国内最大級381枚のカードの中から、ピッタリな便利で得するカードが見つかる!

アメリカン・エキスプレスカード(アメックス)のメリット・デメリットを徹底解説

PR

当サイト内で紹介する商品やサービスの一部には広告が含まれています。

誰でも1枚は持っているクレジットカードですが、現在国内で発行しているクレジットカード種類は約1,000種類以上あると言われています。このようにたくさんの種類のクレジットカードがある訳ですが、その中には誰もが憧れるようなプレミア感のあるカードもあります。

プレミアカードの代表格とも言えるのが、アメリカン・エキスプレスカード、通称アメックスカードです。アメックスカードと言えば富裕層しか持つことの出来ない高ステイタスカードとして、広く認知をされています。しかしアメックスと言う名前は知っていても、カードの詳細については実は知らない方も多いでしょう。

今回の記事ではアメックスカードについて、メリットやデメリットだけでなくおすすめカードなども含めて詳しく解説をしていきます。アメックスカードに興味のある方はぜひ今回の記事をお読みください。

アメリカン・エキスプレス・カードとは

アメックス メリット アメックスとは

アメックスの名前は日本でも良く耳にするので、クレジットカードを持っている方であれば一度は耳にしたことはあるでしょう。

アメックスと聞くと富裕層専用のカードとして日本では広く認知されており、どのようなカードか知らないという方も多いでしょう。まずはアメックスがどのようなカードなのかについて、紹介していきます。

高ステイタスを代表するカード

アメックスは富裕層専用の高ステイタスカードというイメージが強いですが、そのイメージは間違っていません。

その証拠として、アメックスのカードラインナップを見てみると一般的なスタンダードなカードでも年会費が1万円以上と、他のカード会社ではゴールド並みの水準となってることが分かります。

このようにアメックスのカードラインナップは他のカード会社と比較すると年会費が高い傾向にありますが、それでも多くの方に選ばれるているという事は、それだけの特典が備わっていると言えます。

アメックスカードのラインナップの中でも代表的なカードを見てみると、下記のようになっています。

アメックス一覧

一番年会費の安い一般的なアメリカン・エキスプレス・カードであっても年会費は13,200円と高額な一方で、空港ランジが無料で使えるなどゴールドカード並みの特典が付帯していることが特徴的です。

更にランクの高いゴールドやプラチナもあり、プラチナカードに至っては年会費は14万にもなりますが、その分多彩な特典が付帯しています。

このようにアメックスのカードラインナップは全体的にどのカードも高ステイタスなカードとなっており、その結果としてアメックスが富裕層専門の高ステイタスカードとして、広く認知をされていると言えます。

決済機能を提供する国際ブランドでもある

アメックスにはカード発行を行う発行会社とは別に、決済機能を提供する国際ブランドとしての役割もあります。国際ブランドとは名前の通り世界で決済出来るブランドのことで、有名なものだとVISAやMasterCardがあります。

通常クレジットカードにはVISAやMasterCardなどの国際ブランドが付いており、そのため全世界の多くの加盟店でカードを利用することが出来ます。

VISAやMasterCardは自社でカード発行は行なっていませんが、アメックスは国際ブランドの機能を持ちつつ自社でもカードの発行を行なっている会社と言えます。

国際ブランドとしてのシェアはVISAやMasterCardほど高くはありませんが、JCBやダイナースと並んで世界の主要国際ブランドの一角を占めています。

プロパーカードと提携カードがある

アメックスのカードと一口に言っても、実はプロパーカードと提携カードの2種類があります。プロパーカードとは国際ブランドが直接自社で発行するカードことを言い、アメックスで言えばアメリカン・エキスプレス・カードや、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードなどがあります。

通常クレジットカードには券面の右下に国際ブランドのマークが入りますが、アメックスのプロパーカードの場合には国際ブランドのマークはありません。

提携カードは名前の通り他社と提携して発行しているクレジットカードで、アメックスが発行しているカードと他社が発行をしてアメックスのライセンスを与えている場合があります。

提携カードはカードの種類によってはプロパーカードに比べると、ステイタスが低いと言われています。しかしカードの特典などはプロパーカードと遜色ないカードもあるので、お得に入会出来るメリットもあります。

おすすめのアメックスカード3選

アメックス メリット おすすめ

アメックスには先程も紹介したように提携とプロパーなどのカードの種類があり、それぞれ特徴が違います。プロパーカードはどれもステイタスは高いですが、提携カードは提携先のカード会社によってステイタスの高さやカードの特典なども様々です。そのためそれぞれのカードの特徴を良く調べて入会することが重要と言えますが、ここではそんな際に役立つアメックスのオススメカードを紹介していきます。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

アメックスゴールド

まず最初に紹介するのがアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードです。こちらはアメックスのプロパーカードで、一般カードに該当するアメリカン・エキスプレス・カードの上位カードになります。アメックスプロパーカードと言えばステイタスの高さが魅力ですが、更に上位のゴールドですから持っているだけで自慢出来るカードです。

アメックスには更に上位のプラチナカードもありますが、こちらは年会費も14万円とそう簡単に持てるカードではありません。その点このゴールドであれば比較的手の届きやすい高ステイタスカードな点が魅力です。しかしその特典は他のカードであらばプラチナ並みで、高ステイタスカードの特典の代名詞とも言えるグルメプラン(高級レストランを2名以上で利用すると1名無料)が付帯しています。

他にも世界の空港ラウンジが利用出来たり、電話一本で旅行の手配が出来たりなど特別な特典がたくさんあります。また通常ゴールドやプラチナカードの場合は招待制(インビテーション)のケースもありますが、こちらのカードは直接申込することが可能なのも特徴です。まさにアメックスを代表を代表するカードと言えます。

スターウッド・プリファード・ゲスト・アメリカン・エキスプレス・カード

SPGカード

続いて紹介するのは、アメックスとホテルプログラムの「スターウッド・プリファード・ゲスト(SPG)」の提携カードである、スターウッド・プリファード・ゲスト・アメリカン・エキスプレス・カードです。ホテルプログラムとはホテルが優良顧客を対象に行なっている会員制サービスで、会員になればレイトチェックアウトやポイントで無料宿泊などのサービスを受けられる特典があります。

「スターウッド・プリファード・ゲスト(SPG)」は複数のホテルが参加するホテルプログラムで日本ではシェラトンなどがありましたが、2019年には「マリオット・リワード」と「ザ・リッツ・カールトン・リワード」という他のホテルプログラムと統合して、「マリオットボンヴォイ」と言うホテルプログラムへと進化しています。そのためこのカードも名称は「スターウッド・プリファード・ゲスト(SPG)」のままですが、カードの特典して受けられるのは「マリオット・ボンヴォイ」のゴールドエリート会員資格となっています。

通常「マリオット・ボンヴォイ」のゴールドエリート資格になるには最低でも年間25回宿泊する必要がありますから、年会費約3万円でゴールドエリートになれるこのカードの特典の凄さが分かります。またカード更新の都度ホテルの無料宿泊の優待も受けることが出来るので、世界のホテルへ泊まる機会の多い方にはおすすめのカードです。ホテルだけでなく空港ラウンジや、旅行保険などの基本的な特典もしっかりと付帯しているのも魅力な点と言えます。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンアメックス

3枚目に紹介するのがセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードです。カードデザインも名称もアメックスそのものですが、これまで紹介した2枚とは違ってこちらのカードはセゾンがカードが発行会社となります。そのためアメックスの風格は持ちつつも、セゾンカードのコスパの良さを兼ね備えたカードなっています。

年会費は1,100円とこれまで紹介したアメックスカードの中では抜群に安いうえに、年1回以上カードを利用することで年会費は無料になります。カード利用で貯まるポイントはセゾンの永久不滅ポイントで、QUICPayを使えば還元率は3%にもなります。また西友・リヴィン・サニー等でカードを使えば、買い物代金が5%割引になる特典もあります。

このようにセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードはこれまで紹介した2枚とは違って、高ステイタスカードというよりも一般カードに近い内容となっています。しかしカードデザインはアメックスそのものですし、アメックスの特典であるアメリカン・エキスプレス・コネクトも利用出来ます。カードを利用すれば年会費も無料になるので、年会費の負担を抑えつつアメックスを持ちたい方にはおすすめのカードです。

アメックスのメリット

アメックス メリット

アメックスの特徴やおすすめカードなどについてこれまで紹介をしてきましたが、ここまでの説明の通りアメックスのカードは年会費が高いです。年会費永年無料のカードも珍しくない中で、数万円を超えるような年会費を設定をしています。それでもカード会員が増えているのは年会費を上回るメリットがアメックスにはあるからです。ここではアメックスカードのメリットについて、紹介をしていきます。

高ステイタスのシンボル

アメックスカードを持つ一番のメリットは、高ステイタスのシンボルとなる点です。クレジットカードは決済機能としての役割の他に、持っている人の属性を表すシンボル的な役割を持っています。メインとして使っているカードが流通系のカードであれば主婦層、銀行系のカードであればビジネスマンというイメージがあるでしょう。そしてアメックスであれば、経済的に余裕のある富裕層というイメージが定着しています。

実際アメックスに入会するには他のカードに比べると、厳しい審査と高い年会費を負担する必要があります。アメックスを持っているという事はこのような負担に耐えられる高属性を持っている証とも言え、実際に入会出来る方はそう多くはありません。このようにアメックス=高ステイタスのイメージが定着していることが、アメックスを持つメリットの一つです。

旅行を想定したサービスが充実

年会費の高いアメックスは特典がとても豊富ですが、その特典は旅行に関係したものが多いです。そのため頻繁に旅行や出張に行く方ほど、カードの特典の恩恵を受けやすいというメリットがあります。カードの種類によって特典に違いがありますが、アメックスの旅行に関連した特典には下記のようなものがあります。

  • ホテルのアーリーチェックインやアップグレード、朝食無料の優待(ファイン・アンド・ホテル・リゾート)
  • 世界1,200ヶ所の空港ラウンジの利用(プライオリティ・パス)
  • 高級レストラン2名以上の利用で1名無料
  • ホテルプログラムの上級会員資格を取得
  • コンシェルジュ・デスクの利用
  • 最高1億円の旅行保障
  • 自宅⇔空港間の手荷物無料宅配サービス
  • 空港までの送迎サービス
  • 空港パークングサービス
  • 海外旅行先での日本語サポート
  • 海外用のレンタル携帯電話を格安で提供
  • 国内レンタカーの割引
  • 京都特別観光ラウンジの利用

サポートデスクの対応が良い

アメックスは高ステイタスカードである事は説明した通りですが、高ステイタスカードという事はアメックスカードを持っている方は富裕層が多いという事になります。

富裕層の方は忙しいビジネスマンであったり時にはわがままであったりと様々ですが、アメックスのサポートデスクはそういった細かいニーズにもしっかりと対応出来るようになっています。

例えば旅行の手配をする際、「ディズニーランドの近く」のような要望を伝えるだけで希望に合ったホテルを探して提案してくれます。また希望にあったプランが無い場合も、「ホテルは無いが旅館ならある」のように代替案を探してくれたりもします。

このように様々なニーズに対してきめ細やかな対応出来るサポートデスクが整えられており、気持ち良く利用出来るのもアメックスのメリットです。

ポイントの使い勝手が良い

アメックスはポイントの使い勝手が良いのもメリットです。アメックスで貯めたポイントは航空会社のマイルや提携している企業のポイントへと交換が出来ます。アメックスにはメンバーシップ・リワード・プラスというプログラムがあり、こちらに登録しておくとマイル等へ交換する際のレートが良くなったりポイントの期限が無期限になるなどの特典があります。

メンバーシップ・リワード・プラスに登録するには年間3,300円の登録料が必要になりますが、通常であれば2,000ポイント=1,000マイルのところが1,000ポイント=1,000マイルになるなどとてもお得になります。

更にメンバーシップ・リワード・プラスに登録すると、ボーナスポイントプログラムを利用することが出来るようになります。このプログラムは特定のサービスで利用をすると、ポイント還元率がなんと3倍にもなるのでかなりお得です。利用出来るサービスも多く具体的には、下記のようなサービスが対象です。

  • Yahooショッピング
  • PayPayモール
  • iTunes store
  • App Store
  • Uber Eats
  • ヨドバシカメラ
  • ヨドバシ・ドット・コム
  • JAL公式ウェブサイトからの買い物
  • 一休.com
  • HIS(オンライン)
  • Amazon

どれも良く利用する方の多いサービスなので、上手く活用すればポイントも貯めやすくなります。

アメックスのデメリットを紹介

アメックス メリット デメリット

ステイタスが高く使い勝手の良いアメックスカードですか、メリットばかりではありません。アメックスに入会する際には、メリットと合わせてしっかりとデメリットも確認しておく必要があります。

年会費が高い

カードの種類にもよりますが、やはりアメックスは全体的に年会費が高いことがデメリットです。年会費だけを見れば永年無料のカードも多くあり、それぞれに特典も付帯されています。特典の多さを含めて比較をすればアメックスの方がお得ですが、単純に年会費だけを比較するとアメックスはデメリットのあるカードと言えます。

旅行に行かなければメリットを享受しにくい

アメックスカードには年会費が高い一方でたくさんの特典が付帯をしていますが、その特典の多くは空港ラウンジやレストラン、ホテルや旅行保険などの旅行に関するものです。そのためいくら高い年会費を払っていても、あまり旅行に行かない方にとってはその特典の恩恵を受けることが出来ません。

アメックスカードを持つ大きなメリットの一つがカードに付帯する特典なので、この点を上手に活用出来なければ高い年会費が無駄になってしまいます。このようにアメックスカードは旅行に行かなければメリットを享受しにくく、使う人を選ぶカードと言えます。

使えない店舗もある

アメックスカードのデメリットの一つに、加盟店の少なさがあります。主要国際ブランドの一角を成しているアメックスですが、VISAやMaterCardと比較するとシェアは高いとは言えません。そのため店舗によってはアメックスが使えない可能性があります。

しかし現在ではアメックスはJCBとの提携を行っており、JCBが使える店であればアメックスを使う事が出来るようになっています。そのため日本国内であればほぼ間違いなく使えると言っていいでしょう。

しかしJCBも海外では、VISAやMaterCardに比べるとシェアは低く、世界的に見れば店舗によってはアメックスが使えない可能性もある点には注意が必要です。

まとめ|富裕層御用達の高ステイタスカード

アメックス メリット まとめ

今回の記事で説明してきたように、アメックスと言えば富裕層が持っているステイタスの高いカードとして広く知られているカードです。実際アメックスはカードの年会費が高いかわりに、カードの特典がとても豊富なことが特徴のカードなっています。

しかしアメックスの特典は旅行や外食などのエンターテイメントの際に活用できるものが中心であり、高い年会費を払っていても旅行や外食の機会が少なければ恩恵を受けることが出来ません。そのため経済的に余裕のある富裕層でなければカードの特典を使いきれず、高い年会費も無駄になってしまいます。

このようにアメックスは真の富裕層でなければ使いこなすことが出来ない、使い手を選ぶクレジットカードと言えます。アメックスカードには特典やステイタスの高さだけでなく、このような独特の魅力を持っているカードと言えます。使いこなすのが難しいカードではありますが、アメックスカードの入会を検討している方はぜひ今回の記事を参考にして下さい。

関連記事一覧

よく読まれている記事一覧

クレジットカードの選び方Card selection points