ダイナースクラブのコンパニオンカード!TRUST CLUB プラチナマスターカードはこう使おう!

『ダイナースクラブカード』の新しいサービス「ダイナースクラブ コンパニオンカード」では、Mastercardのプラチナカードである『TRUST CLUB プラチナ マスターカード』が発行されます。
そんな「ダイナースクラブ コンパニオンカード=TRUST CLUB プラチナ マスターカード」についての具体的なおすすめポイントと、どのような方におすすめできるのか? などについてまとめました。
TRUST CLUB プラチナマスターカードとは?ダイナースクラブのサブカード
ダイナースクラブカード利用者はプラチナマスターカードも発行して貰える
2019年7月23日(予定)から、『ダイナースクラブカード』に「コンパニオンカード」のサービスが開始されます。当サイトでも既報のとおり、「ダイナースクラブ コンパニオンカード」というのはすでにお持ちの『ダイナースクラブカード』とは別に、Mastercardブランドのクレジットカードを別にもう1枚所有することができるサービスで、他社でいうところの「デュアル発行」や「デュアルスタイル」と同じようなサービスです。
正規ダイナースクラブカードに追加でプラチナカードをデュアル発行
「ダイナースクラブ コンパニオンカード」は、『ダイナースクラブカード』と『ダイナースクラブ プレミアムカード』に対して発行してもらうことが可能です。
上図のように、「コンパニオンカード」が発行可能なのは『ダイナースクラブカード』と『ダイナースクラブ プレミアムカード』だけで、提携カードでは「コンパニオンカード」の発行を受けることができません。
ダイナースクラブのコンパニオンカードは新登場のTRUST CLUB プラチナマスターカード!
『ダイナースクラブカード』に発行される「コンパニオンカード」は『TRUST CLUB プラチナ マスターカード』です。これは、2019年7月1日からICカードの発行が行われるのにあわせて発行される、三井住友トラストクラブの新しいMastercardです。
改定されるクレジットカードの内訳は次のとおりです。
ちなみに『SuMi TRUST CLUB リワードカード』は現在年会費3,000円(税抜)ですが、『TRUST CLUB プラチナ マスターカード』に変更になっても年会費が変わらないことになっています。つまり、『TRUST CLUB プラチナ マスターカード』は年会費3,000円で持てる超格安プラチナカードということになります。
ステータスも十分!TRUST CLUB プラチナマスターカードはMastercardの序列で上から3番目!
マスターカードのグレードの中で、プラチナマスターカードはどのような位置づけなのでしょうか?下図をご覧ください。
これはMastercardのグレードです。『ダイナースクラブカード』の「コンパニオンカード」として発行される『TRUST CLUB プラチナ マスターカード』は、Mastercardブランド全体からみると上から3番目の序列です。
上から2番目の序列となるのがこちらも2019年7月1日から発行される『TRUST CLUB ワールドカード』、最高ランクの「ワールドエリート」に位置するのは、同じく2019年7月から発行される『TRUST CLUB ワールドエリートカード』で、Mastercardの最高ステータスカードとしても有名なラグジュアリーカードも「ワールドエリート」に位置しています。
「チタン」のグレードに位置していた『SuMi TRUST CLUB リワードカード』が『TRUST CLUB プラチナ マスターカード』へと切り替えになるため、国内における「チタン」グレードのMastercardは、現在のところ存在しないことになります。
組み合わせが秀逸!コンパニオンカードなら「プラチナ×プラチナ」の2枚持ちで相乗効果も高い!しかもコスパが最高
「ダイナースクラブ コンパニオンカード」のメリットは、ダイナースクラブとMastercard両方の加盟店で利用できる点です。しかも、『ダイナースクラブカード』と『TRUST CLUB プラチナ マスターカード』それぞれに付帯する特典を利用でき、「コンパニオンカード」として発行されれば『TRUST CLUB プラチナ マスターカード』の年会費も負担しなくて済みます。つまり、「コンパニオンカード」として発行される『TRUST CLUB プラチナ マスターカード』に関しては年会費ゼロなのです。
『ダイナースクラブカード』といえば、一般的にはゴールドカードとして紹介されることが多いですが、中身は完全にプラチナカードクラスのスペックです。その贅沢な付帯特典やステータスは、ダイナースカードユーザーでなくても非常によく知られています。そのコンパニオンカードとして発行される『TRUST CLUB プラチナ マスターカード』も、Mastercardブランドのプラチナステータス。当然、付帯する特典も利用することができ、Mastercardの上級ステータスしか利用できない「Taste Of Premium」が付帯するなど特典内容も贅沢です。
ダイナースクラブ コンパニオンカードが発行できるダイナース
正規ダイナースクラブカードだけが発行できます
ダイナースクラブカード
ダイナースクラブ コンパニオンカード(TRUST CLUB プラチナマスターカード)はこんな人におすすめ
ダイナースクラブカード所有の方!ダイナースクラブ コンパニオンカードとしてTRUST CLUB プラチナマスターカードを所有できる
『TRUST CLUB プラチナ マスターカード』は、もちろん単体での申込&発行も可能ですが、『ダイナースクラブカード』を所有しているならコンパニオンカードとして発行した方が年会費も無料になるのでコスパがいいです。
しかも、敢えて新規で『TRUST CLUB プラチナ マスターカード』に申し込んでも審査を受けなければなりません。それよりも「ダイナースクラブ コンパニオンカード」として申し込んだ方が、手軽&確実に発行を受けることができます。
海外旅行へ頻繁に出かける方!認知度が低いダイナースクラブのデメリットをコンパニオンカードで改善できる!
『ダイナースクラブカード』は、他のクレジットカードに比べてステータスこそ高いですが、”クレジットカードとしての使い勝手”という点では、低評価です。それは、国際ブランドとしての認知度が低いことが原因です。実際には使えるのに店員さんが見たことが無く、使えないと思い込んでいる。桁数も違うし、勝手も違う。特にネットショップでの対応が少ない。そんなケースが散見されます。
順位 | 国際ブランド名 | シェア率 |
---|---|---|
1 | VISA | 56% |
2 | Master Card | 26% |
3 | UnionPay(中国銀聯) | 13% |
4 | American Express card | 3% |
5 | JCB | 1% |
6 | Diners Club | 1% |
ご覧のように、世界シェアで見た時、ダイナースクラブのシェア率はたった1%しかありません。もちろん日本ではまた別ですが、世界的に見ればJCBも1%なんですね。ステータスが高くて優待特典はとても魅力的な『ダイナースクラブカード』ですが、クレジットカードとしての機能性で言えば、使えるお店が少ない分だけ、「使いづらいクレジットカード」という一面も持ち合わせているのです。
マスターカードのデュアル発行で苦手分野もカバー!
そんなときに効果的なのが他社で実際に行われているデュアル発行です。これまでは優待特典だけを目的に使用されてきた『ダイナースクラブカード』に、決済用のメインカードとしてシェア率世界第2位のMastercardブランドを持つ「コンパニオンカード」を所有することができるようになりました。ポイントはダイナースクラブカードのものが貯まるため、利用シーンが一気に拡大するカタチです。
ダイナースクラブ コンパニオンカードならTRUST CLUBプラチナマスターカードは年会費無料
『TRUST CLUB プラチナマスターカード』は、プラチナステータスのクレジットカードなので当然ながら年会費有料のクレジットカードです。しかし、先述したように「ダイナースクラブ コンパニオンカード」として発行すれば年会費が無料になるという嬉しいおまけが付いてきます。
また、『TRUST CLUB プラチナマスターカード』に付帯している特典も利用することができます。『ダイナースクラブカード』の年会費22,000円(税抜)だけを負担すれば、ダイナースクラブとMastercard両方の贅沢な特典をフル活用できますので、コスパの高さは言うまでもありません。
とはいえ、『TRUST CLUB プラチナマスターカード』自体の年会費はたった3,000円(税抜)ですので、コンパニオンカードとして年会費が無料になったとしても、それでどこまでお得感を感じるかは微妙なところです。もちろん、「年会費がタダになる」という点は疑いようのない事実なので、決してデメリットというほどのマイナス点ではありませんし、そこはやはりメリット以外の何物でもありません。
ダイナースクラブプレミアムの会員になればマスターカードのワールドエリートカードが手に入る!Mastercardのブラックカード!
本記事では「ダイナースクラブ コンパニオンカード=TRUST CLUB プラチナマスターカード」を中心にご紹介していますが、さらに上位の『ダイナースクラブ プレミアムカード』に入会すれば、そのコンパニオンカードはMastercardブランド最高位の「ワールドエリート」に位置する『TRUST CLUB ワールドエリートカード』となります。
『ダイナースクラブ プレミアムカード』はインビテーション(招待)がなければ入会できませんが、現在『ダイナースクラブカード』を所有していて、将来的にさらに上位のステータスカードを目指したいという方とっては、コンパニオンカードとしてMastercard最高位の『TRUST CLUB ワールドエリートカード』を年会費無料(通常:13万円)で所有できるようになるというのはかなり大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
ダイナースクラブ コンパニオンカード(TRUST CLUB プラチナマスターカード)のデメリットと注意点
TRUST CLUB プラチナマスターカードは単体発行された場合よりもコンパニオンカードで発行された場合の方が還元率が下がる
「ダイナースクラブ コンパニオンカード=TRUST CLUB プラチナマスターカード」のデメリットは、単体発行された場合に比べてポイント還元率が下がることです。
TRUST CLUB プラチナマスターカード | ダイナースクラブ コンパニオンカードとして発行 | |
---|---|---|
貯まるポイント | TRUST CLUB リワードポイント | ダイナースクラブ リワードポイント |
ポイント還元率 | 100円で2ポイント 還元率0.5% |
200円で1ポイント 還元率0.4% |
ポイント交換例 | Amazonギフト券 1口8,000ポイント = Amazon ギフト券2,000円分 |
Amazonギフト券 5,000ポイント=Amazonギフト券 2,000円分 |
『TRUST CLUB プラチナマスターカード』の前身である『SuMi TRUST CLUB リワードカード』では、100円ごとに2ポイントが加算されます。このスペックがそのまま『TRUST CLUB プラチナマスターカード』へ引き継がれるので、同じく100円ごとに2ポイントが貯まります。交換商品によってポイント還元率は変わってきますが、一例としてAmazonギフト券を挙げると、還元率が明らかに下がります。
ポイントプログラムが違うのでポイント還元率も交換商品も違う
実際、「ダイナースクラブ コンパニオンカード」として発行される場合は「200円ごとに1ポイント」となり、実質的な還元率が1/4になってしまいます。利用分は『ダイナースクラブカード』の「ダイナースクラブ リワードポイント」に加算されるため2枚持ちでもポイントの一元管理ができるという点こそメリットですが、カードそのものの還元率が本来のものよりも下がってしまう点はややデメリットとなり得る要素です。
2枚持ちでもカード利用可能枠はダイナースクラブカードと共通となるので注意!
「ダイナースクラブ コンパニオンカード」の発行で、『ダイナースクラブカード』と『TRUST CLUB プラチナマスターカード』という2枚のステータスカードを所有することができます。プラチナカードクラスのクレジットカードを2枚持ちできる優越感はクレジットカードファンならずとも大いに魅力的です。
しかし、「ダイナースクラブ コンパニオンカード」というのはいわゆる追加カードの一種のようなものなので、カード利用可能枠は『ダイナースクラブカード』の利用枠を共有することになります。コンパニオンカードの『TRUST CLUB プラチナマスターカード』だけ別枠で利用枠が設けられるわけではないので注意が必要です。
まとめ|ダイナースクラブ コンパニオンカード(TRUST CLUB プラチナマスターカード)の登場で使い勝手が格段にアップ
コンパニオンカードの登場でダイナースクラブカードの利用シーンもより多彩に変化する
「ダイナースクラブ コンパニオンカード」として発行される『TRUST CLUB プラチナマスターカード』は、ご紹介してきましたように2019年7月より新たに登場するMastercardブランドのプラチナカードです。『ダイナースクラブカード』の優待特典とともに、Wで贅沢な優待を受けられるというのが最大のメリットであり特徴です。
ダイナースクラブはJCBと提携しているので、日本国内であれば使い勝手に困ることは滅多にありませんが、海外に関しては加盟店も少なく、そのステータスとは裏腹にとても機能性の低いクレジットカードでした。しかし、コンパニオンカードとしてMastercardを同時発行可能となったことで利用シーンも一気に増えることになりますし、プラチナステータスのMastercardに付帯する優待の活用など、これまでとは比較にならないほど利便性も向上します。
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