クレジットカードでチップが払える!?海外レストランのカード払いで選べるチップの渡し方

海外レストランでの支払い

海外のレストランで食事を楽しもうというとき、チップを払うかどうかがわからず、気が重くなったことはありませんか? 最近ではチップ不要の国も増えてきましたが、アメリカ本土やカナダ、日本人韓国客で溢れるハワイなどではチップはまだまだ必要です。

せっかくの楽しい食事で憂鬱になるのは避けたい物。クレジットカードでスマートにチップを支払ってしまいましょう。海外旅行では日本とは違うマナーが求められます。

クレジットカードで食事代を支払うときチップは必須なの?

海外では食事でチップがいる国、要らない国があります

日本には、チップの文化がありません。しかし、他国では多少の違いはあるもののチップを支払う文化があります。そのため、旅行や留学などで海外へ行く際は、滞在する国のチップ文化について調べておきましょう。

サービスが酷い場合は、チップを支払わなくても問題はありませんが、通常は相場を把握した上でチップを支払っておいた方が無難です。チップを支払わずにお店を出てしまうと、トラブルの原因となるため気をつけましょう。

チップは現金払いが基本!でもカード払いでもチップを支払えたりする

また、一般的には「チップは現金で支払う」ケースが大半ですが、レストランで食事をした際に支払うのであれば、クレジットカード払いを選択できることがあります。

小銭や低額紙幣などちょうどいい現金の手持ちがあれば良いのですが、高額紙幣しか無いなど現金払いが厳しいのであれば、クレジットカードで一緒に払ってしまいましょう

クレジットカードでチップを払うときの基本的な手順

まずはクレジットカードでチップを払うときの、基本的な手順について見ていくことにします。要点を以下にまとめましたので、参考にしてください。

もちろんチップの現金払いが可能であれば、もちろん現金の方が彼らにとってはありがたいのですよ。その点は押さえておきましょう。

①カード支払いしたいことをウエイターなどに伝える

食事が終わって会計を済ませたい場合は、ウエイターもしくはウエイトレスを呼んで、伝票を持ってきてもらいましょう。英語圏の国であれば、「Check, please.」と言うだけで伝わります。

ただし、カジュアルな言い方となるため、より丁寧に伝えたい場合は、「May I have the check?」もしくは「Could I have the check?」の方が適切です。

②クレジットカード用の伝票を受け取る

ウエイターもしくはウエイトレスがテーブルまで伝票を持ってきてくれます。伝票の内容を確認します。この時、チップ欄がある場合は、「TIP」という箇所に15%~20%程度のチップ代を記入してください(国やお店のランクなどによってチップ代は異なる)。

あとはクレジットカードを伝票に挟み、そのままウエイターもしくはウエイトレスに渡しましょう。

③カードの支払い額とチップ欄を確認しサインをする

会計が終わったら、改めて伝票を持ってウエイターかウエイトレスがテーブルまで来てくれます。金額を確認し、最後にサイン欄に自らの署名をして会計は終了です。

海外でバタバタしないよう、くれぐれもクレジットカードの裏の署名欄にはきちんとサインをしておきましょうね。

クレジットカードでチップを払う方法は3パターンある

具体例:レストランで食事代30ドルをクレジットカードで支払い、チップ5ドルをスマートに渡す方法

前項では、クレジットカードを使った基本的な支払い方法について解説しました。実際のところ、クレジットカードでチップを支払う方法は、全部で3パターンに分かれます。

この項では事例を用いながら、それぞれの流れを見ていくことにしましょう。今回はレストランの食事代を30ドル、チップを5ドルと想定しました。

前項の「②クレジットカード用の伝票を受け取る」のところでも少し触れましたが、ウエイターやウエイトレスから伝票を持ってきた際、以下の2枚の紙を受け取ることになります。

  • レストラン用の控え(Merchant copy)
  • お客様控え(Customer copy)

サインやチップ代を記入するのは、「Merchant copy」の用紙です。その後の流れは、次の項の通りです。

【1】食事代とチップをクレジットカードで支払う方法

「Merchant copy」の用紙には、以下のように記載されています。

  • Amount $30.00
  • Tip 空欄
  • Total 空欄

食事代とチップをクレジットカードで支払う場合は、「Tip $5.00」「Total $35.00」と記入してください。このときのポイントは、小数点以下もしっかりと記入することです。

「$35」だけ書いてしまうと、後から追加で金額を書き足されてしまうことがあるため注意しましょう。

なお、レストランによって、クレジットカードでチップを払うことができないケースもあります。ウィイター、ウェイトレスから伝票を受け取る前に、クレジットカードでチップを支払うことは可能か必ず確認しましょう

【2】元々チップ代が含まれているときの支払い方法

伝票を受け取ったところ、チップ欄に金額が書かれていることがあります。その場合の伝票は、以下のとおりです。(今回は10%としましたが、レストランごとで異なります)

  • Subtotal $30.00
  • 10% SVC $3.00
  • Total $33.00

「10% SVC」の「SVC」とは、サービスチャージの略です。レストランによっては、Gratuity(心付け)もしくはTipと記載されているケースもありますが、意味は同じ内容となります。金額に納得したら署名をして終了です。

なお、渡された伝票によっては、「Tip not included」と記載されていることがあります。その場合の伝票は、以下のとおりです。

  • Subtotal $30.00
  • 10% SVC $3.00
  • Total $33.00
  • Tip not included
  • Total

「Tip not included」とは、追加でチップを支払うときに記入する欄です。支払いたくない場合は、斜め線を引いて書き込みができないようにしましょう。逆に、もう少し支払っても良いのであれば、相場の範囲で金額を記入してください。

【3】食事代はクレジットカード払い、チップは現金で払う方法

食事代の30.00ドルをクレジットカードで払い、チップのみ現金で支払う場合は、以下のように記載してください。

  • Amount   $30.00
  • Tip     cashまたはPay in cash
  • Total    $30.00

Tipの欄に「cash」または「Pay in cash」と記入し、Totalの欄にAmountの金額を書けば終了です。ウエイターもしくはウエイトレスに、伝票、クレジットカード、チップ(現金)を手渡して終了です。

レストランによっては、チップを手渡さずにテーブルに置いたり、お皿の下に挟んでおくこともあります。ある程度、英語を話すことができて、何度もレストランに通っているのでれば、伝票に記載せず「Can I pay the tip in cash?」と伝えても問題ありません。

なお、チップを現金で渡す際は、必ずお札で払うようにしてください。硬貨で支払うのはマナー違反であり、嫌な顔をされることがあります。端数があるときは、1ドル以下を切り上げるようにしましょう。

カードでチップを払うときに覚えておきたい英単語とは

SVC、tip、Gratuity 英単語は違っても意味はすべて同じチップ!

海外のレストランで食事をすることに慣れていない場合、伝票を見ても何が書かれてあるのか分からないことがあります。最低限必要となる単語は、覚えておくようにしましょう。

前項でも触れましたが、以下の3つの単語が重要となります。

  • SVC(サービスチャージ)
  • tip(チップ)
  • Gratuity(心付け)

レストランによって、どの単語を使用するかは様々です。「SVC」と「tip」はすぐに覚えることができますが、「Gratuity」も比較的多くのレストランで使用されている単語となります。

伝票にチップの金額を書き忘れてしまい、あとからトラブルに巻き込まれないためにも、上記の3つの単語は押さえておくようにしましょう。

初めてクレジットカードでチップを払う時に注意したいこと

初めてクレジットカードでチップを支払う場合、いくつか注意しておきたいことがあります。代表的な注意点を3つ取り上げましたので、参考にしてください。

クレジットカードで払う前にチップ欄を確認する

別の項でも少し触れましたが、伝票の「チップ欄」は空欄にせず、必ずチップの金額か「Pay in cash」もしくは「cash」と記入しましょう。もしも空欄で伝票を渡してしまった場合、「好きなだけ払います」という意味だと捉えられ、高いチップ代を払わなければならないことがあります。

日本の文化との違いから、チップを支払うことに慣れていないとはいえ、「チップ欄は空欄のままにしない」ことを覚えておきましょう。

クレジットカードの控えからチップの金額を確認する

チップ欄に金額か「Pay in cash」もしくは「cash」と記載していれば、書きかえられる心配はまずありません。しかし、海外の人から見ると日本人は「裕福」といったイメージがあるため、油断をしているとチップの金額が書きかえられてしまうことがあります。

このような被害に遭遇しないためには、チップの金額の横に横線を引くようにしましょう。そうすることで、数字を追加することができなくなります。もしくは、小数点第二位までしっかりと記入し、改ざんを防ぐようにしてください。

カードでチップを払うときは、原則自分で伝票に書く

一般的なマナーとして、レストランでウェイターやウェイトレスが伝票を持ってきた際、チップと合計額は自分で記入するようにしましょう。元々金額が書かれてある場合は、誤りがないかチェックして下さい。

英語が分からないからといって、レストランのスタッフに委ねてしまうと、実際の金額よりも多めにクレジットカードを切られてしまうことがあります。

また、お客様控えをもらった際も、必ず金額をチェックして帰国後も保管してください。ほとんどのクレジットカードには補償がついているため、クレジットカードの請求額とお客様控えの金額が異なる場合、返金してもらえることがあります。

チップが必要な国、要らない国、違法な国と相場を把握しておこう!

海外ではチップが不要な国も増えています!

海外の全ての国でチップが必要となるわけではありません。必ずチップを支払う習慣がある国、サービスが良かったときだけチップを支払う国など、いくつかのパターンがあります。

またチップ相場に関しても、国ごとやレストランのグレードで若干異なるものです。おおよその相場は食事代の15~20%程度ですが、実際のところ「地球の歩き方」などのガイドブックの情報を参考にした方が無難だといえます。

とはいえ、この項では参考までに、代表的な国のチップ文化やチップの相場に関する、基本的な情報を見ていくことにしましょう。

チップが必要な代表的な国と一般的なレストランのチップ相場

どのようなシチュエーションでも、必ずといって良いほどチップが必要となる国は以下の表のとおりです。

  • アメリカ 15~20%
  • カナダ 15%程度
  • メキシコ 10~15%
  • エジプト 10%程度
  • アラブ首長国連邦(UAE) 10%程度

アメリカの場合、税抜きの食事代に対して15~20%ほどのチップを支払うのが基本となっています。高級レストランの場合だと、20%支払うのがマナーです。

高級志向のレストランなどは、元々料金にチップ代が含まれていることもありますが、たいていは食事代と別にチップを支払います。

レストランによってチップが必要となる国の一例

以下の表は、利用したレストランでサービス料が含まれていないときにチップを支払うことになる国をまとめたものです。

  • オランダ 10%程度
  • ロシア 10%程度
  • アイルランド サービス料請求無しの際は10~15%
  • オーストリア 5~10%程度
  • 南アフリカ 10%程度

オランダやアイルランドの場合、一般的なレストランでチップを払うことはまずありません。老舗のレストランや高級レストランであれば、別途チップを支払うことがある程度です。

チップを支払うことがあったとしても、先ほどのアメリカ等の国と比較すると相場は安いといえます。ちなみに、チップを渡す必要はないレストランであっても、サービスが良かった場合は、相場の範囲内でチップを渡すようにした方が良いかもしれません。

サービスが丁寧だったときにチップを渡す国の一例

チップを渡す習慣はほぼないものの、サービスが丁寧だった場合、渡した方が良い国は以下の表のとおりです。

  • イギリス 10%程度
  • ドイツ 10%程度
  • イタリア 10%程度
  • デンマーク サービス料請求無しの際は7~10%程度
  • インドネシア 5~10%程度

ヨーロッパの場合、一部の国や地域でチップの習慣が残っていることがあります。たとえば、イタリアやスペインなどは、サービスの質に関係なく、チップが必要となることがあるようです。

チップを渡すかどうか判断に迷った際は、ガイドブックの情報を確認してください。古い情報は参考になりませんので、最新情報を必ずチェックすることをおすすめします。

チップを渡す習慣が元々ない国の一例

日本と同様にチップを渡す習慣がないか、特別なことがない限りチップを渡す必要はない国は以下の表のとおりです。

  • フランス サービスが良かったり、特別なことを頼んだときに5~10%程度
  • イエメン サービスが良かったときに支払う程度 金額は決まっていない
  • オマーン 高級レストランでサービス料が含まれていない場合10%程度
  • 中国 不要
  • 韓国 不要

フランスとオマーンに関しては、レストランなどによってチップを支払うことはありますが、イエメン、中国、韓国にはチップ文化がありません。また、上記の表では取り上げませんでしたが、アルゼンチンではチップを渡すと違法になります

ただし、絶対にダメというわけではなく、うやむやな状態になっているのが現状のようです。そのため、利用するレストランでチップが必要となるのか、事前にチェックしておいた方が良いかもしれません。

クレジットカードでチップを支払う方法は難しくない!

チップは習慣の一つ!クレジットカードでスマートに支払って楽しい海外旅行を!

日本のレストランでは、チップを上乗せしてクレジットカードを切る習慣はないため、海外で初めてチップを支払う際は戸惑うことがあるかもしれません。

しかし、クレジットカードの伝票に空欄さえ作らなければ、トラブルに巻き込まれることはないといえます。どうしても英語が分からない場合でも、スマホで検索すればすぐに英単語の意味は分かるはずです。

クレジットカードは海外では身分の証!きちんと確認すれば大丈夫

伝票に記載されている内容が分からないときは、きちんと確認しましょう。多少時間が掛ったとしても大丈夫! 焦らないでください。支払う人の方が立場が強いので、ひと言言えばきちんと待ってくれます。 伝票の内容をしっかりと確認し、不要な欄には斜め線を大きく記載して、数字を書き込まれないように工夫すれば問題ありません。

悪質なレストランは多いわけではありませんが、チップ文化を理解して海外でのひとときを楽しみましょう。

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