FXの始め方|FX初心者でも分かる口座開設から取引開始までの手順

FXの口座開設をする前に「FX業者」を選ぶ必要がある。FX口座開設は手続きが早いインターネット申し込みがオススメ。FX業者のフォームに必要事項を記入、申し込みをした後は本人確認書類を送付(マイナンバーカードや運転免許証など)審査に通れば、FX口座に証拠金を入金しFXトレードが行える。
この記事の目次
FX(外国為替証拠金取引)を始めるには、先に利用するFX業者を選定し「口座開設」を申し込む必要があります。本記事では、FXの始め方としてFXの口座開設から取引開始までの手順を初心者にも分かりやすく解説しましょう。
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FXを始める前に「FX業者選び」からはじめよう!
FX(外国為替証拠金取引)を始める前に、まずは「どの業者を利用するのか」決めておいてください。FX業者によって、手数料やスプレッド(=売値と買値の差、FXでは実質的な手数料となる)の幅はそれぞれ異なります。
業者選びのコツですが、まずは「各業者の手数料」を比較し、できるだけ手数料が少ないところ(+スプレッドが小さな)を選択しましょう。
次に「申し込み条件」を確認します。FX口座は通常「20歳以上」の方しか申し込めませんが、一部18歳以上の方が申し込めるサービスもあります。このほか、実際の取引が「どのように行われるのか」デモトレードを通じて操作に慣れておくと良いでしょう。
なお、失敗しないFX業者の選び方については、以下の記事にて詳しく紹介しています。みなさんの「業者選び」の参考としてお役立てください。
唯一、18歳以上の方でもFXの口座開設を出来るのは、「みんなのFX」「外為どっとコム」「SBI FXトレード」の3社だけです。※未成年(18歳以上20歳未満)の口座開設においては親権者(法定代理人)の同意が必要となります。
FXを始めるために「口座開設」の申し込みをしよう
利用したいFX業者が決まったら、いよいよ「口座開設」の申し込みをしましょう。ほぼ、すべてのFX業者はオンライン申し込みに対応しており、パソコンはもちろんスマートフォンやタブレット端末からも申し込み可能です。
FX口座・申し込みの流れ
ここでは「FX口座申し込み」の流れをまとめてみました。
- 口座開設の申し込み
- 本人確認書類の送付
- ログイン
- 入金後、取引開始
申し込みの流れは、業者ごとに異なります。ただ、大きな流れは共通しているので(今回はDMM FXを例に)申し込みの流れを見ていくことにしましょう。
画像出典元:DMMFX「口座開設までの流れ」より
口座開設の申し込み
申し込みフォームには「口座開設にあたって、各種重要事項」に同意する必要があります。
画像出典元:DMMFX「申し込みフォーム」より
取引に関する説明書、口座開設の表明確約書を確認したら、チェックボックスに印(上の画像の場合は、左のチェックボックス)を入れます。
次に「お客様情報」を記入しましょう。フォームに沿って、氏名、性別、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス、年収と現在の資産、投資目的、投資経験など埋めていきます。
画像出典元:DMMFX「申し込みフォーム」より
すべての項目を入力した後は「送信」ボタンをクリック。後ほど「申し込み完了通知」が(登録したメールアドレス宛に)送られてくるので連絡を待ちましょう。
本人確認書類の送付

メールの申し込み確認通知をチェックし、契約内容を確認したら、FX業者が指定する方法(アップロード/メール添付/FAX/郵送など)で本人確認書類を送付しましょう。
ここでの本人確認書類とは、マイナンバー(個人番号カード)や顔写真付きの本人確認書類(運転免許証/パスポートなど)を指します。
通常、マイナンバー(個人番号カード)だけで申し込みが完結しますが、マイナンバーをお持ちでない方は、マイナンバー通知カード(写真なし)やマイナンバーが記載された住民票、運転免許証やパスポート、住民台帳基本カード、在留カード(外国人の方)のいずれか一通でも、申し込み可能です。
さらに「顔写真付き本人確認書類」を持っていないという方は、マイナンバー通知カード(写真なし)やマイナンバーが記載された住民票、もしくは本人確認書二点(例:健康保険証+住民票の写しなど)を用意し提出してください。
本人確認書類が送信できたら、FX業者が「口座開設の審査」を行います。後は、審査が通るかどうか結果を待ちましょう。オンライン申し込みの場合、最短(申し込みの翌日)に結果が通知されます。ただし、郵送の場合は受け取るまでに時間がかかるため、約一週間前後、時間がかかるでしょう。このため、お急ぎの方は「オンライン」申し込みを利用してください。
ログイン
審査が通ると、登録した自宅宛に本人限定郵便(または書留)が送られてきます。
書類にはログインに関する「ID・初期パスワード」が記載されているので、指定された方法でログインをしてみてください。
入金後、取引開始
FX(外国為替証拠金取引)では証拠金を入金し、取引をする必要があります。まずは「新規ポジション」の前に必要な取引証拠金の金額を計算しましょう。
取引証拠金は、ネットバンクをはじめ、各種金融機関(都市銀行/地方銀行)のほか、コンビニの提携ATMからも入金できます(※ 利用するFX業者の説明を要確認のこと)。
必要証拠金が入金されると、いよいよFX取引の始まりです。ポジションをオーダーし、必要証拠金率がロスカットレベルやマージンコールの割合に達しないよう、余裕を持ちながらトレードをおこなってください。
チェックポイント
FX口座開設「審査に落ちる」ことがあるって、ホント?
FXを始めたいということで、いざFX口座を開設しようと思っても、まれに「審査落ちする」ことがあります。
FX業者の申し込み基準(例:年齢条件を満たしていない)方や、書類の確認事項に同意していない、本人確認書類に不備があった、資金に余裕がない等の項目に該当される方は、審査落ちの確率が高くなるでしょう。なお、FX口座の「審査対策」については、以下の記事を参照してください。
FX口座申し込みの参考にしたDMM FXはこちら
FX口座開設・取引開始後の注意点
「FX口座」を開設し、実際に取引を始めたら以下の点に注意をしてください。
- 追証(おいしょう)が来たら、速やかに入金を行う
- 取引手数料が無料でも、スプレッドが必要
- 自己資金がマイナスにならないよう、資金に余裕を持たせよう
1~3の内容について、簡単に補足を加えておきます。
追証(おいしょう)が来たら速やかに入金を行う
追証(おいしょう)とは追加証拠金の略です。FX業者に預けた証拠金が一定の水準を下回ると、資金がマイナスにならないよう「追加での入金=追証」が求められます。
追証が来たにもかかわらず、そのまま放っておくとロスカット(自動決済)されてしまいます。損失を抱えないよう、ロスカットが発動したら、速やかに追加で証拠金を入金しておいてください。
取引手数料が無料でも、スプレッドが必要
最近では、ほとんどのFX業者が取引手数料を「無料」にしています。ただし、取引手数料が無料であっても、スプレッドが「実質的な手数料」となります。
FXで失敗しないためには、はじめに各業者のスプレッドを比較し「スプレッドが小さな」業者で取引するようにしましょう。
自己資金がマイナスにならないよう資金に余裕を持たせよう
為替変動が起こると、自己資金も大きく目減りしてしまいます…。自己資金がマイナスにならないよう、自己資金には余裕を持たせるようにしましょう。
通常、自己資金がマイナスになる前に、マージンコールが発動され、ロスカットにならないよう追証が行われますが、マージンコールが発動される前に「自己資金を多めに」預けておくと安心です。
FXは「レバレッジ」により自己資金以上の取引が行えます。ただし、自己資金ギリギリでポジションを持つのは危険です。口座の自己資金率は「700%~1000%」以上で保てるよう(FX初心者の方は特に)慎重に取引を行ってください。
まとめ|FXを始めるには「ネット申し込み」が最も便利!
最後にFXの始め方として「FX口座の開設から取引開始まで」全体の流れについて、まとめておきます。
- FX口座開設前に、業者選びが必要
- 口座開設は「ネット申し込み」が早くて便利!
- 本人確認書類は、マイナンバーカードがあれば手続きがラク
- 取引手数料は無料が当たり前、各業者のスプレッド幅に注意!
- 自己資金がマイナスにならないよう、多めに入金しておこう
このように、FXを始めるための口座開設はとても簡単な手続きです。FX業者の申し込み後フォームに沿って入力すれば、初めての方でも迷うことなく口座開設できるため、スムーズにFXを始められるでしょう。
なお、以下の記事では「申し込み入力の流れと注意事項」について詳しく説明しています。ぜひ本記事と併せて、チェックしておいてください。
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