ポイントを貯める?マイルを貯める?クレジットカードで貯めるならどっちがおすすめ?

クレジットカードのご利用額に応じて貯まるのはポイントだけでなく、ANAやJALなど航空会社のマイルも貯められるのをご存知でしょうか。ポイントも共通ポイントを貯めれば街でもネットでもどこでも使えます。
どちらを積極的に貯めたいのかによってクレジットカードの選び方も変わってくるので、まずはポイントとマイルのどちらを貯めるべきかのかを決める必要があります。クレジットカードで貯まるポイントとマイルは何が違うのか、効率よく貯まるクレジットカードの選び方も詳しく紹介します。
ポイントとマイルのどっちをクレジットカードで貯めるべき?
結論!いつも使う航空会社がある人はマイル!それ以外の人は共通ポイントがおすすめ
クレジットカードのご利用額に応じてマイルを貯めた方が良いのは、マイルの有効な使い方として航空機に搭乗して旅行や出張に出かける機会が多い方です。
マイルはANAやJALなどの無料航空券と交換できますし、1マイル=2円相当(平均値。場合によっては1円~5円相当になります)の価値があるためポイントよりもお得ですし、飛行機の搭乗やマイルが貯まるクレジットカードのご利用以外では貯める方法がありません。
飛行機に搭乗する機会がほとんどなくてマイルを有効活用できる用途がないのであれば、ポイントが貯まるクレジットカードを選ぶのがおすすめです。使い方がハッキリしていればマイルがピンポイントで貯まるクレジットカードを選ぶ方が2倍以上お得です。
お気に入りの航空会社がある人はマイル!活用できればマイルが最強!
マイルは使い道がハッキリしている分、通常のクレジットカードのポイントよりも活用度が高いのがメリットとなっています。具体的な利用用途が決まっているのであれば、「マイル」や「共通ポイント」を積極的に貯めるクレジットカードを選びましょう。
いつも同じ会社の飛行機に搭乗する機会が多い方や、還元率の高さを重視するのであればマイルが貯まるクレジットカードをおすすめします。
クレジットカードのご利用額に応じて貯まるポイントは1ポイント=1円相当になりますが、マイルは平均すると1マイル=2円相当で、飛行機に乗る時期やサービス内容によっては1円相当の場合もあれば、5円以上の価値になる場合もあります。
ポイントは使いやすい!普通の人は絶対にポイントがおすすめ!
日常的に活用しやすくて使い道の多さを優先したい方は、ポイントが貯まるクレジットカードをおすすめします。クレジットカードのご利用額に応じて貯まるポイント還元サービスは、大きく分けると以下の2種類があります。
- クレジットカード会社が独自に提供するポイント
- TポイントやPontaなどの身近なお店で使える「共通ポイント」
クレジットカード会社が提供している独自のポイントは、クレジットカードのお支払い分に充当できるキャッシュバック特典や、ギフト券や好きな商品に交換できるなど交換商品が幅広いのが特徴ですが、交換レートが悪くなる場合があります。
共通ポイントは基本的に1ポイント=1円相当の交換率で実店舗でお支払い時に使えるので、貯めたポイントをどんどん実生活で活用して節約したい方にはとても便利です。
ポイントvsマイルを貯める!おすすめのクレジットカード3選
dポイントが貯まる!年会費無料で最大5%還元
dカード
ANAマイルが貯まる!マイルカードで一番人気
ANA ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)
実質Suicaが貯まる!電子マネーでそのまま使う
「ビュー・スイカ」カード
ポイントとマイルのメリット・デメリットを比較!
マイルは用途限定だけど2円相当の超高還元率!ポイントは使いやすいが1ポイント=1円が限界です
クレジットカードで貯まるポイントとマイルのメリット・デメリットを比較し、どちらがあなたのライフスタイルに合っているのかを見極めてみましょう。
ポイント | マイル | |
---|---|---|
還元率 | 0.5%~ 1ポイント=約1円相当~ |
0.75%~ 1マイル=約2円相当~ (1円~10円になる場合も) |
有効期限 | 1年~無期限 | 3年~無期限 |
おすすめ交換商品 | 共通ポイント、電子マネー | 国際線特典航空券 |
クレジットカードの独自ポイントよりも共通ポイントの方が使いやすい
クレジットカードのご利用額に応じて貯まるポイントは、クレジットカード会社が独自に用意しているポイントが貯まる場合と、「Tポイント」や「Ponta」「dポイント」など身近なコンビニやスーパーなどで気軽に使える「共通ポイント」が貯まる場合があります。
基本的には「共通ポイント」を貯めるのがおすすめ。使いやすい上に貯めやすく、1ポイント=1円とわかりやすいのも人気の理由。特にTポイントやdポイントが貯まるクレジットカードの方がある程度、高い還元率で使いやすくてオススメです。
マイルは用途が限定される!使えないマイルを手に入れても意味が無い
マイルを貯めるなら、マイルを貯めることに特化したクレジットカードを手に入れることをオススメします。
クレジットカードの独自ポイントを共通ポイントやマイルに交換することもできますが、「1,000ポイントから交換可能」など最低交換ポイント数が多かったり、交換レートが悪かったりするため、おすすめできません。共通ポイントやマイルを貯めるなら、そのお目当てのポイント、マイルが直接貯まるクレジットカードを手に入れるのが王道です。
ポイントを貯めるメリット・デメリット
ポイントを貯めるメリット
クレジットカードのご利用額に応じて貯まるポイントは交換できる商品がいろいろ用意されているため、好きな商品に交換しやすいのが大きなメリットです。
たとえば、JCBが提供しているポイントプログラム「Oki Dokiポイント」では、貯めたポイントを以下のように使えます。
- 商品交換(日用品、食品、生活家電など)
- 商品券と交換してお買い物
- お支払額に充当(キャッシュバック)
- 共通ポイントやマイルへの移行
Oki Dokiポイントのように、クレジットカード会社のポイントプログラムで獲得できるポイントは実店舗では利用できないため、商品券に交換するか共通ポイントに交換する手続きが必要になりますが、実用性が高い使い方としてはマイルよりもポイントの方が有利です。
ポイント移行手続きが面倒に感じられる場合は、実店舗で使える共通ポイントが最初から貯められるクレジットカードを選ぶのもおすすめです。
例えば、楽天ポイントを利用できるお店はさまざまな業種で全国各地に展開しています。楽天ポイントは実店舗以外にも楽天が提供しているネットサービスにも活用でき、例えば楽天トラベルで国内旅行の航空券と宿泊代をセットで利用する場合には、貯めた楽天ポイントでお支払いもできて格安な料金で利用できるため、マイルよりも使い勝手が良い面もあります。
利用しやすいポイントが貯まるクレジットカードを選ぶと、日常的に活用できる場が広がるのでライフスタイルに合ったポイントサービスをピックアップすることをおすすめします。
ポイントを貯めるデメリット
クレジットカードのご利用額に応じて貯まるポイントはカード会社によって異なりますが、「200円ご利用ごとに1ポイント(1円相当)」「1,000円ご利用ごとに1ポイント(5円相当)」などと、還元率は0.5%になるのが一般的ですが、交換商品によっては還元率がさらに悪くなってしまう点に注意が必要です。
JCBのOki Dokiポイントを例に挙げてみると、以下のように交換商品によって還元率が変わってきます。
キャッシュバック | 1 Oki Dokiポイント ⇒ 3円(還元率0.3%) |
---|---|
Amazonパートナーポイントプログラム | 1 Oki Dokiポイント ⇒ 3.5円(還元率0.35%) |
dポイント | 200 Oki Dokiポイント ⇒ 800 dポイント(還元率0.4%) |
楽天ポイント | 200 Oki Dokiポイント ⇒ 800 楽天ポイント(還元率0.4%) |
nanacoポイント | 200 Oki Dokiポイント ⇒ 1,000 nanacoポイント(還元率0.5%) |
マイル(ANA、JAL、デルタ航空) | 500 Oki Dokiポイント ⇒ 1,500マイル |
このように、クレジットカード会社のポイントプログラムは交換商品によって還元率が変わってくるので、交換商品の選び方に注意しましょう。特に、ポイントからマイルへ移行することも可能ですが、マイルを直接貯める場合よりも還元率が悪くなるので、ポイントからマイルへの移行はおすすめできません。
また、キャンペーンで獲得できる期間限定ポイントは、用途や使用できる期間が限られている場合が多いため、使いきれずにポイントが流れてしまう可能性もあるので注意しましょう。
ポイントが貯まるクレジットカードをおすすめしたい人
ポイントが貯まるクレジットカードをおすすめしたいのは、海外旅行にはほとんど行かずに国内旅行がメインの方です。
Oki Dokiポイント(JCB)や永久不滅ポイント(クレディセゾン)なら「JTB」、リクルートポイント(Pontaポイント)は「じゃらん」、楽天ポイントなら「楽天トラベル」など、クレジットカードで貯めたポイントは旅行関連サービスに交換できる場合がほとんどです。
旅行関連サービスで国内旅行(航空券や宿泊代)を利用して、代金にポイントを充当するだけで有効活用できますが、海外旅行についてはマイルの方が有利です。
マイルは国際線特典航空券への交換が一番お得な活用法ですが、ポイントをマイルに交換してから国際線特典航空券に交換する流れは還元率が悪くなってしまうので、海外旅行をする機会が多い方はマイルが貯まるクレジットカードを上手に活用しましょう。
また、旅行よりも日常生活の支出を減らしてできるだけ節約したいと考えている方にも、ポイントは実用性の高い交換商品が多い点で有利なのでおすすめできます。
特に共通ポイントを直接貯められるクレジットカードは、共通ポイントの加盟店を利用するとその場でお支払いにポイントを充当できるので、貯めたポイントを無駄なく使い切れるメリットもあります。
共通ポイントが貯まりやすいクレジットカードの選び方
コンビニやスーパーで共通ポイントを頻繁に利用する方は、使い勝手の良い共通ポイント提携カードがおすすめです。
共通ポイント提携カードはポイントが貯めやすい上、日常の買い物で使えるのがメリット!利用店舗ごとに商品値引きや各種キャンペーンの恩恵が受けられます。しかも特典キャンペーンも多く実施されているので、効率よくポイントが貯められます。
クレジットカードによってポイント還元率が違うので、できるだけ還元率が良くてポイントが貯まりやすいカードを選びましょう。
ローソンやPonta加盟店でも大活躍!dカードは還元率1.0%で年会費無料!
コンビニの中でもローソンをよく利用するというのであれば、共通ポイント「dポイント」が貯まる『dカード』(初年度無料、年会費1,250円+税※年間1回でも使えば翌年無料/還元率1.0%:100円で1ポイント)がおすすめです。
各種商品値引きやキャンペーンで効率よくdポイントが貯まり、ローソンでは5%以上お得になります。さらに貯めたポイントをdポイント加盟店=Ponta加盟店でもご利用いただけます。ドコモ会員だと月額料金の1%還元もあるので、さらにお得!貯めたdポイントはそのまま加盟店やコンビニで使うと良いでしょう。
年会費 | 条件付き無料 |
---|---|
ポイントプログラム | dポイント |
ポイント還元率 | ローソン:100円ごとに2ポイント(還元率2%)+3%割引 その他のクレジット払い:100円ごとに1ポイント(還元率1.0%) |
おすすめしたい人 | ローソンを利用する機会が多い人、ドコモ利用者 |
注意!ポイント提携外店舗だとメリットは薄いカードも多い
共通ポイント提携カードの中には一般店舗ではあまりメリットが受けられない場合もあり、共通プログラムと提携していないお店などで利用すると、ポイントの還元率は多くが0.5%以下と低くなります。その点、dポイントはどこでも還元率1.0%!しかも年会費無料にする条件も極めて低い優良カードです。
たとえばJMBローソンPontaカードVisaカードがありますが、こちらはローソン以外のお店で利用した場合は還元率が0.5%となり、普通のクレジットカードと同じ程度の還元率なので、わざわざPontaポイントを貯めるメリットが無くなってしまいます。
ローソンを日常的に活用する人にとってはポイント還元率が高いのでとても利便性が高いカードですが、あまりローソンを活用しない方にとっては効率の悪いカードとなってしまうため、どんなお店で利用しても還元率が良いクレジットカードを選ぶと良いでしょう。
Pontaポイントに交換できる「リクルートカード」
いつも利用するお店は特に決まっていないので、いろいろなお店でもポイント還元率の良いクレジットカードを選びたい方におすすめなのは「リクルートカード」です。
貯めたリクルートポイントは共通ポイントのPontaポイントへ同率で交換可能で、ネットショップ「ポンパレモール」でクレジット決済すると4.2%以上、旅行サイト「じゃらん」でクレジット決済すると3.2%もの還元率になります。
Pontaポイントをじゃらんでご利用いただくことも可能なので、国内旅行などで貯めたポイントを有効活用できます。
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイントプログラム | リクルートポイント Pontaポイントに交換可能 |
ポイント還元率 | 基本の還元率:1.2% リクルート関連サービス:最大4.2% |
おすすめしたい人 | ポイントが貯まりやすい高還元率カードが欲しい人、じゃらんでポイントを有効活用したい人 |
楽天関連サービス以外にもお得な「楽天カード」
ネットショッピングサイト「楽天市場」をはじめとして、電子マネー「楽天Edy」やキャッシュレス決済「楽天ペイ」など実店舗でも有効に活用しやすい楽天ポイントを貯めたい場合には「楽天カード」がおすすめです。
初めて所有するクレジットカードとしてもおすすめで、楽天関連サービスを普段からよく利用している方はもちろん、公共料金や税金のお支払いでもポイント還元対象になるので、クレジット決済を一本化させて効率よくポイントを貯めたい方におすすめです。
貯めたポイントは楽天トラベルでも利用できるので、国内旅行で上手に活用したい方にもおすすめできます。
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイントプログラム | 楽天ポイント |
ポイント還元率 | 100円ごとに1ポイント(還元率1%) 楽天関連サービスや加盟店:最大2~3倍 |
おすすめしたい人 | 利用しやすい共通ポイントを貯めたい人、楽天トラベルで貯めたポイントを有効活用したい人 |
マイルを貯めるメリット・デメリット
マイルを貯めるメリット
クレジットカードのご利用額に応じてマイルを貯めるメリットは、ポイントと比べると還元率が良い点です。マイルの価値は交換商品によって交換率が異なりますが、特典航空券に交換する場合は時期や搭乗便によって価値が変わります。
たとえば、時期によってローシーズン・レギュラーシーズン・ハイシーズンで異なる必要マイル数が設定されているANAマイルの特典航空券を比較してみると以下のように異なります。
区間 | 往復料金(調査時点の最安値) | 必要マイル数 | マイルの価値 |
---|---|---|---|
東京⇔大阪 | 19,110円 | 12,000 | 1.6円 |
東京⇔沖縄 | 28,520円 | 18,000 | 1.6円 |
日本⇔ハワイ | 262,770円 | 65,000(ビジネス) | 4円 |
日本⇔北米 | 361,230円 | 85,000(ビジネス) | 4.2円 |
このように、マイルは国内線特典航空券よりも国際線特典航空券に交換した方が交換率が高くなり、場合によっては5円~10円くらいの価値になりますが、平均すると1マイル=2円以上の価値があると考えられます。
特に海外パッケージツアーを利用するならマイルを上手に活用するとかなりお得で、ビジネスクラスやファーストクラスでゆったりと空の旅をお得に楽しめます。
海外旅行や海外出張に出かける機会が多い方はポイントよりもマイルが確実にお得なので、マイルが貯まりやすいクレジットカードを上手に活用することをおすすめします。
マイルを貯めるデメリット
マイルの一番お得な活用法とおすすめなのは国際線特典航空券への交換ですが、クレジットカードのご利用額が少ない場合は目標とするマイル数までかなり時間がかかる可能性があります。
目標とするマイル数が50,000だとすると、還元率1%なら5百万円のご利用額が必要となりますので、クレジットカード払いをする機会がほとんどない方にはメリットを感じにくい面もあります。
クレジットカードによっては還元率が高い場合や、加盟店のご利用で還元率がアップする場合もありますので、マイルが貯まりやすいクレジットカードを慎重に選ばなければいけません。
また、特典航空券を利用したい日時に座席を予約できない可能性もあります。特に混雑する時期はマイルで交換できる特典航空券で予約できる座席数が限られてしまうため、混雑時以外でもマイルを活用できる方におすすめします。
マイルが貯まるクレジットカードをおすすめしたい人
マイルが貯まるクレジットカードをおすすめしたいのは、もともとクレジットカードの決済額が多い方です。普段からクレジットカード決済をする機会がほとんどない方が利用しても、目標とするマイル数までなかなか貯まらないため、有効活用できる場がない可能性があります。
クレジットカードによっては加盟店のご利用で獲得マイル数がアップしたり、公共料金や税金などのお支払いもマイル還元の対象になる場合がありますので、できるだけクレジットカード決済を活用する機会が多い方におすすめします。
また、獲得したマイルを特典航空券に交換したくても、時期によっては座席数を確保できずに予約できない場合も想定されますので、時期を問わず頻繁に飛行機に乗る機会が多い方におすすめします。
旅行や出張で海外に行く機会が多い方や、ビジネスクラスやファーストクラスに乗ってゆっくり過ごしたい方は、貯めたマイルを有効に活用できますので、迷わずマイルが貯まるクレジットカードを選びましょう!
マイルが貯まりやすいクレジットカードの選び方
飛行機に乗る機会が多い方で、特に海外へ行く機会が多い方はポイントよりもマイルが貯まるクレジットカードを選びましょう。
マイルが貯まりやすいクレジットカードとして選ぶならANA(全日空)やJAL(日本航空)、デルタ航空などの航空会社と提携して発行されているクレジットカードか、普段のお買い物でもマイルが貯まるクレジットカードをおすすめします。
航空会社提携クレジットカードは多くの場合、100円で1マイルが貯まり、全ポイントを無料航空券に交換可能で、マイル移行費用もかかりません。
ただしマイルを無料航空券に交換するには、1万ポイント以上が必要なことが多く、利用は1年に1度以下と用途が限定されます。
提携する航空会社を年に何回も利用する方以外には魅力が薄いかもしれないので、どの航空会社のマイルをメインに貯めるのかをよく検討することをおすすめします。
デルタ航空と提携!デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード
海外へ旅行や出張へ出かける機会が多く、特にデルタ航空を頻繁に利用する機会が多い方におすすめなのが、「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード」です。
優先搭乗や手荷物手数料無料などさまざまな特典が用意されているデルタ航空の上級特典「シルバーメダリオン」に1年間無条件でご利用いただけて、2年目以降は100万円以上クレジットカード利用分があればシルバーメダリオン資格が継続されます。
家族カードは1枚までは年会費無料で発行でき、通常のマイル付与率は100円につき1マイルのところ、海外のご利用分は1.3マイル、デルタ航空へのお支払いは2マイルになります。
他にも、国内外の空港ラウンジが無料となったり、海外旅行傷害保険などアメックスの特典もしっかり受けられます。
年会費 | 12,000円+税 |
---|---|
マイルプログラム | デルタ航空 スカイマイル |
マイル還元率 | 通常:100円ごとに1マイル(還元率1%) 海外利用:100円ごとに1.3マイル(還元率1.3%) デルタ航空利用:100円ごとに2マイル(還元率2%) |
おすすめしたい人 | デルタ航空を頻繁に利用する人 |
国内出張・旅行が多くてJALマイルを貯めるなら「JALカード TOKYU POINT ClubQ」
JALは特典航空券への交換に必要なマイル数が時期によって変動しにくい面があるため、比較的混雑しそうな時に特典航空券を利用する可能性がある方におすすめです。
ただし、交換マイル数の単位が大きくなってしまうため、ある程度目標マイル数まで効率よく貯まるようにクレジットカードのご利用額が多いと良いので、普段のお買い物でもJALマイルが貯まりやすい「JALカード TOKYU POINT ClubQ」をおすすめします。
JALカード TOKYU POINT ClubQのご利用で獲得できるのは通常なら200円ごとに1マイルですが、電子マネーWAONとJALマイレージバンク(JMB)の機能が組み合わさった「JMB WAONカード」を上手に活用することで、JALマイルを効率よく獲得できます。
- JALカードショッピングマイルプレミアムに加入(年会費3,000円+税) ⇒ 100円ごとに1マイル獲得できる
- JMB WAONへオートチャージ ⇒ 100円ごとに1マイル獲得
- お買い物の際にJMB WAONでお支払い(WAON決済) ⇒ 200円ごとに1マイル獲得
このように、通常ならマイルの還元率0.5%のところ、ショッピングマイルプレミアムの加入とJMB WAONとの組み合わせでマイルの還元率が1.5%にアップします。
イオンの「お客さまわくわくデー(毎月5、15、25日)」はマイルが2倍、「ありが10デー(毎月10日)」はマイルが5倍になるので、イオンでWAON決済をすると最大で200円ごとに7マイル(オートチャージ分で2マイル、WAON決済分で5マイル)も獲得できます!
JALカード TOKYU POINT ClubQをTOKYU POINT加盟店でご利用いただくとJALマイルの他にTOKYU POINTも獲得でき、PASMOのチャージでもTOKYU POINTを獲得できます。電子マネーWAONの加盟店や東急グループのお店を利用する機会が多い方は、効率よく直接マイルが貯まるのでおすすめできる一枚です。
年会費 | 初年度無料 2年目以降 2,000円+税 |
---|---|
JALカードショッピングマイルプレミアム年会費 | 3,000円+税 |
ポイントプログラム | JALマイレージバンク(JMB) |
マイル還元率 | 通常・JMB WAON決済:200円ごとに1マイル(還元率0.5%) JALカードショッピングマイルプレミアム加入時:100円ごとに1マイル(還元率1%) |
おすすめしたい人 | 混雑する時期も特典航空券に交換したい人、JALマイルをメインで貯めたい人、電子マネーWAONや東急グループなどを利用する機会が多い人 |
国内出張・旅行が多くてANAマイルを貯めるなら「ANA JCB 一般カード」
ANAは特典航空券への交換に必要なマイル数が時期によって変動しやすい面もあるので、時期を問わずに飛行機に搭乗する機会が多い方におすすめです。
ANAマイルは1マイルから交換できるため無駄なくマイルを使い切りたいという方や、ANAはJALよりも提携する航空会社が多いので国内や海外を問わずに飛行機に搭乗する機会が多い方は、ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードとして「ANA JCB 一般カード」をおすすめします。
クレジットカードのご利用額に応じて貯まるOki DokiポイントをANAマイルに交換する必要があり、5マイルコース(マイル還元率0.5%)の場合は移行手数料がかかりませんが、10マイルコース(マイル還元率1%)の場合は移行手数料5,000円が必要になります。
移行手数料5,000円分の元をとれる損益分岐点を考えてみると、クレジットカードのご利用額が50万円になると500 Oki Dokiポイント獲得できるので、5マイルコースの場合は2,500マイル、10マイルコースの場合は5,000マイルに交換できます。
マイルの価値を単純に1マイル=2円として換算すると、50万円以上のクレジットカードご利用額があれば10マイルコースがお得、50万円以下なら5マイルコースにしておいた方が良いでしょう。
年会費 | 初年度無料 2年目以降 2,000円+税 |
---|---|
マイル移行手数料 | 5マイルコース:無料 10マイルコース:5,000円+税 |
ポイントプログラム | クレジット決済:Oki Dokiポイント ⇒ ANAマイルに交換 楽天Edy:ANAマイル |
マイル還元率 | クレジット決済・5マイルコース:1,000円ごとに1ポイント ⇒ 5マイル(還元率0.5%) クレジット決済・10マイルコース:1,000円ごとに1ポイント ⇒ 10マイル(還元率1%) 楽天Edy:200円ごとに1マイル(還元率0.5%) |
おすすめしたい人 | 時期を問わずにANAやANAの提携航空会社を利用する機会が多い人、楽天Edyを上手に活用できる人、クレジットカードご利用額が50万円以上の人 |
なお、東京メトロに乗る機会が多い方は「ANA ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)」もおすすめです。
海外旅行が多いなら「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」
海外へ旅行や出張に出かける機会が多く、ANAやJAL、デルタ航空を含めたさまざまな航空会社を利用する機会が多い方におすすめなのが「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」です。
年会費は1万円かかりますが、ANAやJAL、デルタ航空を含めた対象となる27社の航空会社のウェブサイトなどで航空券を購入するか、指定されている旅行商品を購入した場合は通常100円につき1ポイントのところ、3倍の100円につき3ポイント獲得できます。
ポイントの有効期限が無期限になる「メンバーシップ・リワード・プラス(年会費3,000円)」が自動付帯されている特典が用意されているため目標額までゆっくり貯めることも可能で、獲得したポイントを日本旅行やアップルワールドで1ポイント=1円分で旅行関連のお支払いに充当することも可能です。
また、ANAやデルタ航空など15の提携航空会社のマイルへ1,000ポイント⇒1,000マイルで移行できるので、実質的には有効期限を気にせずに通常利用なら100円につき1マイル(還元率1%)、対象航空会社の航空券や旅行商品の利用なら100円につき3マイル(還元率3%)でマイルを貯めることもできます。
年会費 | 10,000円+税 |
---|---|
ポイントプログラム | メンバーシップ・リワード ⇒ ANAやデルタ航空などのマイルへ移行可能 1,000ポイント ⇒ 1,000マイル |
マイル還元率 | 通常:100円ごとに1ポイント 対象航空会社の航空券や旅行商品:100円ごとに3ポイント |
おすすめしたい人 | 海外旅行や出張に出かける機会が多い人、いろいろな航空会社を利用する人 |
マイルを貯める?ポイントを貯める?まとめ
一般の人は高還元率クレジットカードでポイントを貯めるべき!
マイルとポイントのどちらを貯めるべきかよくわからない、面倒な手続きをすることなくスムーズに活用したいという方は、ポイントが貯まるクレジットカードをおすすめします。
ポイント還元率が0.5%のクレジットカードが多いので、少なくてもポイント還元率が1%以上で還元率が良いクレジットカードを選ぶことや、利用頻度の高いお店と提携している共通ポイントが貯まるクレジットカードを優先的に選ぶことをおすすめします。
マイルを貯めるべきなのはお気に入りの航空会社がある人だけ!
飛行機に搭乗する機会が多いので特典航空券に活用したいと考えている方は、マイルが貯まるクレジットカードをおすすめします。
ただし、マイルを貯める際には利用頻度の高い航空会社や、利用頻度の高いお店が優待店・加盟店になっているマイルが貯まるクレジットカードを優先的に選びましょう。
ポイントかマイルのどちらがあなたのライフスタイルに合っているのかをよく見極め、どんなポイントやマイルが効率よく貯められたり、有効活用できたりするのかを見極めながら、あなたに最適なクレジットカードを選んでください!
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