、マイルで旅行などの企業研修にも力を入れている。「一生のお付き合い」がモットー。
https://fpsdn.net/fp/ysuetsugu/
そもそもゴールドカードの定義とは?
ゴールドカードはクレジットカードの種類の一つです。一般的に年会費が1万円から2万円程度で、付帯サービスが充実しているクレジットカードとされています。
日本で定番の『三井住友VISAゴールドカード』(初年度無料、年会費10,000円+税※条件付き割引きあり/還元率0.5%:1,000円で1ポイント=5円相当)をはじめとして、ゴールドカードは各クレジットカード会社から発行されています。
年会費やサービス内容は様々ですが、共通しているのはその券面が金色に輝いているということです。
三井住友カード ゴールド
金ピカに輝くワンランク上のクレジットカード
かつて、ゴールドカードを所有するには年会費を支払う他に、所有者本人の収入や住居環境などが審査され、それをクリアできる一部の高所得者しか所有できないカードでした。
ゴールドカードを所有するということは、それだけである種のステータスだったわけです。クレジットカードはお金持ちが使うもの、と言う古いイメージは、このゴールドカードがもたらしたものだったのかもしれません。
ゴールドじゃないゴールドカードもある
なお『楽天プレミアムカード』(年会費10,000円+税/還元率1.0%:100円で1ポイント)のようにゴールドカードと名告っていない金ぴかのゴールドカードもあります。
『Orico Card THE WORLD(オリコカード ザ ワールド)』(年会費9,074円+税/還元率1.0%:100円で1ポイント)も、ゴールドカードとは書いていませんが、券面には“GOLD”と書かれています。年会費も明らかにゴールドカード扱いです。
また、ダイナースクラブカードも名前にはゴールドカードと入っていませんし、見た目も白を主体としたものになっていますが、年会費(22,000円)や充実したサービスはゴールドカードと同格です。
ダイナースクラブカード
格安ゴールドカードも登場している
一方で年会費が2,000円+税、前後とお安い「格安ゴールドカード」というジャンルも生まれてきました。
代表格が2008年に発行が開始された『MUFGカード ゴールド』(年会費1,905円+税/還元率0.5%:1,000円で1ポイント=5円相当)です。それまで年会費1万円が当たり前だった業界に、その5分の1という激安の年会費で挑戦したのです。
MUFGという名門のカード会社が激安価格のゴールドカードをうちだしたことで大きな反響がありました。以後、各カード会社も追随して、格安ゴールドカードというジャンルが生まれています。
MUFGカード ゴールド
最強ゴールドカードはステータス、特典、年会費の3つのポイントが重要
- ステータス:ゴールドカードにふさわしい「ステータス」を得られるかどうか!?
- 特典:ゴールド会員だけのスペシャル「特典」の充実度
- 年会費:「年会費」以上の具体的なメリットがあるか?コスパのバランスは?
国内最強のゴールドカードとは、一般的に①「ステータス」があり、②「特典」も充実、③「年会費」以上の具体的メリットを日常生活で感じられる、といったポイントが重要になります。
つまり具体的なメリットが多い、コストパフォーマンスの高いステータスカードが国内最強ゴールドカードと言えるでしょう。
上記のポイントから見る国内最強のゴールドカードランキング3
1位:当サイト申し込み限定で初年度の年会費無料のJCBゴールド
JCBゴールド【JCB ORIGINAL SERIES】
2位:年会費2,000円だが圧倒的コスパの楽天ゴールド
楽天ゴールドカード
3位:年会費29,000円を簡単に元の取れる特典や保険のついたアメックスゴールド
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
おすすめの最強ゴールドカードを比較
では続いて国内だけでなく海外でも最強ステータスカードの代表としてダイナースクラブカード(券面は白だが他社のゴールド相当)、アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードの2枚と、日本国内最強のステータスカードであるJCBゴールドカードを比較してみましょう。
日本のステータスカードが海外のステータスカードに決して引けを取らないどころか、ステータス以外の項目ではより上回っていることが確認できます。その上で、ステータス、特典、メリットの3つのポイントを確認していきましょう。
比較対象 | JCBゴールドカード | アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード | ダイナースクラブカード |
---|---|---|---|
券面画像 | ![]() |
![]() |
![]() |
年会費 | 10,000円★ ※初年度無料キャンペーンあり |
29,000円 ※年会費相当のキャンペーンあり |
22,000円 ※年会費相当のキャンペーンあり |
家族カード | 1枚目無料★、2枚目以降10,000円 | 1枚目無料★、2枚目以降12,000円 | 5,000円/枚 |
入会資格の目安 | 20歳以上、年収400万円目安 | 20歳以上、年収300万円目安 | 27歳以上、年収500万円目安 |
ポイント還元率 | 0.5% ※1,000円で1ポイント=5円相当 |
0.5% ※100円で1ポイント=0.5円相当 |
0.4% ※100円で1ポイント=0.4円相当 |
マイル還元率 | 0.3% | 最高1.0%★ ※メンバーシップ・リワード・プラス加入(3,000円) |
最高1.0%★ ※ダイナースグローバルマイレージ加入(6,000円) |
ポイント有効期限 | 3年間 | 無期限 | 無期限 |
利用可能枠 | 上限最高350万円程度 | 一律の制限無し★ ※最高1,000万円以上 |
一律の制限無し★ ※最高1,000万円以上 |
比較対象 | JCBゴールドカード | アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード | ダイナースクラブカード |
海外旅行保険 | 最高1億円 ※自動付帯は最高5,000万円 |
最高1億円 ※自動付帯は最高5,000万円 |
最高1億円 ※自動付帯は最高5,000万円 |
国内旅行保険 | 最高1億円・入院保障付き★ ※自動付帯★ |
最高5,000万円 ※利用付帯 |
最高1億円・入院保障付き★ ※利用付帯 |
家族特約 | 家族特約あり★ | 家族特約あり★ | 家族特約なし |
航空機遅延保険 | 国内・海外航空便遅延費用補償あり | 海外航空便遅延費用補償あり | なし |
ショッピング保険 | 最高500万円 | 最高500万円 | 最高500万円 |
空港ラウンジ | 国内28空港+海外1空港(ハワイ) | 国内28空港+海外2空港(ハワイ・韓国) | 国内外1,000ヶ所以上 |
空港ラウンジの同伴者 | 同伴者有料 | 同伴者1名まで無料 | 同伴者有料 |
プライオリティ・パス(空港ラウンジ) | プライオリティ・パスなし ※上級ゴールドカードにグレードアップで付帯1,000ヶ所以上が無料 |
スタンダード会員 ※1,000ヶ所以上が年2回無料 |
プライオリティ・パスなし |
空港手荷物無料宅配 | 帰国時※利用条件あり | 出国時・帰国時 | 帰国時 |
※金額は税抜き表示です。
上記の表を見ると、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの充実具合がよく分かります。
アメックスには年会費以上の価値がある、とよく言われるのはこの充実具合からも来ていると言えるでしょう。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
ゴールドカードは高いステータスの証になる!
ゴールドカードを所有しているということは、それだけで「社会的信頼」を提示することができます。それは、ゴールドカードを所有するには、所有するだけの「コスト(経済力)」と、安定した「社会的な地位(ステイタス)」が必要になるからです。
所有するための資格審査はカード会社によってマチマチですが、クレヒス(クレジットヒストリー:信用情報)は必須です。
厳しい審査を乗り越えて初めて持つ資格が生まれる
一部のクレジットカードでは、下位のクラシックカードからの実績がないとゴールドカードを取得することができなかったり、初めて持つ際の審査が厳しく、年収や職務実績などのシビアな審査をクリアする必要があります。
たとえば『JCBゴールドカード【JCB ORIGINAL SERIES】』(年会費10,000円+税※オンライン入会で初年度無料/還元率0.5%:1,000円で1ポイント=5円相当)は以前は(1)年齢30歳以上、(2)年収500万円以上、(3)勤続年数5年以上、という入会資格を設けていました。
しかし、現在は「年齢20歳以上で安定継続収入のある方」と入会資格を緩和しています。
そして若くて収入が少ない方向けに『JCB GOLD EXTAGE(エクステージ)』(年会費3,000円+税※初年度無料/還元率0.5%:1,000円で1ポイント=5円相当)というヤングゴールドカードがラインナップされています。
JCB GOLD EXTAGE(エクステージ)
このことからも格上の本格ゴールドカードを手に入れるには最低限の収入が必要なのは明らかです。
クレジットカード別のゴールドカード入会資格:審査の目安
クレジットカード名 | 年会費 | 入会資格 | 年齢と必要年収の目安 |
---|---|---|---|
![]() JCBゴールドカード【JCB ORIGINAL SERIES】 |
10,000円+税 | 年齢20歳以上(学生除く) ※実質、30歳以上が目安 |
年収400万円以上 |
![]() アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード |
29,000円+税 | 年齢20才以上 | 年収300万円以上 |
![]() ダイナースクラブカード |
22,000円+税 | 年齢27歳以上 | 年収500万円以上 |
![]() 三井住友VISAゴールドカード |
10,000円+税 | 年齢30歳以上 | 年収500万円以上 |
最初からゴールドカードクラスのステータスカードもある
もちろんゴールドカードの中には無色のクラシックカードを飛び越えてゴールドカードを取得できるものもあります。
そもそも一般カードがすでに一般のゴールドカードと同等と言える『アメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)』(年会費12,000円+税/還元率0.5%:100円で1ポイント=0.5円相当)のような例もあります。
ただし厳しい審査基準を乗り越えて初めてクレジットカード保持者になることができるというのは共通しています。つまり、ゴールドカードを持っている=厳しい審査をクリアした金銭的にも社会的にも余裕のある人ということを提示することができるのです。
ステータスと年会費のバランスが良いお得なゴールドカードもある
クレジットカード会社によっては2年目からの年会費を割り引いてくれるところもあります。例えば『三井住友VISAゴールドカード』は「マイペイすリボ」&「WEB明細書サービス」への登録で次年度の年会費が4,000円+税にまで下がります。
ゴールドカードは欲しいけど年会費がなぁ…と思っている人はこのように、年会費の割引条件を設けているカード会社のゴールドカードもあります。ただし事情を知っている人が見れば、格が下がることは否めません。
三井住友カード ゴールド
海外ステータスにも優れた『セゾン ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード』
国内でのステータスではなく、海外でのステータスに注目してみると、非常にバランスの良いゴールドカードがあります。それが『セゾン ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード』(年会費10,000円+税※初年度無料)です。
年会費と国内・海外旅行傷害保険のバランスも良いのですが、何よりその券面と海外でのステータスには定評があります。
100円で1.125マイルと、日本で一番JALマイルが貯まるゴールドカードでもあります。コストパフォーマンスのバランスが良いゴールドカードの代表格と言えるでしょう。
セゾン ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
ステータスで比較するおすすめのゴールドカード ベスト3
- アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード
- ダイナースクラブカード
- JCB ゴールドカード
1.アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード
まず代表的なステータスカードとして挙げられるカードが、『アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード』(年会費29,000円+税/還元率0.333%:100円で1ポイント=0.333円相当)です。アメックスは初めてゴールドカードを発行した歴史のある国際ブランドです。
年会費も高く29,000円で、発行時の審査基準も高く、なかなか手が届きにくいカードと言えるでしょう。しかしながらステータスも高く、保有していると周りから良い目でみられ、高い地位の人とみられることも多くなります。
アメックスゴールドはいざという時の切り札になるステータスカード!
人付き合いの、いざという時時の切り札として手元に置いておきたいカードです。審査基準の目安としては「年収450万円、勤続年数3年、25歳」以上は欲しいところです。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
2.ダイナースクラブカード
続いて『ダイナースクラブカード』(年会費22,000円+税/還元率0.4%:100円で1ポイント=0.4円相当)を見ていきましょう。このカードは年会費が22,000円となっていて、アメックスゴールドよりも年会費が安いのですが、審査基準が高いのが特徴です。
審査基準の目安は「年収500万円、勤続年数3年、27歳」以上は欲しいです。過去には年収700万円〜800万円以上などと言われていましたが、近年の不況もあって年収の基準が下がってきました。しかし、500万円以上の年収は現在では決して低くはない額ですよね。
ダイナースクラブカードは分かる人には分かる本物の一枚
アメックスゴールドの方が一般的にはよく知られていますが、このダイナースクラブカードは分かる人にはそのステータスが分かる、そんな渋い輝きのある一枚です。
ダイナースクラブカード
JCBゴールドカード【JCB ORIGINAL SERIES】
『JCBゴールドカード【JCB ORIGINAL SERIES】』(年会費10,000円+税※オンライン入会で初年度無料/還元率0.5%:1,000円で1ポイント=5円相当)を見ていきましょう。
唯一の国内国際ブランドである「JCB」が発行するプロパーカードです。国内の店舗のほとんどで利用できるので、かなり使いやすいカードとなっています。年会費もお手頃で、ステータスも兼ね備えており、海外旅行保険の上限額も高いのでかなりバランスがよく優秀な一枚に仕上がっています。
また、2年以上連続で年間利用額が100万円以上の場合は「プライオリティ・パス」が付与された「JCBゴールド ザ・プレミア」のインビテーションが届きます。
JCBゴールド ザ・プレミアの年会費が実質無料になる
この「JCBゴールド ザ・プレミア」は別途年会費5,000円(+税)がかかりますが、JCBゴールドカードの年間利用額が100万円以上の場合、無料となるのでインビテーションからランクアップする場合は実質無料になります。
JCBゴールド【JCB ORIGINAL SERIES】
最強ゴールドカードに共通しているメリット
国内旅行傷害保険の「自動付帯」と海外旅行保険の「家族特約」が付帯している
年会費のかかるゴールドカードを所持する魅力のひとつとして、充実した「付帯保険」は見逃せないところです。数あるゴールドカードの中には、『JCBゴールドカード【JCB ORIGINAL SERIES】』のように、最大で「1億円の補償金額」を提示しているカードもあります。
『JCBゴールドカード』の保険は、海外・国内旅行保険の全てが付帯し、家族特約まで付帯します。これは国産、海外のゴールドカード全ての中でも最高クラスです。
JCBゴールド【JCB ORIGINAL SERIES】
微妙なゴールドカードは「利用付帯」かつ「適用条件」も厳しい
ほとんどのゴールドカードは海外旅行障害保険を付帯していますが、ステータスが低いものの多くは、国内旅行は「自動付帯」ではなく、カード利用時のみ保険が適用される「利用付帯」である場合がほとんどです。
また怪我の場合の治療費は保険でカバーできるけど、病気はできない、といった保険適用条件が細かく設定されていることも多いです。ステータスの高いゴールドカードの場合はこのような心配はほとんどありません。
一方で格の低いゴールドカードの場合は、「どんな場合に使えるのか」をきちんと確認して、もしもの時の助けになりそうなカードをきちんと吟味することが大切です。
「空港ラウンジ」特典が付帯している
会員が国内の主要空港の「空港ラウンジ」を無料で利用できる特典は、全てのハイステータスカードに付帯しています。しかしそこでもスペシャルなゴールドカードがあります。
それが『ダイナースクラブカード』と『アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード』です。
ダイナースは空港ラウンジの数が圧倒的
利用できる空港ラウンジ数では制限の無い『ダイナースクラブカード』が最も優れています。
ダイナースは国内外1,000ヶ所以上の空港ラウンジを利用できることで有名です。しかも利用は手軽で、「ダイナースクラブカード」と当日の乗車券の提示だけです。
同伴者は有料ですが、家族会員であればカード提示で無料となります。利用可能な空港数はけた違いですし、回数の制限もありません。また国内でも一部のVIPラウンジが利用できます。
国内の一部の空港ラウンジでは、出発時だけでなく到着時でも利用できます。世界中を旅行する旅人やビジネスマンであれば、間違いなくダイナースでしょう。そのサービスは飛び抜けています。
ダイナースクラブカード
「アメックス」は同伴者1名も無料
一方で夫婦やカップルで旅する方であれば、同伴者一名無料の『アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード』(年会費29,000円+税)が最高でしょう。同伴者がいるのに1人だけ空港ラウンジを利用するのは気が引けます。
かといって数千円を敢えて払うのであれば、同伴者が気兼ねして遠慮することも。そのため同伴者1名無料のアメックスゴールドがもっともスマートなのです。痒いところに手が届くサービスです。
さらに『アメックス・ゴールド』は、2014年9月から「プライオリティ・パス」の無料入会特典を提供し始めました。完全な利用特典ではありませんが、1回27ドルの利用料が年間2回まで無料になります。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
補足:MUFGカード プラチナ・アメックスはゴールドカード並の年会費で「プライオリティ・パス」かつVIPラウンジも無料!
一方でゴールドカード以上のプラチナカードでは、国内外の世界850ケ所以上の空港VIPラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」に入会できる特典が付帯します。
「プライオリティ・パス」は世界最大のネットワークを誇る空港ラウンジ・アクセス・プログラムです。『MUFGカード プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード』(年会費20,000円+税)は、アメリカン・エキスプレスのプラチナ会員サービスに加えて、プライオリティ・パスが無料で持てる破格のクレジットカード。
国内外900ヶ所以上の空港ラウンジが、VIPラウンジも含めてすべて無料で利用できます。最もコストパフォーマンスが良いプラチナカードの一つと言えるでしょう。
MUFGカード プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
同伴者1名が無料になるグルメサービスが付帯
ステータスの高いゴールドカードの一部には、対象レストランの所定のコース料金が1名分無料になる特典が付帯します。最も有名なのが『ダイナースクラブカード』の「エグゼクティブダイニング」サービスです。
会員を含む2名様以上で予約の上、ご利用いただくと1名様が無料になります。
ダイナースクラブカード
「アメックス」「ダイナース」なら有名レストランのコースが1名無料
このスペシャルグルメサービスは長くダイナースカードのみの特典でしたが、2014年9月から『アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード』でも同様のサービスが始まりました。
それが「ゴールド・ダイニング by 招待日和」です。登録されているのは国内外の約200のレストラン。ゴールドカード会員専用のウェブサイトから、所定のコースメニューを2名様以上でご予約いただくことで、1名様分が無料になります。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
マイルへの交換がお得
クレジットカード利用の還元率は、現金と換算できる共通ポイントや商品券と交換することが前提となっています。「1ポイント=5円相当」などの表記は、この現金換算が基準となっています。
しかしハイステータス・ゴールドカードはそもそも還元率では高還元率の一般カードには敵いません。そのため、逆にマイルへの交換がおすすめとなります。
たとえば『ダイナースクラブカード』は、ANAマイルとの交換で非常に高い還元率となります。交換比率は1:1!つまり1,000ポイントにつき1,000マイルなので、等価交換です。100円につきANAマイル1マイルが貯まる計算です。
このサービスを利用するためには年間参加料として6,000円+税が必要ですが、ポイントの有効期限はありません。
世界の航空会社のマイルとの交換が可能です。貯めたダイナースクラブ リワードポイントは、世界の主要航空会社のマイレージプログラムに交換が可能です。
同じ路線であれば、よりお得なマイルに自由に交換できるのが、その最大の魅力。100円につき0.4%還元で0.4マイルが貯まる計算です。
ダイナースクラブカードのリワードポイントはANAマイル交換がお得!隠れたマイル高還元率カード
補足:セゾン ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは100円で1.125マイル還元!
同じく、『セゾン ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード』(年会費10,000円+税、初年度無料)は、意外にもJALカードよりもマイルが貯まるカードとして密かに人気があります。
年会費4,000円+税を払って「SAISON MILE CLUB<JALコース>」の「ショッピングマイルプラン」に登録することで、永久不滅ポイントではなく、100円につき1マイルのJALマイルが直接貯まるようになります。
さらに永久不滅ポイントも2,000円につき1ポイント貯まるため、合わせて還元率が1.125%に上ります。
セゾン ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
ANAマイルやJALマイルに関心がある方は、各々「ANAマイルを貯めるクレジットカード比較」と「JALマイルを貯めるクレジットカード比較」をご参照下さい。ANAマイルとJALマイルに絞ってマイルを貯めるためのクレカが特集されています。
国内最強のゴールドカードの付帯特典を比較
ゴールドカード名 | 海外・国内旅行/買物保険 | 空港ラウンジ | その他特典 |
---|---|---|---|
![]() アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード |
海外最高1億円・国内最高5,000万円 ※家族特約付き 最高500万円 |
国内28空港/ 海外2空港 ※プライオリティ・パス会員登録・年2回無料 ※同伴者1名無料 |
ゴールド・ダイニング/ トラベル・サービス・オフィス/ 家族カード1名無料/ エアポート送迎/ 手荷物無料宅配 |
![]() JCBゴールドカード【JCB ORIGINAL SERIES】 |
海外最高1億円・国内最高5,000万円 ※家族特約付き 最高500万円 |
国内27空港 海外1空港 ※上級ゴールドカード招待でプライオリティ・パスプレステージ会員無料 |
ゴールド会員専用デスク/ グルメ優待サービス/ 家族カード1名無料/ 国内・海外航空機遅延保険 |
![]() セゾン ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード |
海外・国内最高5,000万円 最高200万円 |
国内27空港/ 海外ハワイ・ホノルル空港 |
年会費初年度無料/ ゴールドカードデスク/ 手荷物無料宅配サービス/ コナミスポーツクラブ優待 |
![]() ダイナースクラブカード |
海外最高1億円・国内最高1億円 最高500万円 |
国内外1,000ヶ所以上 | エグゼクティブダイニング/ トラベルデスク/ コールセンター/ 空港送迎タクシー/ 手荷物宅配/ コナミスポーツクラブ優待 |
![]() 三井住友VISAゴールドカード |
海外・国内最高5,000万円 ※家族特約付き 最高300万円 |
国内27空港/ 海外無し |
年会費割引き有り/ ゴールドカードデスク/ 家族カード1名無料 |
国内最強ゴールドカードの付帯保険や特典を比較してみました。
やはり、アメックスゴールドとダイナースクラブカードは年会費にふさわしく、特典という観点で見れば頭一つ抜けています。
ただ双方に付帯しているダイニング系サービス(コース料理1名無料)は、8,000円~20,000円ほどのコースが一人無料になるので、年に2~3回も利用すれば年会費の元は取れます。
そうなれば残りの豊富な特典や保険は無料で利用できるということになるので、最終的なコスパで考えれば最強カードの1枚として相応しいでしょう。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
国内最強ゴールドカード比較ランキングまとめ
今回は国内において様々な観点から最強と呼ぶに相応しいゴールドカードを紹介しました。
年会費無料で最も優秀なゴールドカードがほしい、コスパ最強のゴールドカードが欲しい、年会費が高くても特典が最強なゴールドカードが欲しい、など人によって重視するポイントや最強の定義はそれぞれ異なるので、「この1枚が絶対におすすめ!」と断言できるものはありません。
ただありとあらゆるポイントを比較し、筆者も実際に使った結果もっともオススメできるのは以下の3枚のゴールドカードです。